- 197 名前:セラ尻に愛を込めて mailto:sage [04/12/22 01:52:44]
- ミミズの動きに連動するかのように、トカゲの行動がより積極的になった。
ヴィーナスの顔を上下から咥えて無理やりに上を向かせ、 口に含ませていた舌を、一直線になった食道を通して胃にまで押し込んできた。 激しい嘔吐感が襲い、胃液が逆流するも、流し込まれた唾液の圧力で押し戻される。 やがて唾液に含まれる毒が神経を犯し、鼻を突く刺激臭が芳しく感られる様になってきた。 嘔吐感が収まり、舌を積極的に呑みこもうとする。 喉といい尻といい、自分の意思に逆らう体がもどかしい。 悔し涙は頬をつたわらず、唾液に流される。 長い舌は胃の中を味わうと、閉門をこじ開けて更に奥に入って来る。 トカゲは舌を一度引き抜き付着した内容物を呑みこむ。 ヴィーナスの口に胃液の酸味と胆汁の苦味が広がる。 (こんな美人のなんだから、さぞや美味しいんでしょうねぇっ!ありがたく思いなさいっ!) せめてもの抵抗にと無言でついた悪態には、トカゲも全面的に賛同したようだ。 何度も舌を出し入れしてヴィーナスの消化液を賞味する。 マーキュリーは目を覚ましても夢の中にいた。 精神は完全に敵の手中にあったが、それでも腹部の不快感は絶えがたく、 苦痛から逃れようと喉に流し込まれる甘露をむさぼり、舌にしゃぶりつく。 何度も感じる弾力のある喉越しが、麻痺した頭脳にはご馳走だった。 ミミズは十二指腸にたどりついたところで舌に通せんぼされ、素直に反転する。 腸壁が強引に広げられ、痛みとは別種の苦痛に襲われる。 マーキュリーには知る由も無いことだが、ミミズは腸の内容物を食っていた。 往路で直腸から小腸まであらかた食い尽くすと、復路では襞の奥までなめとろうとする。 顎も歯も舌も無い、丸い肉質の口でこそげとるようにして腸壁を突ついて回る。 食べ残しが無いように、腸の中を何度も往復する。 その度にとぐろを巻いたり、二つ折り三つ折りになったりを繰り返す。 ただでさ腹具合に苦しめられているマーキュリーが悶絶する。
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