- 943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/01/26(火) 12:13:06 ID:/ib2JrPi0]
- 正論だと思う。けれど、ボカロはこれとは別の道を提示しているように思う。
twitter.com/burarimachi/ ネットによるアーティストによる直接プロモーションの可能化、違法ダウンロードによるメジャーレコード会社の衰退で、 アーティストにはばら色の時代になるという根拠のない理想を語る人がTwitterには多いが、 レコード会社の援助なしには大規模コンサートすらできない現状が分かっているのか? レコード会社は円盤レコード→CDと媒体が変わるごとにユーザー数と売上を増加させてきた。 しかし媒体が物質ではなくデータそのものになった途端売上が1/2に。電車に乗れば分かるが、 ipodなどで音楽を聴くユーザーは以前よりも圧倒的に増えている。なのに売上は減っている。なぜか? なぜ今音楽ユーザー数が増えているのにレコードの売上が減り、アーティストはコンサートを開くことも困難になっているのか。 それは音楽業界にお金が還流しなくなったため。元凶はやはりネットでの違法ダウンロードだろう。 レコード会社は従来型のシステムにしがみついていては将来はない。しかし違法ダウンロードを放置しておけば、 アーティストの将来もない。音楽業界やアーティストににお金が還流されなければ、新しい音楽制作も行われず、音楽文化は先細りになる。 メジャーレコード会社のやり方は問題があり、その点を引き合いに出して攻撃するのは簡単だが、 その批判者の多くは、残念ながら新しいビジネスモデルを提唱できるだけの能力を持っていない。 批判をするのは簡単だが、新しいモデルを提示するのは生易しいものではない。 結局、物事の仕組みが分かっていないユーザーは既存のレコード会社やJASRACを否定するが、 それなしにどのようなビジネスモデルが成立するのか?JASRACなしに誰が演奏権を徴収するのか。 部外者がただ煽るだけの議論を巻き起こすのは非常に不愉快である。 JASRAC否定論を展開する人は演奏権の徴収はアーティスト自らが行うつもりか。 JASRACは長らく業務を独占していたので問題点もあろうが、全国に人員を配し演奏権の徴収を行える組織はJASRACしかない。 CDが売れなくなった今、演奏権使用料がどのくらいの重みを持つのか知っているのか アーティスト、作家はメジャーレコード会社やJASRACの役割を把握した上で、きちんと自分のやりたいことを主張すべきだ。 私が客観的に見ている限り、アーティストサイドも努力が足りない。安易に既存勢力が悪だという方向に持っていってしまう。 ユーザーの利便性のために、という御旗をあげる人がいるが音楽は車とは違う。車は車自身が売り方が悪いと文句は言わないが、 アーティストは違う。音楽業界はモノではなく、人を売っているのだ。違法ダウンロードとは人を無料で売り買いしているようなのである。 これからのレコード会社は画一的な基準をアーティストに押し付けるのではなく、アーティストが実現したい夢に寄り添うべきだ。 もっともこれはレコード会社ではなく、マネジメント事務所のすべきことかもしれない。CDはなくなっても音楽は不滅である。 CDは無くなっても音楽は不滅である。しかしアーティストやそれを支えるマネジメントにお金が還流しなくなったら音楽は死ぬ。 「音楽を殺すもの」それは心無きユーザーである。このままではアーティストはライブすらできなくなる。 CDが無くなっても音楽は不滅であるが、レコード会社がライブ援助費を出している現実を見れば、レコード会社が衰退すれば アーティストはライブを行うことすら困難になる。既存のシステムを生かしつつ、新しい道を模索すべきだ。 レコード業界の売上は、この10年で1/2に減っている。しかし携帯用音楽プレイヤーの売れ行は好調である。これは何を意味するのか。 アーティストのメジャーレーベル離れが進んでいるわけではない。インディーズの売り上げ減はメジャーレコード会社に悲惨な状態になっている。 メジャーレコード会社は存亡の危機。アーティストが自ら販売を試みたインディーズは壊滅。このままでは日本の音楽業界はどうなってしまうのか? 資金の還流が途絶えてしまえば音楽業界は死ぬ。それはレコード会社だけではなくアーティストも同じだ。 これから音楽業界に入ろうとする人は儲けることを考えてはいけない。音楽に携わる仕事に就けること、そのことに誇りを見出すべきだ。 アーティストになりたい人も同様。お金をも儲けるのではなく、多くの人に自分の歌を聞いてもらい感動してもらうことに価値を見出すべきだ。 ともに原点に帰れ。
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