- 281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/02/18(水) 23:27:07 ID:xN0ddm780]
- 落ち目の人が日記更新したよー
――ちょっと濃ゆいおはなし―― 現実の世界にも、学園の中には一つの社会がある。 独自の法律があり、規則があり、派閥があり、ヒエラルキーがある。 そこで自分がどういうポジションにつくのか、どう生活するかというのは、死活問題だ。 嫌でも高度なコミュニケーション能力が求められ、 ほんの些細な対応の失敗で、一生の確執が生まれてしまったりもざらだ。 一つの失敗が永遠に取り消すことのできない、もの凄くシビアな世界。 それはまさに、人生の縮図だと云えるだろう。 俺たちはいつも、「家庭」という名の社会での「自分」と、 「学校」や「世間」という名の社会での「自分」、 そして最後に、「我」という名の「自分」との狭間で葛藤をする。 価値観を量る物差しが「我」の一つしかないという程度の コミュニケーションスキルしかないのなら、 自分のポジションに対するジレンマはもの凄いだろう。 いつも「自分探し」をし、かりそめの自分を演じることでギャップを埋めるしかない。 そういう人間は、まともなやつから見ると凄く痛々しかったりするから、 次第にコミュニケーションが取れる対象が狭まり、限られてくる。 大事なのは相手の気持ちを推し量るコミュニケーション能力と、 素直な自分をさらけ出しても安心していられる、成長したメンタリティだ。 要はその人の「外見」とか「特技」とか「特徴」とかなんて飾りでしかなくて、 本当に大事なのは「成熟した思考」、つまり中身ってこと。 ……まあ、ハローエフェクト(後光効果)を考えれば、その飾りも大事ではあるけどね(笑)
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