- 670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/01/04(日) 00:47:57 ID:LRZ/zVvR0]
- >>668
よし、言ったな?言ったな? 大事なことなので2度確認しました。 ちなみに今書いている機体安定性の項目はこんな感じです。 F−4にはデパーチャーした後に操縦桿を操作すると直ちにスピンに陥って回復不能 という悪癖があったわ。 でも、当時、F−4みたいな超音速戦闘機は高い迎え角での飛行を行うことは滅多に 無いと考えられていたし、仮にそう言う状況に陥ったとしてもパイロットがその制限を 守りさえすれば問題ないと考えられていたの。ところが、ベトナム戦争が起こってみる と超音速機も旋回戦を行うこと、その状態で飛行制限を厳守することは高い練度を 持ったパイロットであっても難しいことが分かったの。そこでアメリカ軍はMIL−F−8587を 規定して敵機に注意を払っている、いわゆる『Head out of cockpit』状態のパイロットが どんな操作をしても機体の特性が原因で操縦不能状態に陥らないことを規定したの。 一つの具体的にな例で言うと『失速状態まで旋回戦を続けた上に操縦桿を左右どちらかに めいっぱいまで入力してもスピンに陥らないこと』ね。これによってそれ以後の機体は 大きな空気抵抗を生じることを承知で大きな垂直尾翼を持つようになったわ。 ちなみに初期のF−4の場合はこの例に当てはめると『急激に回転を開始し、制御不能の スピンに陥る』としてEランクに分類されるわ。 後にスラットを追加することによって『回転率の増大はゆっくりしており、対応可能(制御不能に なる前に回復可能)』のDランクになったの。 F−14の場合は『失速状態から操縦桿を左右どちらか一杯に倒しても、激しいスピン状態へと 発展しない』というクラスAを満たす基準ではあるけれどもこの場合は、SASと呼ばれる 制御システムで制限をかけることによって、その状態では操縦装置を動かしても動翼が 動作しないようになってるのよ。 フライトマニュアルにも「SASを切った時はこういう操作はするな」と明記されているわ。 単純にテキスト段階だからまだアイマスネタはからめて無いけど……。 これにアイマスネタ挟んだら余裕で1時間越えになると思う。 個人的に10分超えたムービーってのはなかなか見ないからどうしようかと考えている。 このムービーはここまで見たっていう栞みたいな機能がニコ動にあれば良いのに。
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