- 18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2008/03/19(水) 17:56:31 ID:jsA9lXnS0]
- パンツのいう「会社員」はニーチェの言う「おわってる人」と同じだな
100年以上昔から人類のほとんどは会社員 ↓ 「最低の軽蔑について話そう。おしまいの人、末人のことを…… 『愛って何?創造って何?あこがれって何?』 ――こう末人は問い、目をまばたかせる。 そのとき大地は小さくなっている。その上を末人が飛び跳ねる。 末人は全てのものを小さくする。 この種族はのみのように根絶できない。 末人は一番長く生きる。 『われわれは幸福を作りだした』 ――こう末人たちは言い、目をまばたかせる。 彼らは生き難い土地を去る。温かさが必要だから。 彼らは隣人を愛しており、隣人に身体を擦りつける。温かさが必要だから。 病になること、不信を抱くことは、彼らにとっては悪となる。 彼らはいつも警戒し、ゆっくりと歩く。 なぜなら石にけつまずくもの、人間関係で摩擦を起こすものは 彼らにとって馬鹿者だから! 彼らはほんの少しの毒をときどき飲む。それで気持ちの良い夢を見る為に。 そして最後には多くの毒を。そして気持ち良くなって死んでゆく。 彼らもやはり働く。なぜかといえば労働は慰みだから。 しかし慰みが身体に障ることのないよう彼らは気を付ける。 彼らは貧しくもなく、富んでもいない。 どちらにしても煩わしいのだから。 誰がいまさら人々を統治しようと思うだろう? 誰がいまさら他人に服従しようと思うだろう? どちらにしても煩わしいだけだ。 既に牧人さえなく、畜群だけ! 飼い主のいない、ひとつの蓄群! 誰もが平等を欲し、誰もが平等であることを望んでいる。 みなと考え方が違う者は、自ら精神病院へ向かってゆく。 『昔の世の中は狂っていた』 ――と、この洗練されたおしまいの人たちは言い、目をまばたかせる。 彼らは賢く、世の中に起きる物事をなんでも知っている。 そして、何もかもが彼らの嘲笑の種となる。 彼らもやはり喧嘩はするものの、じきに和解する ――さもないと胃腸を壊す恐れがあるのだから。 彼らも小さな昼の喜び、小さな夜の喜びを持っている。 しかし、彼らは常に健康を尊重する。 『われわれは幸福を作りだした』 ――こう末人たちは言い、目をまばたかせる。 ここでツァラトゥストラの教説は終った。 これを世に呼んで、序説というのである」 (フリードリヒ・ニーチェ「ツァラトゥストラはかく語りき」)
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