- 885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2007/10/08(月) 13:56:17 ID:1BD+2xjI0]
- >>878
pgpだって暗号化の基本は同じだが? データの暗号化には概ね128〜1024ビット長の暗号化鍵を利用している。 そしてその暗号化鍵はシードという乱数生成して、それから生成される。 暗号化されたデータを復号するには、暗号化したときに使われたこの 暗号化鍵が必要になる。 ここまでは、TCだろうがpgpだろうが同じ。 では、この暗号化鍵をどう保存して、どういう形で利用者に使用してもらうか? ここからが各種ソフトの実装の違いになってくる。 暗号化鍵を復号時に直接入力することは非現実的だよね。(数百ビットのバイナリデータだから) またこの暗号化鍵をどこかに記録しておくにしても、それが盗まれる危険性もある。 そこでこの暗号化鍵を、さらに暗号化して記録しておくわけ。 その暗号化する時に使われるのが パスフレーズ。 生の暗号化鍵が盗まれた場合は、新しい鍵でデータの再暗号化が必要となるが、この方式では ディスク上のデータからは生の暗号化鍵は見つけられない。 パスフレーズを盗まれた場合は、別のパスフレーズで暗号化鍵を暗号化し直すだけですむ。
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