- 691 名前:670 mailto:sage [2007/09/07(金) 21:53:02 ID:???0]
- >>664
ν速スレに貼られたやつを見つけてきたお ------------------------------------ 「なんなんですか、って言われてもなぁ…」 「あなたは、あの行為は冗談だと言いました。だから、ここで僕が本気ですだなんて言ったら、気持ち悪いと思われるに決まってるじゃないですか。」 なんだか急に古泉が喋り始めた。泣きそうな顔をしながら。 「だから、僕は本気だと言いたくないんです、涼宮さんが怖いからじゃありません、あなたに嫌われるのが単純に、怖いから…」 俺はたまらなくなって古泉を抱きしめた。 何の感動も無いごつい高校男児の体だ。でもその体は、今可哀想なくらい震えていて。 愛しいな、と思った。 俺の為にこんなにボロボロになってるこいつの体が、心が。 俺は怯えたこいつの顔を見上げて、ちょっと背伸びをして唇を近づけた。 古泉はビクリと震えたが、拒まなかった。 夢で見た時とは違って、結構唇がガサついていた。そんなに悩んでたのかな、と胸がきゅっと締め付けられた。 そっと唇を離すと、吃驚するくらい顔を赤くした古泉の顔が近くにあった。 「…顔、赤いぞ。」 「…あなたもです…」
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