- 388 名前:レビュー mailto:sage [2009/04/09(木) 17:13:52 ID:KWYxvycl0]
- 「片目の黒猫が神隠しに行った話」を全話見てきた。
古い作品だけど敢えてレビューしとく。 多分に主観が入ってるのであまり信用しないように。 ・あらすじ 周りの人間に不幸をもたらすとして片目の黒猫は自身の居場所に悩んでいたが、 とあるカラスから神隠しにあう山を教えてもらい幻想郷に迷いこむことになる。 ・ストーリー 特に問題はないが、伏線を仄めかしたり何かと作者の呟きが多いせいか 回が進むほど視聴者の反応が一々大袈裟で気分が削がれる。 また、クライマックスでの盛り上がりは良かったが 最終回でいきなり解決後の話として締めくくられているのでちょっと勿体無い。 ・文章 前半は書き慣れていないせいか展開が遅い割に文章量が多い。 後半になるほど地の文が読みやすくなるが、文字送りの速度が妙にゆったりしている。 ・演出 文字が小さめ(携帯ではまず見れない)、アイコンが見難かったり透過が雑、 BGMのチョイスがカオスだったり音量バランスが甘かったりと、粗が多い。 必要最低限の演出は達成しているので「これはひどい」というようなものではないが 動画よりテキストで読みたいと思えるレベルではある。 ・総合 決定的な問題もなくまったり読める作品。 ただし全て読むには2時間以上かかるので1〜2話で視聴を断念したい気持ちにもなる。 また作品の内容より、コメントから漂うアンモニア並にキツい信者臭に耐えられるかどうかも ある意味人を選ぶポイントとなっている。 ・蛇足 見て良かったとも言いにくいが時間を無駄にしたとも言い切れないので50点前後というところか。 投稿当時だったらもっと高く評価したかもしれないが 作品数が1000を超えた今となっては見劣りするのも仕方のないと思う。 ただし完結しているので点数は気持ち2倍にしてあげたい。 途中作品を100点満点で評価するなら、この場合200点満点中の100点というとしっくりくる感じ。
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