- 47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/07/08(水) 22:41:04 ID:tN4RuqrA0]
- 蘭は尿意に支配されたこの状況の中、
全ての元凶となったあの忌々しい朝の事を思い返した。 蘭の脳裏にはその朝の景色が鮮明に映し出される。 蘭「ねぇ、まだトイレから出れないの?」 奈帆「ご、ごめん・・・。昨日食べた蟹が当たっちゃったのかな・・・。」 蘭と奈帆は非常に仲が良く、 家に遊びに行き、そのまま泊まるという事が良くあった。 その日は奈帆が給料日という事で蘭の家で 軽いパーティをしたのだが、 その際に食べた蟹が奈帆との相性が悪かったのか、 こうして朝からトイレを支配する状況を作ってしまったのだ。 蘭の家にはトイレは一つしかなく、 蘭は朝からトイレに行けない状況だった。 しかしいつまで経っても奈帆が出てくる様子は無く、 このままじゃ遅刻すると考えた蘭は トイレに行くのを諦め、そのままニコランの収録に行く事にした。 蘭「奈帆、もう行って来るね。」 奈帆「え?ご、ごめん・・・、蘭ちゃん・・・。」 蘭「いいよ、気にしないで。自分はどこかで済ませてくるから。」 蘭はそう言って家を出た。
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