- 318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/01/15(火) 00:53:48 ID:hlKu244Q0]
- この流れを読まず、数あるニコニコ系ツクール企画の中でも、何故ニコニコRPGは安定して
100kヒットを叩き出すシリーズになり得たのかを考察してみた 「『言うまでもない)』まで読んだ」推奨 ○出落ち染みたスタート 今となっては最早そんな形跡はどこにも見られなくなったが、第1話が投下された直後 コメントやタグには「出オチ」に関係したものが多く見受けられた。 そりゃいきなり陰陽師をそのまま出されれば誰だってそー思う。俺もそー思った。 だが視聴者の心を掴む上で、これ位のインパクトは今にして思うと必要条件だったとも言えよう。 ○設定が誰にでも分かる グランドソードは10万ヒットと(動画一般で見れば多い方だが)若干ヒット数が少ないものの、 陰陽師・ムスカとあまりに有名すぎるネタからスタートしたことによって、 「置いてけぼり」の状況に陥る視聴者は極めて少なかった。 (むしろ、ニコニコRPGからグラソを知るという流れすら当時のコメントは作っていたかも知れない) 確かに、ストーリーの綿密さという観点から言えば、他の作品と比べて見劣りはする感はあるが、 その不足分は視聴者間の「暗黙の了解」によって補完される構造になっている。 従って、ストーリーはわざわざ自分で多くを語る必要がそもそもなかったのであり、 それが却って内輪ネタの総決算として受けが良くなる要因となったという節があることも否定できない。 ○次回への引き あまり重要視されないが、第一部では次回予告の意味として次回ステージの冒頭を収録していた。 第一話においてはこれがエアーマンであったわけだが、有名ネタに次ぐ有名ネタ、 そして個人的にはこれが重要であると思うのだが、使用されたアレンジBGMが質の高いものであったために 視聴者に次回への期待を強く抱かせたまま第一話を終えることに成功している。 この展開の繰り返しの構造は、見る側にとって次回への期待を1週間キープさせると共に、 そこから発展して同じ回を繰り返し見る動機付けにもなり得るのではないだろうか。 つまり、次回へのwktkを誘発する次回予告という装置は、そのwktk故に それを見るために動画を見るというループ構造さえも引き起こす可能性があるのである。 ○単発動画の積み重ね的構造 第二話以降はテーマに準じたネタが中心になることが多くはなったが、 シリーズを通して動画の内容はカオスMAD系のそれに極めて近しい。 またSUMOUを第一話のボスに設定したことで、いわゆる「最初からクライマックス」の展開となり、 ネタの出し惜しみをしないシリーズとしての期待を見る者に抱かせるに至った。 そして動画世界を転々とする展開は、あるキャラを出せという要望・妄想を容易に誘発させるものであり、 それを以ってして視聴者をシリーズに拘束させることさえ出来てしまう。 これらは言うなれば、ニコニコRPGはシリーズの形式を取っているものの 単発動画の積み重ねに近い要素があると換言することが出来る。 そしてそれに加えて、物語における目的は非常にシンプルであるが、逆に言えばストーリーの積み重ねを前提として シリーズが進行していく他シリーズに比べて、途中からでも入りやすい展開となっているのである。 (これにオールスター動画であるため初心者ホイホイ動画となっていることが寄与していることは言うまでもない)
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