- 219 名前:セラ尻に愛を込めて mailto:sage [04/12/27 11:13:25]
- 何時間かたって、全員が、今度は吐き戻された。日差しから判断するに、昼前と言ったところか。
吐き出されたのはただっ広い川原だった。川の水は澄み切って、深い淵の底まで見えた。 昨日から何も食べていない。 せめて空腹感だけでも癒そうと、痛む身体で這いずって水辺に向かい、口を付ける。 お世辞抜きに美味しい水だった。隣にトカゲもやってきて一緒に飲んだ。 とりあえず空腹感が満たされると、激しい便意に襲われた。 腹がゴロゴロと鳴り、腹痛に苛まれる。腹を壊したわけではない。 腸内のミミズが直腸に移動するために起る苦痛だった。 直腸に陣取ったミミズは、セーラー戦士の肛門から自らの末尾を突き出し、 今飲んだばかりの天然水を体外に汲み出してしまう。 そうして強引に排泄させた水を、トカゲが尻に齧り付いて飲み干して行く。 腹の中が空っぽになると、ミミズが口から這い出て自分で水を飲んでセーラー戦士の腹に満たし、 それを再び汲み出してトカゲに供給する。 その過程でエナジーが吸い取られてしまう。 腹一杯の水を汲みだされただけで、並みの人間なら干からびてしまうはずだ。 強大なエナジーを秘めたセーター戦士なればこそ、搾取に耐えることが出来る。 同時に、昨夜のトカゲの中毒の原因も理解できた。 慣れない量のエナジーを一度に食ってしまったからだろう。 最初は黒かったトカゲの目の色が、食った相手に応じた色に変わった理由も推測できる。 戦士の力を食われたのだ。 トカゲたちは、セーラー戦士が出涸らしになる前に満腹したようだ。 まだまだ新鮮なエナジーが溢れる戦士を食い残し、残飯を川原に放り出す。 今度は血肉になる獲物を求めて、川に入って漁を始めた。
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