ただ単に「広義 vs. 狭義」の図式だと、狭義が広義全体の一部分をなすので、 狭義側からみて再帰的な自己定義になってしまい、トートロジーの無限ループに陥る。 「差集合」と導入して考えれば、トートロジーの無限ループは防げる。 なお、再帰的な自己定義について端的に例を挙げると、 「東」を「西の反対にあたる方角」、「西」を「東の反対にあたる方角」と説明するみたいなもの。 これは事実に即した説明ではあるけど「『東』=『東の反対の反対にあたる方角』?」になってしまう。
DVD のたとえによる質問については、意図を判断するためのデータが足りないのでどちらともいえない。 ただ単に「この TV は DVD も見られるんですよ」としか言わなかったなら No だが、 宣伝マン本人がプレゼンの中で「DVD-R 等の再生には非対応」ということも説明しているなら Yes だ。 で、今回のケースに当てはめると、 例の表は「DVD-R 等の再生には非対応」に相当する記述(optimize 機能の有無の明示)があるので「Yes」。