- 780 名前:名無しさん@5周年 [2008/10/11(土) 19:59:55 ]
- 「記号表現」と「記号内容」
「記号」と言う形で捉えるにせよ、また「記号機能」という形で捉えるにせよ、 そこに見られるのは「あるものが別のものであることを表す」 と言う規定に含まれている二つの「あるもの」の間に相互依存の関係が存在しているということである。 この二つの項をそれぞれ「記号表現(シニフィアン)」と「記号内容(シニフィエ)」と呼ぶことにする。 そうすると、「記号」ないし「記号機能」は「記号表現」と「記号内容」という二つの項の間の 相互依存の関係に基づいて成り立っているということになる。 いずれの項を書いていても「記号」ないし「記号機能」は成り立たない。 例えば人間の言葉をまねてオウムが「オハヨウ」と言った場合、 一見、人間の使うのと同じ記号が発せられたようではあるが、 オウムにとっては少なくとも人間のものと同じ記号内容によって裏づけられているわけではなかろうから、 オウムにとっては人間にとってと同じ「記号」であるとか、「記号表現」であるとは言えまい。
|

|