- 352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/11/08(日) 13:31:14 ID:U1ejHdG+0]
- ESX は長年 IDE や SATA のディスクをサポートしてなかったからね。
ESX を使うには SCSI もしくは SAS ディスクが必要というのはごく 最近まで常識だった。もしくは Fibre Channel SAN から SAN ブート。 が、VMware は最近になって漸く SATA コントローラも少しずつサポート し始めた。例えば Intel ICH9、ICH10 など。ただ、いずれにせよ内蔵 SATA ディスクをサポートし始めている目的は ESX/ESXi 自体の格納 場所、ブート用領域という位置づけであり、VM の I/O 性能を語るような ものではない。 近所のスーパーまで買い物に行くのに、F1マシンを用意して、それで 乗り心地が悪いだの荷物が詰めないなどと文句を言ってる奴がいたと しても、そんな奴はアホだと皆が思うだろう。レーシングカーはサーキット で走らせてなんぼだろ。 ESX/ESXi も同じ話で、VM の I/O 性能を語るなら、ちゃんとしたストレー ジアレイ装置を用意すべき。FC はもちろん、iSCSI や NFS のストレージ であっても、本格的なストレージ装置を使ったときの ESX/ESXi の I/O 性能はマジで爆速だよ。 ML115 G5 ということは、恐らくオンボードの nVIDIA の SATA コントローラ を使っているということだよね? MCP55 だっけか? これに SATA ディスクをつなげてるってことかな? たぶんこれ AHCI モードで動かない よねぇ確か。IDE モードでぶら下がってる SATA ディスクじゃ話にならん なぁ…。ESX/ESXi からの VM の I/O って、シークがすごいのよ。 激しく Random I/O になる。こういう特性の場合、接続バンド幅ではなくて 各 I/O リクエストに対するストレージ装置の応答速度が性能を決定付ける。 キャッシュを搭載した本格的なストレージ装置を使うと爆速なのはこのため。 IDE モードでぶら下がってる生の SATA ディスクじゃどうしようもないよ。 内蔵ディスクでも、SCSI や SAS のものだと Tag Queuing などの機能の おかげでシーク負荷が下がり、結構マシになるけどね。
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