- 401 名前:62 ◆1m0MDHz2FE mailto:age [2008/11/08(土) 01:57:11 ID:GqW0pukI]
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広美が意識を取り戻した時、そこはいつもの、石造りの地下牢だった。 視界には石畳の地面と、制服姿の自分の体が写った。 いつも身にまとっている白い半袖丸襟ブラウスは ボタンを全て止められている状態であり、 その下には紺色の吊りスカート、そこから伸びる鳥肌の立った太もも、 白いソックスを着た、つま先立ちの足。 胸元には、今もジンジンと焼き印の痛みが残っている。 苦痛に胸を押さえようとするも、頭上で鎖のジャラリという音が鳴る。 両手首に感じる鉄の枷の冷たさと、締めつけ感。 突き刺さるような、寒さ。 ハァ・・・っと広美はため息をつくと 白い息がぱぁっと眼前に広がった。 広美が横を向くと、強制的にバンザイをさせられた腕が目の前にあった。
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