- 455 名前:まこチンに愛を込めて mailto:sage [2005/09/28(水) 14:33:48 ID:FgyV0OTe]
- 真っ白い景色の中に浮かんだ人影に叫んだ時、既にその姿はなかった。
もとより黒革のアイマスクの下に人の姿が映るはずもない。 (夢?) それにしてはあまりにも確かな実在感があった。 否、ある。 現に姿は見えなくなっても感じること、触れることが出来る。 (そう、こうすれば) 胸元に固定された両手を組んで祈ればいい。 そうすれば聞こえてくる。 生まれるよりももっと前、水野亜美と名を変えてこの星に生まれ変わろう事など、 思いもしなかった頃からのメッセージ。 我がままなお姫様の世話に明け暮れ、愛人達と、そして恋人と愛しあった日々の遠い記憶。 (お尻が好き、お尻でするのが好き、お尻にするのが好き、お尻に入れるのが好き。 私をあげるの、お尻をあげるの。まこちゃんに喜んでもらうの。私を愛してもらうの。) それに相応しい身体でなくてはならない。 難しいことではない。 取り戻すのだ。 本当の自分を。 再びあきあがってきた力を振り絞って硬いガラスの管を咥える。 身体が熱い。 閉ざされた視界に光が見えた。
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