- 16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2007/06/14(木) 21:45:19 ID:WhSrCmVB0]
- すべてのユーザーを対象にシステムを設計しようとしても
プロジェクトは失敗に終わります。 成功の鍵は、ターゲットユーザーを絞り込んで、そのユーザーの ためにシステムを設計すること−−−−それが「ペルソナ」です。 ペルソナとは設計チームの意思決定を促進するために設定する ”仮想のユーザー”です。 ペルソナは”実在のユーザー”でもなければ、設計チームの ”創作物”でもありません。 ペルソナはインタビューの結果から”発見”するものです。 ペルソナの開発手順は以下の通りです。 (1)インタビューを実施する (2)ユーザーをグループ化する (3)グループ毎に代表的なユーザー像を定義する (4)それぞれのユーザー像に”もっともらしい”個人情報を付加する このようにして1つのプロジェクト毎に3〜7人のペルソナが誕生します。 30から40名のユーザー(インタビューの対象者)と比べれば大幅に 絞り込んだと言えますが、それでもこの複数のペルソナの要求を 全てかなえようとすると設計チームは混乱します。 ペルソナAとペルソナBの要求が相反するという自体が発生するからです。 そこでペルソナに優先順位を付けます。 もっとも優先度の高いペルソナを「プライマリーペルソナ」、それ以外の ペルソナは「セカンダリーペルソナ」と呼びます。 設計チームは、このプライマリーペルソナの要求を満たすことを目標として システムを設計します。
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