- 61 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/02/14(土) 17:40:26 ID:IVTgMZDM0]
- 【幻想入りノベル】雷と炎の化生が幻想入り・其の壱
(『うしおととら』のとらが幻想入り) ○あらすじ とらは最近ずっと同じ夢を見ていた。 顔は思い出せないが、その声は覚えている、長髪の少年。 慟哭する少年と、体を貫く致命的な傷、そして光に包まれゆく自分自身。 見知らぬ土地で記憶を失った状態で目覚め、同じ夢を見続けて6日目のこと。 寝床にしていた木から落ち、泥をかぶったとらは、記憶を取り戻せないことにむしゃくしゃしながらも、体を洗うために湖へ。 そこに、最近人里の人間を襲う妖怪を探していた東風谷早苗が、とらをその妖怪と勘違いし、襲いかかった。 結局、誤解は解けたものの、自分の勘違いでとらに怪我をさせてしまったことに責任を感じた早苗は、 とらを手当てするため、神社へと招くのであった。 ○批評 あらすじで既にネタバレだが、最終巻後の話なので、うしとら未読の方はネタバレに注意。 文章力は悪くないと思う。 所々「あれ?」と思うところや、とらの口調に若干の違和感を感じるものの、 1話であることを考慮すれば、成長の余地は十分にあるかと。 ただ、1話で20分というのはやはり「人寄せ」という意味では長すぎるだろう。 多くの人に見てもらいたいならば、もう少し無駄を省く努力が必要だ。 あと、若干作者の態度が卑屈な方に偏ってる気がするので、もう少し自分の作品に自信を持ってほしいと思った。 ○チラ裏 うしとらはすごく好きな作品だし、主人公がとらということで東方世界にもマッチさせやすいと思う。 個人的には続いてほしい作品。
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