- 188 名前:注意情報 mailto:sage [2007/05/31(木) 20:36:37 ID:hvoGoCRJ0]
- Firefoxの拡張機能に設計上の欠陥、「Google Toolbar」などで影響
あるセキュリティ研究者によると、Firefoxのツールバーや拡張機能のアップグレードの仕組みには設計上の欠陥があるという。 2007年05月31日 19時18分 更新 www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/31/news098.html あるセキュリティ研究者が、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」のツールバーや拡張機能(エクステンション)のアップグレードシステムに 設計上の欠陥が存在するとし、警告を発している。 インディアナ大学のクリストファー・ソグホイアン氏は5月30日、自らのブログで、Firefoxの拡張機能に関する脆弱性について記した。問題は、ベンダーが提供する主要な拡張機能が、 SSLで暗号化された「https://」から始まるサイトから提供されていないこと。このため、中間者攻撃(Man in the Middle攻撃)を受けても、ユーザー側ではアクセス先が正しいサーバなのか、 それとも偽のサーバに誘導されているのかどうかを確認することができないという。なお悪いことに、一部の拡張機能やツールバーでは、アップデートが提供されていることをユーザーに 知らせずに更新を行うという。 この問題が悪用されると、ユーザーはアップデート用のサーバにアクセスしているつもりでも、気付かないうちに偽のサイトに誘導され、警告なしに悪意あるソフトウェアをインストール される可能性がある。トロイの木馬などがインストールされれば、セッションを盗み見られ、電子メールアドレスやその他の重要な情報を詐取される恐れがあるという。 この問題が影響するのは、Firefoxを利用し、かつ「Google Toolbar」や「Yahoo Toolbar」、「Del.icio.us Extension」「Facebook Toolbar」といった商用の拡張機能/ツールバーを利用している場合だ。 ソグホイアン氏はこれらはあくまで例であり、数百万ものユーザーに影響が及ぶ恐れがあると述べている。 特にリスクが大きいのは、公衆無線LANサービスのように、不特定多数が利用する信頼できないネットワークやDNSサーバを利用している場合だ。また、パスワードをデフォルトのまま 変更せずに利用している家庭向け無線ルータでも、侵害され、脆弱性を突かれる恐れがあるという。
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