- 32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/11/20(金) 19:31:37 ID:cv/mSjPm0]
- ■自殺者3万人超の現実も行き過ぎた「ガンバレ」のせい!?
「がんばれば、なんとかなる」 「もっともっとがんばって!」 など、日常会話に「ガンバレ」を多用していませんか?人を励ますための定番ワードですが、 使い方を間違えてトラブルを招いているケースをよく見かけます。 昔「ガンバリズム」という言葉が流行りました。戦後の復興期を経て、高度成長に邁進した 時代には、この言葉の効き目は絶大でした。がんばることで、豊かな生活や明るい未来が開けることが 信じられてきたからです。したがって、高度成長期を体感した人は、今でも「ガンバレ」という言葉をよく使うのではないでしょうか? しかし、バブル崩壊を期に、「ガンバリズム」の価値観もまた崩壊しました。「本当の豊かさとはなにか」 が問われ始め、がんばる目的を見失う人が多くなってきたからです。 また近年ではさらに、「がんばることのリスク」もある、ということが分かり始めました。 警察庁から発表される自殺者数によれば、1998年から年間自殺者3万人台がもう10年も続いています。 自殺者に多いのがうつ病を罹患しているケースですが、行き過ぎた「ガンバリズム」によってもたらされたり、 悪化させられることが少なくありません。 「ガンバレ」は、とても便利な言葉だと思っている人が多いと思います。でも、本当は大切な人に 「贈り物」をするような気持ちで言うべきなのです。 何も考えずに濫用するのはとても無責任で、その人の本質や現状を見ていない、ということになります。 みなさんは、正しい使い方をしていますか?
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