- 835 名前:U-名無しさん [2008/05/28(水) 13:58:28 ID:WlrmNfA+0]
- 「俊輔効果」薄く−連携ちぐはぐ W杯予選へ課題残す(今日の日経朝刊)
欠けいていたピースが当てはまり、目覚しいサッカーに― そんな皮算用通りにことは運ばなかった。 中村俊を迎えての、ただ一度の“音合わせ”の機会。 前半は遠藤、山瀬功、巻とジョイントしたが、 パスは回れどペナルティエリア付近で攻めが停滞した感じ。 松井、高原、大久保へと仲間が順々に入れ替わった後半も芳しいものではなく、 パスのテンポ自体がどこかへ遠のいた。 勘所を押さえた中村俊の長尺キック、松井のポップな動き。 ソロのパートではいい音色も聞かせたが、 それらが互いに引き立てあっていたかというと・・・ 「前半は回せたけどね相手も引いていたし」 「といって、いいサッカーが勝つわけでもないし」思案顔の中村俊。 息の合わせ方がこなれていたのはオシム前監督のころよりのなじみが多い先発組。 さりながら、遠藤、鈴木、巻、阿部はいまだコンディション不順で このままW杯予選の渦に放り込んでよいのかどうか。 「前半のメンバーではこういう(パス一辺倒の)展開になる危険性はあった。 シンプルにボールを動かすのは悪くはないがそこで裏をつくプレーが出れば」。 そう語った岡田監督は、後半の「(前に絡んでいく)松井の運動量」に一筋の光を見た様子。 課題の捕らえ方も各人各様で、どこやらまとまりを欠いたなか、パラグアイのマルティーノ監督の観察はシンプルだ。 「日本は前後半で別チーム。自滅に近かったと思う」遠慮のない評価が下された。(阿刀田寛)
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