- 491 名前:62 ◆1m0MDHz2FE mailto:sage [2008/12/09(火) 22:32:17 ID:5UA+qDY9]
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第十七章 晒し刑 いよいよ、処刑まで3日と迫った日の朝 「ガシャンッ!!」 ダボイとヘスが鉄扉を開け、広美の地下牢に入ってきた。 「小娘。 今日からお前を村の広場の台に繋いで3日間晒す。 この牢獄とも今日でお別れだな・・・。」 ダボイはそう言うと、グッタリと鎖に吊るされた広美をなめまわすように眺めた。 「・・うっ・・・うう・・」 目を覚ましたばかりの広美は苦しそうにゆっくりと顔を上げ、 うっすらと目を開いていた。 広美の頬には、いく筋もの涙の流れた跡が残っていた。
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