- 730 名前:右や左の名無し様 [2006/08/23(水) 18:26:01 ID:Ceeummop]
- 欄のトコより、相変わらず強烈だわ
◇・・・話を進めよう。8月9日の理事会だ・・・。 藤岡信勝は、理事に入ったばかりの部外者(小林正)が、創立メンバーの唯一の生き残りである自分を差し置いて会長になるとは、もう、憤懣やるかたないのである。 世間様にとって、教科書を学ぶ子どもにとって、「藤岡信勝」なんて人はいなくてもどうでもいい人なのであるが、 藤岡インナーワールドでは、それは、「世間での、大いなる笑い者」になることを意味するのです。 だが! 小林会長擁立は、迅速に行われてしまった・・・。 藤岡信勝の心に、いつもの、【強烈な猜疑心】が生まれた・・・。 いつもは、それは【被害妄想の脅迫観念】なのだが、今回は、真実だと思われた。 「次は、自分の排除に鈴木は動く」!!! 頼りにしていた旧民社連中を見る、と・・・。 田久保先生は、いつもの通り、その真意は読めないのだが、言動が明らかに自分向きではない。 遠藤先生は、腕を組み、目を閉じて、理事会の聴講を続けていた・・・。 高池・杉原は、明らかによそよそしかった。彼らは、自分らの心中を悟られてはいけないと、藤岡に気を使うのだが、それが却って、不自然なのだった。 鈴木尚之だけが、いつもと変わらない様子だった。 ああ、こいつのポーカーフェイスは信用できない・・・。 ・・・お、俺の信用できるのは、てゆーか、俺の言いなりに騙されるのはこいつだけだ。 と、藤岡は福地を見る。 福地は、藤岡の視線を感じると、口もとに笑みを浮かべ、頬を赤らめた。 福地は、少年のように思った。 「ああ、僕は、藤岡先生の信頼を得ている。西尾先生は何故だか、電話しても出てくれなくなってしまったが、僕には、藤岡先生がいる。この人についていけば、日本保守論壇の不動の一角・つくる会で活躍していけるんだ^^」 藤岡は、いつもの共産主義者特有の酷薄な笑みを浮かべた・・・。 「このバカ(福地)は、まだ【使える】!!!」
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