- 126 名前:1 [2007/03/27(火) 13:41:06 .net]
- どうもです。
日本が「来たい国」かどうかは、アジア人と西洋人(ロシア人含む)とで全然 尺度が違うと思います。彼らにとって日本が「長居できる場所」「終の棲家」と なりうるかは甚だ疑問です。 ハッキリ書くと、彼らからすると、大多数の日本人は仕事中毒で挙動不審で 臆病そうに見え、あまり面白くなさそうなことでヘラヘラと笑っており、しかも 圧倒的に醜い。もちろん「日本人は勤勉だから日本経済がここまで成長した」 という言い方もでき、頭の中ではわかっていても、彼らは絶対にその理屈に 納得しない。どんなヨーロッパの貧乏人であろうと、その一線は絶対に崩さない。 「日本が貧しい」と書いたのは、月給袋や対物価指数といったことではなく、 日本の生活水準の低さです。ヨーロッパの国や地域によって差はあるでしょうが、 たとえば彼らにとって「公園」とは砂でできた猫の便所のことではない。 「静かな場所」とは「無響室」みたいな空間のことであって、街宣右翼や 竿竹売りがワンワン鳴っている世界ではない。選挙期間になるとどうしようも ない状態になる。意味のない、くだらない世界だとすぐにわかる。 さらに普通の被雇用者だと余暇が全然もらえない。これはもう王手ですね。 彼らにとって「保養」とは、熱海に一泊することではなく、紅海やキプロス島で 二週間ぼーっと過ごすことです。それを年に何回も繰り返すことです。これを 日本の「こだわりの宿」でやろうとしたら、それこそ海外旅行並の資金力が居るし、 全然割が合わない。必然的にタイやマレーシアに行くことになる。学生旅行や 団体旅行ではないから、コテージを借りるパターンのみ。二週間。 この手の観光地へ行くとすぐにわかりますが、極東アジア人とヨーロッパ人との 休暇スケジューリングが根本的に違う。極言すれば、彼らは年の半分は遊んで 暮らしているだけです。 ロシアに食えない人がいる。それはわかります。実際にある家族から渡航の 打診を受けたこともあります。結局それは「話のネタ」程度で終わりましたが、 実際に彼ら(家族)が日本の地方都市に突然やってきて、いきなり生活を始めて みろといったところで、上の理由によりまず無理でしょう。彼らはどんなに貧しく ても、必ず年に一月はウクライナの保養地でバカンスを楽しむそうです。
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