- 578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/12/28(日) 20:42:46 ID:nZXFVo320]
- きれいな内容はほかの先輩のPの方々が語ってくださると思うので、ちょっときたないというか生々しい内容を
私の今回の結論から言います。 アイマスを動画に取り込むと対象とする消費者を手っ取り早く、ちょうどいい程度に絞り込めて動画製作がしやすくなるからです。 対象消費者=顧客を絞り込むことはセグメンテーションといって、マーケティング=「顧客満足を実現するための活動全般」の基礎にあたります。 多種多様な消費者がいる現在では全ての消費者のニーズやウォンツに応える事は不可能ですから、消費者を絞り込んでそれに最適化しよう、ということです。 例えば、本家アイマスは大量にDLCを用意し極めて大きな販売を達成しています。 ただし、DLCはゲームショップを介さず既存のゲーム業界から見れば異端です。 そのため、宣伝面での関係者からの協力が得られない事が大きなハードルとなります。 しかしながらアイマスは顧客として情報収集能力に長けて自分たちから行動を起こしてくれるオタク達を想定していたでしょうから、DLCの大量開発に踏み切れたわけです。 つまりアイマスは顧客をオタに絞り込んで、それに最適な戦略=本格的なDLC戦略 をとれたわけです。 もちろん、ニコニコへの動画投稿は金目当てではありません。 しかし、仮に経済活動以外の(文化)活動であったとしても、マーケティングは有効です。 そもそもマーケティング=「顧客満足を実現するための活動」 は金儲けというよりも、 心変わりのしやすい消費者からできるだけ長い間支持されることで事業を存続させやすくするという目的が色濃いからです。 ニコニコ動画風に言えば、「できるだけたくさんの人に見てもらって、感想コメや応援コメを頂いて動画制作のやる気を起こす」って感じです。 作りたい物作るのが同人や投稿の原則なのですが、やっぱり動画づくりはとても大変なのでそういう奮起材料がないと長続きしません。 さて、ニコニコ動画で動画にアイマス要素を仕込むとどうなるか。 顧客設定が「アイマス民・アイマスに興味がある人(・アイマスに拒否反応を起こさない人)」に絞られます。 これはとてもいい具合のセグメンテーションです。なぜなら… ・それなりに多数の視聴者を想定できる ・その割にどういうふうに視聴者が思っているかが明確になっている からです。(他にもメリットは多いです。宣伝が楽だったり見た目で反感買いにくかったり) 例えば、教養講座を作る時。自分を講師にすると「なに上から目線してんの?」と反感を買うかもしれません。 生徒があまりにも都合のいい質問を繰り返すと「自演乙」と飽きられるかもしれません。 しかし講師を小鳥さん、生徒をやよいにするとどうでしょう? 小鳥さんはアイマスではかなりの年上キャラ、しかも事務員さんです。「基本的には(妄想除けば)しっかりしている(だろう)」と視聴者はイメージを持ってる(という前提で制作者は動画制作できる)。 やよいは素直で明るいキャラ。まっすぐ素直にモノを考えて、納得するととても明るく喜ぶだろう、こんなふうに視聴者はイメージを持ってる(という前提で制作者は動画制作できる) 落ち着いていて御しやすいというイメージの雪歩も生徒役が多いですね。 こういう風に視聴者が持つイメージを想定できれば、そのイメージを再現して無難にこなすことも、イメージ通りのネタを挟むことも、あえてイメージとはずらしたネタを挟むこともたやすいのです。 アイマスを取り込めば超ニッチな内容でも顧客拡大が望め、しかも何をやればいいのか比較的わかりやすい。ならばアイマスを取り込むのも道理でしょう。 長文すいませんでした
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