- 140 名前:右や左の名無し様 mailto:sage [2018/11/14(水) 23:26:14.96 ID:YWitE+Y70.net]
- >>133
>その近代の影響を近代的な価値観で論じられるというのは、ある種狂気のようなものを感じるな。 これは、バークやトクヴィルが指摘した、統計的な数量化への批判と同じだね たしかにこのような行為は、半ば狂気にも等しいであろうが、その狂気を承知で、このような数量化が時として必要であると考える そもそも歴史学というものが、「墓場から死体を掘り返す」ような性質を持つ 重要なのは、このような暗い側面に自覚的であることで、自覚しつつも必要ならば墓を暴く覚悟ではなかろうか >それでもヨーロッパの人口が3800万人だったとされる時よりもさすがに現在の方がキリスト教の礼拝の総数は多いでしょ 3800万人だったのは、中世ど真ん中の暗黒時代だね この時期は、そもそも礼拝のための施設が整備されておらず、記録も少ないため、実数を掴むことは難しい 記録がまとまってくる1600年の欧州人口がおおよそ一億人、1800年に二億人、現在の七億人となるが、 日曜礼拝の参加者の絶対数の推移は、1600年頃がピークで、そこから減少トレンドに入っている いったい、現代七億人の欧州人の内、欠かさず教会に通う者がどれだけいるかと想像すれば、数字を見なくとも判断がつくであろう
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