- 566 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2006/10/01(日) 03:03:28 ID:R6UvkE6o0]
- ja.wikipedia.org/wiki/Paint_Shop_Pro
非常に安価であることに加え、非常に軽量で特に起動が速く、 それでいて、ラスター・ベクター両方の画像をサポートし、 一通りの画像処理ソフトウェアとして十分な機能を備えており、 ドット絵から本格的なイラストレーションの作成やフォトレタッチまで行えるという事で人気があった。 本格的なフォトレタッチや画像作成などは他のソフトを使用するが、 簡単なトリミングなどの作業には Paint Shop Pro という使い分けをするユーザもいた。 しかし、バージョン7からバージョン8にバージョンアップする際、 コードが大幅に書き直され、 より高度な機能を搭載するようになった代わりに軽快な動作が失われ、残念に思っているユーザもいる。 ファンの中にはバージョン7以前と8以降を両方インストールし、用途によって使い分ている者も多い。 Corelによる買収の弊害 Paint Shop Pro はJasc Softwareが開発、販売を行っていたが、 2004年10月にJasc SoftwareがCorelに買収されたため、開発販売の主導権がCorelに移ってしまった。 それまでのPaint Shop ProはCGそのものを生業とする訳ではないが、 PCのハイエンドユーザやプログラマといったある程度PCに詳しいユーザが画像を取り扱う際に使いやすい、 という非常にニッチなニーズに応える製品であった。 そういう意味ではPhotoShopのような製品と競合する製品ではなく、この製品独自の良さがあった。 しかし、Corelに買収されてからは、利益優先の一般大衆向けの宣伝効果の大きそうな機能 (これは実際に使われることがほとんどない無駄な機能である)を多く搭載し、 動作が非常に重くなる一方使い勝手はむしろどんどん悪くなる方向に改悪されている。 企業買収によって有用であったソフトウェアが駄作として改悪されてしまう好例の一つである。
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