- 18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/06/23(土) 17:29:39 ID:JAAerwPX]
- 産経新聞コラム【産経抄】 2007年6月23日
▼地元の人にとって、地名はその読み方にもこだわりがあるということだろう。地名の 読み方といえば、小笠原諸島にある「硫黄島」がこれまでの「いおうじま」から「いおうとう」に と変更された。国土地理院と海上保安庁が、小笠原村の要望を受け入れて決めたという。 (中略) ▼地元にとって、ようやく「戦後」や「占領」が終わったということかもしれない。ところが この呼称変更に米国社会がクレームをつけている。米国でも「イオウジマ」だったからだ。 どこまで本気かわからないが、あるテレビ局は「日本が歴史を書き換えた」と伝えたそうだ。 ▼米国にとって「イオウジマ」は、大戦での輝かしい勝利を象徴する地名である。それだけ 旧軍人を中心に不満が多いという。勝利に誇りを持つのは当然だ。だがそのことで島を 奪われた地元民の気持ちをくめないというのなら、日本流に言えば「傲慢」である。 ▼戦後、日本を占領した米国は日本人に歴史観を押しつけた。大戦の名称も「大東亜戦争」 を「太平洋戦争」に変えさせた。「硫黄島」への反応や慰安婦問題をめぐる対日批判決議の 動きを見ると、まだ占領軍のつもりかと問いただしたくなる。 www.sankei.co.jp/ronsetsu/sankeisho/070623/sks070623000.htm
|
|