- 118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/08/17(日) 12:52:03 ID:rTUXq7vk0]
- ■毎日新聞(夕刊) 1998年2月4日 <憂楽帳>
『ナヌムの家』 「好きでやったんだろう」 「売春婦!」 「うるさい、最後まで見ろ!」 先月14日、東京・中野のBOX東中野で開かれた試写会でとげとげしい、やじが飛んだ。 韓国の元従軍慰安婦たちの現在を追うドキュメンタリー「ナヌムの家・パート2」が上映されていた。 やじっていたのは、客席前方に陣取っていた中年の男性2人組だ。会場は騒然となり、収集がつか なくなった。そのとき、会場にいた元慰安婦の女性がすくっと立ち上がって、身の上話を始めた。 日本軍に連行される前からもつらい暮らしだったこと。父親は酒乱で、よそに女性がいて母親を 顧みなかったこと。たまに帰宅すると子供たちに暴力をふるったこと…。 場内は水を打ったように静まりかえった。さて、くだんの男性はというと。なんと、体をがたがたと 震わせているではないか。 「もういい、帰るぞ」 そのひとは精いっぱいの強がりを吐いて、会場を出ていった。 友人が「ちょっと感動的でね」と教えてくれた。「ナヌムの家」(パート1、2)の劇場公開は今月14日から。 ttp://www.jca.apc.org/usokiji/yuraku.html ↓ ■毎日新聞(夕刊) 1998年2月5日 <訂正> 4日憂楽帳「ナヌムの家」の記事中、BOX東中野で先月行われた試写会でとげとげしい やじがあったとあるのは、一昨年の別の試写会での出来事でした。先月の試写会は 平穏に行われました。また元従軍慰安婦の女性が身の上を語ったとあるのは、 映画の中のことでした。確認不足のため関係者にご迷惑をかけたことをおわびします。 ttp://www.jca.apc.org/usokiji/teisei.html ↓ ■映画新聞(1998年8月1日号) ところが映画の中に「身の上」話なぞ出てこない。訂正でさらに嘘を重ねることに。 「認識不足」という次元ではないにもかかわらず、またウラも取らず、虚報に虚報を重ねるとは 報道機関としての体質を問われるところである。 ttp://www.jca.apc.org/usokiji/eigashin.html
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