- 352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/07/30(水) 04:35:38 ID:Ba8z2WNc0]
- >>350
0dBは「絶対音量」で、そのシステムではそれ以上扱えない最大の音。これを 超えたらデジタルなら抑制処理がかかるし、アナログなら波形が天井と底を打つ。 これがクリップ。それが連続して激しくなったものが音割れ。 動画講座とかで「0dBに近くなるように」と書いてあるけど、顰蹙を買うのを 怖れずに言えば、その注意に囚われすぎるのは本末転倒だと思う。 「大きい音=良い音ではない」という命題が真なら、何が何でも0dBに近づけたら 良いというものではないことになる。技術だの操作だのはあくまで手段に過ぎない。 目的は気持ちよく歌って、それを録音して、他の人に聴いてもらうことのはず。 3行目はその通り。緑の線については「もしかしたら補正とかイコライザとかで 妙なことになってないか?」という疑問から貼ったまでで、この画面を見ながら 歌う奴はいない。動いてるところを見たら分かりやすいと思う。 人間が声帯を震わせて声を出している以上、個人差は出る。確かに特徴的だと 思ったけど気にする事柄ではない。個人的には好きな声質だし。同じ音程で 発音しても、極端な例だが小田和正と桑田佳祐では波形が全然違うはず。 違うからってどっちが良い悪いの話じゃない。逆にサイン波(たとえば時報の 「ぷっ」が440Hz、「ぽーん」が880Hz)だと倍音がまったく出ない。なじみのある 音だけど、別に良い音って訳じゃないな。 その山を集めると生波形(貼った画像だと上)になる。ただ人間の耳には、目で 言う錯覚みたいな特性があって、波形の高いところ・低いところが連続して いるように聞こえる。これが包絡線で、AMラジオの原理。英語ではエンベロープ。 なんか音響工学の領域に入ってきたからこの辺でやめとく
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