- 178 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/02/26(火) 21:36:20 ID:eR//HN3C0]
- 前にコリン・ジョイスを例に挙げてあちらのメディア傾向に触れた者です。
今日の北海道新聞で英国人による「日本人の歴史認識」の記事がありました。 主題は違うけど、捕鯨とも繋がるポイントがある気がしたので要約します。 ・日本人にとって歴史は複雑な問題である。各々の立場や考え方が様々であるため、 日本国民が共通するひとつの「戦争の歴史」というストーリー立てをするのは不可能。 →一方英国民では「悪のファシズムに対する良い戦争」という共通認識がある。 ・国際社会での歴史観には食い違いが起こる。 →メディア問題として考えるべし。 →他国メディアでの日本関連ニュースには偏りがある。 政界、経済、不思議な日本の伝統などばかりが報道されがち。 →日本国内での議論や、日本人の考え方の多様性が見えづらい。 →日本の歴史認識は常に右よりと思われがち。 ・外国人記者は自国の編集者や読者の期待に沿う記事を書かなければいけない。 →「日本軍が悪かったし、日本人の歴史認識が不十分である」とすれば記者としては楽。 歴史を捕鯨に置き換えてみても、破綻しない内容だと思います。 記事の締めは 「日本のイメージづくりにとって、日本政府が一番重要な役割を果たす事は明らかだ」 となっていましたが、捕鯨に関しては既にことが動き出しているので、今更政府が 行動を起こしたら逆にややこしくなるだけでしょうね。
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