- 729 名前:います。
出し縫い(グッドイヤー製法特有のコバが張り出した部分のステッチ)についても同様です。 通常なら7〜8針のところを、ドレスシューズなら12針で、カジュアルシューズについては9針で仕上げています。 あまりに細かく針を入れると革が切れてしまうので、職人さんと一緒に何度も検証しながら、可能な限り細かく美しいステッチを追求しています。 つい先日、あまりに酷使したミシンが、煙を上げて壊れてしまったほどです(笑)」 日本人特有の足型に関する考察とこれから カルマンソロジーが打ち出すビジュアルは、静謐(せいひつ)なモノクロームの世界。 絶妙に計算されたコーディネートと相まって、カルマンソロジーを選ぶ人の内面を映し出しているかのようだ。 こうしたニュートラルで高感度なイメージとともに、海外の有名ブランドにはない大きなアドバンテージがあることも記しておかなければならない。 「海外ブランドの靴がどうしても合わないと言われる理由のひとつは、欧米人に比べて日本人はかかとが小さいからです。 骨格はもちろんですが、肉付きがまったく違うのです。人間が歩行するときは、かかと、小指、親指という順で円を描くように地面を捉えます。 カルマンソロジーではこうしたローリング歩行に適した木型を採用しています。 ですから、しっかりかかとが固定されていないと靴内部に不要な隙間ができてしまい、遠心力によって小指に負担がかかってしまうのです。 海外ブランドの靴は甲が狭くて小指が痛くなると言う人が多いのですが、実際はかかとが合っていないことが原因なのですね。 オーダー会やポップアップでいちばん売れたサイズが25?前後というのも驚きでした。 やはり、多くの人が無意識に大きなサイズを選んでしまっているようですね」 [] - [ここ壊れてます]
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