- 94 名前:名無電力14001 [2009/01/18(日) 17:48:23 ]
- 新型インフルワクチン 臨床試験で安全 確認
1月16日12時36分配信 河北新報 創薬ベンチャーのUMNファーマ(秋田市)は15日、開発中の新型インフルエンザワクチン「UMN―0501」の臨床試験の結果、有効性と安全性が確認されたと発表した。 臨床試験は2008年、都内の医療機関で20―40歳の健康な男性125人を対象に実施。 ベトナムで人に感染した強毒性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスに対して有効性が確認され、重大な副作用も表れなかった。 通常のインフルエンザワクチンでは、効果を高めるために水酸化アルミニウムを添加するが、非添加でも有効な上、接種部位に痛みが出る割合も添加した場合より著しく低下したという。 UMN―0501は遺伝子組み換え技術により、約8週間で製造できる。 世界的大流行(パンデミック)の際、ふ化鶏卵を用いて完成まで半年かかる従来の製法に比べ、新型インフルエンザウイルスから短期間でワクチンが開発でき、大量生産も可能な利点がある。 この製法で新型インフルエンザワクチンを製造するのは同社が国内で初めてで、研究開発費の助成などが受けられる厚生労働省の希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)に指定された。 同社は年内にも、有効成分を増やしたワクチンの臨床試験を始める。 試験結果は2月にある世界保健機関(WHO)の新型インフルエンザワクチンの臨床試験に関する評価会議で発表する予定。 金指秀一社長は「新型インフルエンザ発生の危機が叫ばれる中、早く安定供給できるよう着実に臨床試験を進める」と話している。 最終更新:1月16日12時36分
|
|