- 752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2007/06/22(金) 11:22:56 ID:2ChIhwKV0]
- 【地域/長崎】パソコンのフォントは美しくない 書道家が書体7400字制作
news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1182408098/ 平戸市宮の町の書道家・立石利一郎さん(53)が、パソコン用フォントに美しい文字を 使ってもらいたいと、楷書七千四百字を書き上げた。目指したのは「ネクタイを締めた楷書」 賞状や看板、墓碑銘、習字の手本などで実用化を目指している。 「パソコンの文字はしゃくし定規に作っていて不格好」。書体制作に取り掛かった動機を立石 さんはこう話す。例えば、「俔」と「例」。同じ人偏でも書業の実践では、旁(つくり)によって 「イ」の大きさと形は変わる。だが、立石さんが見たパソコン文字では、人偏の字に同じ 大きさ形の「イ」が並んでいた。 書道家から見たパソコン文字は、完成度が低い。立石さんは「パソコン万能主義の人は、既存 の書体を模範的な文字と思い込んで使っている。『パソコンの字だから美しい』と思われるのは 悲劇的」と危機感を抱く。制作にあたっては、唐時代に確立され日本でアレンジされた技法を用い、 「歴史の薫りを三センチ四方の中で表現するのは至難の業だった」と振り返る。 漢和辞典一冊分にあたる七千四百字を仕上げるには、三年五カ月かかった。
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