- 603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/12/18(火) 12:08:05 ID:Qkoch/GL]
- >>595
■4.アメリカを助けるなどという甘い考えは、、、■ 松原氏が「国際社会を動かす方法」について、開眼したのは チューリヒで開かれたヨーロッパ経済会議の基調講演に招かれ た時のことである。講演の後、二百人あまりの経済専門家たち の中から次々に質問があったが、その中の一つが松原氏を愕然 とさせた。 日本人が一生懸命もの作りに精を出し、良質の製品をアメリ カへ輸出して得た富をアメリカ長期国債に投資している。それ はすべてドル建てであり、ドルが下落すれば、その財産価値も 減ってしまう。日本人はそのリスクを考えないのか、という質 問であった。 日本はアメリカと友好関係を保つ必要上、赤字にあえぐ アメリカに日本の金を投資して助けることはまず当然とい うか、友好国の使命と思っているのではないか。 と松原氏が答えると、聴衆はあきれた表情で、 アメリカを助けるなどという甘い考えは国家間を律する 論理ではない。助けることによってこちらもそれ以上の利 潤を得ているならまだしも、、、 といった意見が次々に寄せられた。 www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h13/jog172.html
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