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469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/12/28(金) 01:48:42 ID:oAo+LbvP0]
デリダの明らかにした、現前主義の批判とは、それでは日本の文脈でどう活用された
と思ってるのか?ポストモダニズム的な詭弁の為に寄与しただけなのか?
そんなことはない。分かってる人達はちゃんと分かっていた。
要するに、ここに書きに来てる柄谷読者の実態が無知だというだけなんだよそれは。

現前性が優位だという論理の批判、
直接性、具体性が優位だという論理の批判
人間の実質を、現前的で直接的、具体的なものだという人間的主張なわけだな。
最初に、近代で広まったのが。
ということは、知識人よりも優位なのは、民衆であり、大衆であり、
生き生きとした、現住民たちであり、根拠とは、彼らの直接的な生活であり、
原住民たちの苦痛であり、労働者の直接性であり、労働者がエライ、
大学は腐敗だ、大学を破壊せよ・・・etcという論理に展開したんだよ。
その実例は、日本の脈絡で言えば、山本義隆(現駿台予備校教員)の1967年の
「自己否定」マニフェストだとか、公害学の宇井純とか、駿台で小論文やってた和光大の
最首悟とか、そういう形で続いた。
それでは、そういう「生き生きとした民衆」なんていうのは、一体どこにいるのか?
仲正昌樹じゃないけどさ。そんなものは、現実には、どこにもいないんだよ。
知識の形態が作り出すある種のブラックボックスなわけ。
具体的で直接的なものの優位という裁定の論理が。それに対して、

不在のものの規定、抽象的なもの(即ち超越論的なもの)の重要性、
無意識の発見、・・・
というように、現前優位の権力構造をひっくり返すこと。
これが80年代前後で行われた、知識上の変革だったわけだ。
これは、哲学史の枠組で言えば、経験的なものと超越論的なものの対立の図式
ということで語ることが出来る。日本では、この人間的な水準としての経験主義支配の構図
=無意識的構造の隠蔽の図というのが、吉本隆明まで続いていたという現象に当たる。








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