- 164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2008/03/30(日) 23:54:57 ID:rnTSAuup0]
- >>161
>事実本当に「やってる」のならば、ミンクの系統群の実態、冬場の行動が >掴めてる筈なんだけどねw 生態系の研究なんてことに、あなたはまったく興味がない人だということはわかります。 ミンククジラにしても、シロナガスクジラにしても、個体群生態の基本、系(統)群は 部分的にわかっているというのが現状です。そのためには各地の、多数の細胞サンプル を統合する必要があります。各地、各国の細胞サンプルの所在地は専門学会に知られて います。 ホッキョククジラ、タイセイヨウセミクジラのように、全体の系統群(ストック) 構造が解明されると、個別のデータが統合されて、捕獲可能数シミュレーションが コンピュータで何万通りもくりかえされ、IWCで年間捕獲可能数あるいは5年間の 通算捕獲可能数が提示されます。(タイセイヨウセミクジラの場合、当然のことながら ゼロになるのがわかっているのでIWCではやってないだけです) 南極のミンククジラも、76万頭いるとか、100万頭いるとか、言われても、それが どういうグループに分かれて生殖活動をやっているのかわからなければ、捕獲可能数は ゼロです。獲りたければそういう構造を調べようとするはずなのだけれど、日本には 18年間の調査期間で、そういうことをやろうという気がまったく無かったのが 問題なのです。 なぜかというと、本当は商業捕鯨なんかやりたくないからだ、というのが最近 各国に理解されてきた事情のようです。進んで民営化したがる役人や外郭団体 なんていないですからね。
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