- 1 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/06/14(木) 00:38:33 ID:???]
- このスレはXキャラがコズミック・イラにきたらどうなるかを語るスレです
新シャアでガンダムXについて語るならここでよろしく 現在、SS連載中+職人随時募集中 関連サイト等は>>2以降 荒れ防止のため「sage」進行推奨 SS作者には敬意を忘れずに、煽り荒らしはスルー 本編および外伝の叩きは厳禁 出来るだけ種キャラのみの話にならないように ここがクロスオーバースレであることを考慮して下さい スレ違いの話はほどほどに 本編と外伝、A.W.とC.E.両方のファンが楽しめるスレ作りに取り組みましょう
- 185 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 18:01:58 ID:???]
- >>180-181
一念発起して自ら挑戦するが、元々頑健でもない所へいきなり砂漠の太陽に身を晒して、 たちまち日射病+赤焼けヒリヒリでKO、回復しても無念さと自分の迂闊さを恥じて しばらく引きこもってしまうティファと、心配で戦闘待機どころじゃなくなるガロード… というビジョンが速攻で見えた俺はフラッシュシステムに対応できるかも。
- 186 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 18:38:38 ID:???]
- >>185
残念だが君はカテゴリーM(妄想、ちょっと萌え)と判定された。
- 187 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 22:27:37 ID:???]
- >>184
>ガロードがプロと言うよりその世界の人はだれでもある程度対処可能と言うだけでしょう。 そうじゃないと生き残れない世界であったんだし… ガロードは、AW世界でも抜きん出てた能力を持ってたよ。 初登場時の街でのシーンで、対MSのための自衛団?の人にも感心されたぐらいだし。
- 188 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 22:32:58 ID:???]
- ふと思った。
最初にガロードを明けの砂漠のところに落っことして、 そこで戦い方教えたりMS奪って戦ったりしながら仲間を探す為に各地を渡り歩く… そんなそれなんてボトムズ?なストーリーもガロードなら可能じゃね?
- 189 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 22:54:30 ID:???]
- >>184
因みに、1/144ソードストライクの箱の側面の解説文 「アフリカ脱出戦では『砂漠の虎』率いるバクゥ軍団を相手に大立ち回りを演じている。」
- 190 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 22:56:29 ID:???]
- 街を焼かれてまたバカな真似をしようとするレジスタンスの末路が見えて彼らを止めようとするガロティファか。
- 191 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 23:14:05 ID:???]
- ゲリラが拠点ばれた時点でヤバイしな。
- 192 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 23:30:38 ID:???]
- っていうか良くも悪くも敵が軍事行動に出てる時に正面から行っちゃ駄目だろゲリラ
ブルコスよろしくテロで非戦闘時に襲って潰す ザフトも傀儡立てて武器を与え 民族同士にやり合わせるのが基本戦術だろ
- 193 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/23(土) 23:38:35 ID:???]
- 正規軍に正面戦闘挑むゲリラがあるかよ。
- 194 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 00:03:31 ID:???]
- >181
ティファにはミニスカではなくホットパンツを!ヽ(`Д´)ノ コレハユズレナイ
- 195 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 00:05:22 ID:???]
- お前らほどほどにしとかんと描くぞ、キュロットティファ。
板違いな気もするけど。
- 196 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 00:22:19 ID:???]
- ガロがバクゥをハンティングするのか?
で、かっぱらったバクゥはジャンク屋か武器商人にでも売って街の復興に当てる、と。
- 197 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 00:27:49 ID:???]
- >>195
描 け
- 198 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 01:12:24 ID:???]
- >>195
そして投下してくれるとうれしい。
- 199 名前: ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/24(日) 15:15:39 ID:???]
- えっと、砂漠の熱対流は…
- 200 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 15:28:32 ID:???]
- 真上からの射撃でもある程度はやっぱり曲がるんじゃないか?
水平に撃つよりは影響少なさそうな気がしないでもないが、なんとなく。
- 201 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 17:12:50 ID:???]
- そもそもレーザーに比べてビームに対する熱対流の影響って少ないと思うんだが。
- 202 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/24(日) 21:04:38 ID:???]
- キュロットティファ…
高いところのものを取ろうと背伸びして、ちょっとスカートの奥が。でもキュロット というシチュが連想で出てきた。想像は出来るが描き起こす技術は俺に無い
- 203 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/25(月) 01:33:32 ID:???]
- >>199
想像で物言うと 地形・地理・季節・時間が影響するだろうからなんとも・・・ 地形・窪地なら熱の逃げ口は南面の斜面方向?比較的冷気は日照の少ない面から進入? 地理・マクロで上昇した空気を補うためにどこかから補う?水がある地形や冷気の多い地形から?対流の方向に影響? 季節・陽光は何処から差しているか?季節風は?気圧配置? 時間・太陽はどの位置?どの面を照らしている? とかが絡みそうで分からん でベクトル決まったら計算だろ 対流の方向も素直に上にとは限らんだろうし,影響ありで適当にやれば?
- 204 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/25(月) 02:06:26 ID:???]
- 203に同意。
空気をイオン化できる程のエネルギーを持つビームを実際にぶっ放した例なんか無いし、 計算しようにも、量子力学における確率およびカオス理論の領域だ。 細かいことは気にしないほうがいいかも。
- 205 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/25(月) 22:27:18 ID:???]
- ビームが曲がってるんじゃなくて
陽炎みたいに空気が揺らいでる所為で狙いが付けづらいんじゃないかな? と勝手に思ってた
- 206 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/25(月) 22:42:20 ID:???]
- つかそれらしく聞こえれば大嘘でも全然おk。
- 207 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/25(月) 22:43:28 ID:???]
- >>205
確かに。 有視界戦闘だったら、そっちの方が深刻かもしれない。 下手すれば、目標を見失う可能性が高いと思う。
- 208 名前: ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/26(火) 12:20:41 ID:???]
- 了解です、でわそれらしく書いて見ます…
…私が思うNTの限界が出てくるやも知れませんね
- 209 名前: ◆xLCCca1qz6 mailto:sage [2007/06/27(水) 15:26:31 ID:???]
- 「そう言えばさ」
「ん?」 ガロードがストライクのOSを砂漠様に書き換えているキラに話しかけた。 「フラガのおっちゃん、俺があのキツネ野郎と戦ってる間何してたんだ?」 「ガロードが1機目を倒す前にヘリを全滅させて、 その後戦艦からの砲弾を食い止めたり敵艦の位置を特定したりしてたよ」 「敵艦? いたのか? 全然見えなかったぞ?」 ガロードがそういって首をかしげるとキラはプログラムし終わったのか画面からガロードへ視線を移し た。 「うん、居たみたいだね…なんでも砂漠の…なんだっけ…キツネだったかな? そんな事いってたよ。 さっき襲ってきた部隊もその人の指揮する部隊だって」 「ふ〜ん、キツネってのは同意だな、なんかそれっぽい動きするし背中から砲撃するし」 「そうだね」 そう言うとガロードとキラは笑いあった。 なおそれを横で聞いていたフラガは腹を抱えてピクピクと肩を動かしていた。 どうやらキラの『キツネ』発言が壷に入ったようだ。
- 210 名前: ◆xLCCca1qz6 mailto:sage [2007/06/27(水) 15:27:35 ID:???]
- 「な〜んか慌しいな」
「こっちだって忙しいんだよ?」 キラはそう言うとエールストライカーパックの再調整をしていた。 なおその横ではキラ用の飲み物を持ったミリアリアと整備員の小間使いされているトール、 ミリアリアと一緒にガロードの飲み物と結局食堂に来なかった二人の夕食を持つティファがいる。 「キラ、そっちはどうなの?」 「あと少し…よし、これで地上ではある程度空を飛んでいられるよ」 「サンキュー、やっぱ空飛ぶとなるとエールが一番いいんだよな?」 「そうだね、ソードやバスターだとジャンプが精々で滞空はできないし」 「ねえガロード、やっぱり空からの攻撃って有利なの?」 ミリアリアはティファと共に夕食をガロード達に渡しながら訊いた。 「ああ、空飛んでるってだけで簡単に相手の死角に潜り込めるし、回避もラクだぜ? それに相手の真上から落ちるだけでも結構な攻撃になるから」 「へ〜」 ミリアリアはそういって頷くと、 『総員! 直ちに帰投! 警戒態勢を取る!』 とアナウンスがアークエンジェルに響いた。 「一体どうしたんだ?」 「何でもレジスタンスの拠点が攻撃されたんだと… もしかしたら囮かもしれないから坊主達はこっちで待機だ」 「てことはフラガのおっちゃんが?」 「お兄さんだ! ったく…スカイグラスパー、出るぞ!」 フラガのスカイグラスパーが発進した後、格納庫は静かな緊張感に包まれていた。
- 211 名前:ガンダムXSEED 新たなる道 (作 ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 15:28:35 ID:???]
- 「え? 援護?」
『ええ、そうよ…流石にレジスタンスじゃバクゥには勝てないわ』 「そうなの?」 ガロードはそう言うと首をかしげた。 ガロード達の世界では闇討ちすれば武装車両がみっつもいて訓練なり修羅場をくぐるなりしていれば、 旧式ならばどうとでもなる。 もっともこの世界とガロード達の世界とでは武装車両の火力が全然違い、 ここの世界はあくまで対戦車用、ガロード達の世界は対MS用だ。 まあ火力の他にMSが登場してから20年近くたっているのと、 1年以下と言うのならば対策の違いがあって当然である。 『と言う訳だからお願いね?』 「了解っす、ティファはどうする?」 「一緒に行きます」 傍らのティファに聞くともう行く準備万端といった具合で、 ベンチシートに座りシートベルトを装着していた。 『装備は一番速いエールで』 「あとバズーカと予備の弾ね! …うし!」 『APU起動…カタパルト、接続。エールストライカー、スタンバイ。 システム、オールグリーン。進路クリアー。ストライク、どうぞ!』 「ティファ・アディール」 「ガロード・ラン「エールストライクガンダム、行くぜ(行きます)!」」 二人の掛け声と共にストライクは四つの大型ブースターをふかし、 砂漠の夜を高速で飛行していった。
- 212 名前:ガンダムXSEED 新たなる道 (作 ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 15:30:12 ID:???]
-
「お、見〜っけ…なんだよまだ全然倒せてないじゃん」 「ガロード、あれ…」 ティファが指を指す先では、バクゥが3機バギー10台に囲まれてからだから爆炎を上げている。 もっともそれに応える様子はなく、そのバギーを潰そうとバクゥ達も必死になっていた。 「よし、チャンスだ!」 ストライクはエールパック装備で高高度を飛んでいる。 それでも備え付けのレーダーでバクゥ達を見つけられたのは、 バギーのロケットランチャーの爆炎があったからこそである。 「ティファ、しっかり捕まってるよ!」 「はい!」 ガロードがそう言うとストライクは右手に装備しているビームライフルを構え、ブーストを切った。 推進力を失ったストライクはそれから数瞬もしない内に落下を開始した。 バクゥ隊はストライクの存在に気が付いたのか上を見るものの、構造上真上への攻撃は難しい。 そうしてのたのたしながらもストライクへミサイルを向けたバクゥのすぐ横をビームが横切った。 「…あり?」 ガロードはそういいながら降下から一転上昇し、ビームライフルを2発撃つが、 しかしビームはことごとく外れた。 「…ビームが」 「曲がった…?」 ガロード、ティファはその現象に首を傾げたがミサイルが接近して来たので考えるのをやめ、 そのミサイルをかわし、打ち落としす。 「仕方ねえな、だったらこれで!」 ガロードはそう言うとビームライフルから持ってきたバズーカに切り替える。
- 213 名前:ガンダムXSEED 新たなる道 (作 ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 15:31:49 ID:???]
-
「…く………そりゃ!」 バズーカの弾は再度降下したストライクから撃たれ、 バクゥの内一機がその攻撃によりミサイルランチャーに命中、吹っ飛ばされた。 ガロードは最初機体を上下逆にして降下したが、正位置に戻し足から着地した… 一瞬前までいた攻撃されてないバクゥの位置に。 どうやらキラの砂漠対応は完璧なようで、足が埋まったり滑ったりしなかった。 「ち、惜しい」 「ガロード、後ろ!」 ストライクの着地で砂が舞い上がり視界は見えなくなったが、 バクゥ達はそれを好機とミサイルを放ってきた。 ミサイルアラームもなってはいたが砂の影響かどこから来たのかは解らなかっただけに、 ティファの指摘はガロードにとってありがたい物だった。 「うおっと!」 ガロードはブーストを点火、砂を巻き上げつつ水平に左に移動、 偶然そこにいたもう一機のバクゥにケリを食らわせ、バズーカを撃った。 蹴られたバクゥは回避仕切れず翼に当たり、その爆炎がミサイルに誘爆した。 「おしい! …ん?」 すると今までばらばらに攻撃していたバクゥが前二機、後ろ一機の三角形の編隊を組んだ。
- 214 名前:ガンダムXSEED 新たなる道 (作 ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 15:33:42 ID:???]
- 三機ははじめ一直線にガロードへ突進、
ガロードがバズーカを撃つと後ろの一機は後退しつつミサイルを発射。 後の二機は左右に別れ、ガロードがミサイルを迎撃しようとバルカンを撃つと、 後ろと斜め右方向から同時に体当たりをしてきた。 ガロードはそれをジャンプする事でかわしたが、バクゥ二機はお互い上手く交差し、 それぞれぶつからずに着地した。 それと同時にアラートが鳴り響き、ミサイルの第二派が来た。 これに対しガロードはミサイルの横に突っ込み、バルカンで当たるものだけを破壊、 そのままミサイルの持つバクゥへバズーカを向けた。 バクゥはそれに対し左右に蛇行しつつ後退し、当たらないようにしつつミサイルを発射するが、 ミサイルをバズーカをバルカンで相打ちにされ、煙幕ができた。 他の二機のバクゥも食いつこうとするも射撃武器を持っておらず、様子を伺っていた。 ガロードは煙幕を利用してシールドを投擲、バクゥはそれを右に避けると、左足にナイフが刺さった。 反対側にはバズーカの弾が当って爆発したことからこちらの方が正解なのだが、 左腕にビームサーベルを装備したストライクがそのままバクゥの胴体を切り払った。 爆発するバクゥを背に残り二体のバクゥを見るストライクに対し、バクゥは撤退をしていった。
- 215 名前:ガンダムXSEED 新たなる道 (作 ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 15:35:14 ID:???]
- 「うへ〜、結構やられたな」
ストライクから降りたガロードは、そうひょうひょうと言った。 これに対しカガリが、 「おい、そんな言い方は無いだろう!?」 と言うも、 「復讐って言っても俺が来なきゃ全滅してただろうし、装備も貧弱… これじゃ八つ当たりって言われても仕方ないぜ?」 と返された。 「なんだと…貴様!見ろ! みんな必死で戦った…戦ってるんだ! 大事な人や大事なものを守るために必死でな!」 「戦えば良いという物ではありません」 「ティファ?」 いつの間にかティファが怪我人の手当てからこちらに来ていた。 「力がなければどの様な思いがあっても、それを叫んでも無意味な事があります… 勿論力があるからと言ってその思いが達成される訳でもありませんが…」 「それじゃあ…それじゃあ一体私達はどうすれば良いんだよ!」 「解りません」 「「え?」」 「思いは人それぞれであり、その思いによって必要な事は別だったりします。 その伝え方、解決方法は決して一つではありません… その方法はあなたが自分で考えなければいけません」 「自分で…」 カガリはティファの言葉を呆然と聴いていた。
- 216 名前:ガンダムXSEED 新たなる道 (作 ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 15:42:23 ID:???]
- 今日はここまで、最初名前間違ってました、すみません
ティファがカガリへ諭した最初の回ですがどうだったでしょうか? ラクスと違いティファは自分のやりかたをあまり語らないと思います。 あくまでその人にあったやり方がある、 そしてそれは自分が予見した未来へ必ずしも続かない物であると解っています。 なんせガロードに何度も覆されたのですから… まあ行動力と言う点でも多少は違いますが… …砂漠のキツネ、もといトラとの会談、どうしようか悩んでいます。 やりますよ? けどその中身が… 戦争の傷跡は知っていても戦争の終わらせ方は…
- 217 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 15:56:31 ID:???]
- 乙……なんだけど、いつにも増して文章が雑じゃないか?
- 218 名前: ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 16:16:46 ID:???]
- >>217
あう… 自分では気をつけているつもりではあるんですが… 今日のように昼間のみ無いというのは珍しく時間がある時に書いてるからどうも 戦闘シーンは頭に浮かべばすらすら行くのですが今回は難産で思いついては書き書いては考えを繰り返し… 結果指摘された通り雑になったやも知れません。 これからもこのようなことは無いようにしたいのですがどうなるかはわかりません これからもご指導のほどよろしくお願いします
- 219 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 17:03:59 ID:???]
- せめて改行はちゃんとしようぜ!
- 220 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 17:23:09 ID:???]
- おいおい まずはねぎらおうな。GJってさ。
改行は問題無いようにみえるぜ?てにをはが、ちっと乱れてるけど。 まあとにかく、うpスゲーうれしい。
- 221 名前: ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 17:39:33 ID:???]
- >>219
あれ? 改行は気を使っているしPCでは問題ないと思ったのですが… 携帯からの場合変に写るのか? どうすれば… >>220 ありがとうございます >てにおはが えっと…タイプミスでしょうか?
- 222 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 17:47:00 ID:???]
- てにをは……助詞のこと
- 223 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 18:12:00 ID:???]
- あなたを犯人です
こんなんだな、「てにをは」がおかしいってのは。
- 224 名前: ◆L1QckJlrlM mailto:sage [2007/06/27(水) 18:15:32 ID:???]
- なるほど…気をつけます
- 225 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 19:01:51 ID:???]
- >>221
いや俺もPCで見てるが>>209に変な改行で出来た空白の行がある
- 226 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/27(水) 23:37:06 ID:???]
- 虎との対談かぁ……
ここは一つ、「彼女」の活躍に期待するぞ。
- 227 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 00:06:05 ID:???]
- 遅ればせながらGJ!
>「戦えば良いという物ではありません」 これを字面で見た時ラクスの言い様と被って見えてしまったorz その後の発言で根本が違うのは容易に理解できたが、 どちらも一応『電波系ヒロイン』という同じカテゴリーに分類されるのだという事を今更ながらに思い出したよ。 そういえばAWでもビームの屈折云々は間違いなくあった筈なわけで…(流石に砂漠戦ほどではないだろうが) その辺どうなってたんだろう、 地形、気候によって状況は千差万別だろうから自動調整とか付いていたのか?
- 228 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 01:41:20 ID:???]
- まあ、OSの精度が段違いだから
Xの方は照準自動補正ぐらいついてても 違和感ないな
- 229 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:mailto:sage [2007/06/28(木) 03:15:28 ID:???]
- 話変わるがACEでXと無印種が共演するそうな。
あのDOME行く時の戦闘がヤキン戦みたいに横から乱入して殲滅するとかいう アホなことにならないか心配だ・・・ その逆でガロードがヤキンでサテライトぶっ放なすのも嫌だ・・・
- 230 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 07:32:52 ID:???]
- ジェネシスに向ける分にはいいんじゃね?>サテキャ
艦砲はろくに効いてなかったようだし…
- 231 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 09:33:19 ID:???]
- >>229
>ACEでXと無印種 を見てACE COMBAT Xと無印種だと思った俺は間違いなくスレ違い。
- 232 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 13:31:04 ID:???]
- <<南十字星を墜とせ!>>
動かせるエアマスターとレオパルドにドキドキが止まりませんぜw
- 233 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:mailto:sage [2007/06/28(木) 16:09:30 ID:???]
- Gファルコンとの合体はあるかな?
あの変形機構と火力を手にしたパーフェクトDXで暴れてーぜw
- 234 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 17:21:12 ID:???]
- >>233
何そのまぬけなメル欄
- 235 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 17:35:10 ID:???]
- >>234
失礼。最近この業界はいった新人なもので。
- 236 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/28(木) 20:27:06 ID:???]
- ちょwww
デザートロンメルwwwwwww
- 237 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/29(金) 12:06:05 ID:???]
- ネタが・・・
- 238 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/29(金) 17:43:37 ID:???]
- 無いなら振ればいいじゃない。
というわけで一つ。 C.Eの遥か昔にA.Wが存在したとして(∀による文明埋葬等によって)、 それでもなお残っている物があるとしたらどんなのだろう?
- 239 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/29(金) 17:57:34 ID:???]
- 地球と月。
- 240 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/29(金) 19:02:10 ID:???]
- 月は何時でもそこにある
- 241 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/29(金) 20:48:08 ID:???]
- パソに触ってなかったらSS投下されてた、GJ!ただ少し今回はやっぱり雑だった気もする・・・
砂漠の狐ロンメル元帥(将軍?)か、役でいうとMSVのモーガン・シュバリエだね 戦車隊にエル・アラメインは月下の狂犬と共通してるし ちなみに生物学者のモーガンと顔が似ている(手かこの人がモデルだろうな、顔と名前は 横にそれたけど投下乙、カガリとティファのシーンはよかったよ 本スレも見たけどACEでXとSEEDが参戦か、Xファンとしては嬉しいね 待遇が良ければいいんだけど・・・楽しみだな
- 242 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 00:16:01 ID:???]
- 種世界のビーム兵器はビームとは名ばかりのレーザー光線のようなもの。
砂漠の熱対流ごときで曲がったり、ラミネート装甲なんてもので防げる位だし。 ネロブリッツとやらのクリスタル化装備の説明で確信した。 何でもビームを内部屈折させて撃ち返すといった使い方をするものだが、 プラズマ化した金属粒子が固体を通り抜けたり跳ね返ったりするものだろうか?
- 243 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 01:22:07 ID:???]
- い、言われてみれば……
- 244 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 09:00:45 ID:???]
- 確かに粒子ビームなら熱量のみならず運動エネルギーで
ダメージを与えられるはずだし・・・ UCでは粒子ビームがメインで CEではレーザービームがメインなんだろうか?
- 245 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 13:03:29 ID:???]
- だがCEのビームはプラズマだと言う謎。
- 246 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 13:54:25 ID:???]
- つまり種のビームは心霊現象と同レベル。
そりゃ簡単に無効化されるわ。
- 247 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 14:00:17 ID:???]
- レッドフレームはプラグからびビームに使うエネルギーを直接出して球状にできるし
種のビームは謎が多い。
- 248 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 15:07:57 ID:???]
- >>246
大○教授乙 成金ピカツキの「装甲表面でビームを受け止めて、任意の方向に撃ち返す」 なんて超技術を出した種世界で物理を語っちゃいけないような気がするぜw
- 249 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 16:24:44 ID:???]
- 種のビームは陽電子砲なども含めて、その全てが怪しい光線、すなわち
『怪光線』であるという説をここで発表する
- 250 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 18:17:01 ID:???]
- つまり機械獣や戦闘獣と同じか。マジンガーの出番だな。
- 251 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 19:06:30 ID:???]
- よし、割れるバリヤーの開発だ!
- 252 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 20:31:06 ID:???]
- ゲシュマイディッヒバンツァーやアルミューレ・リュミエールはUCのビームに対しては全くの無力であろう。
最強武器もレーザー対艦刀だからな…… ビームサーベルもビームとは名ばかりのレーザー剣なのだろう。 ところでCEのビームもどきはUC他のMSに通用するのだろうか? 気休め程度のビームコーティングで弾かれてしまうような気がするのだが……
- 253 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 20:43:17 ID:???]
- CEの怪光線は粒子ビームの短所とレーザーの短所を併せ持つ!
- 254 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 21:05:56 ID:???]
- つまりプロテクトシェードにもミラーコーティングにも無力だと
- 255 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 21:36:19 ID:???]
- ああ、そうかだからPS装甲なんて代物が流行ったんだ
実弾技術が恐ろしいほどに発展したからそれに対しての対抗策は進んだけどビームと言うかレーザーには まったく防御方法を考えていなかったからこそある意味全盛期なわけだ
- 256 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 22:07:39 ID:???]
- しかしCEにはチタン系の合金を安く大量に精製する技術がない。
やっとの事で開発された新合金はジャンク屋に奪われ、無駄遣いされてしまった。
- 257 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/06/30(土) 22:32:40 ID:???]
- Ex氏が水曜日から投下する訳だが08スレの三人目よろし大ポカやってド顰蹙食らわなければいいけど
クロスアストレイ氏もDC氏もやっぱり忙しいのかな・・・
- 258 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/01(日) 15:17:16 ID:???]
- >>256
いくらチタン合金だろうと負債製のスーパー合金作ろうと、 CEの連中は一枚板の硬くて衝撃をよく通すワケわからん装甲しか作れんよ。 複合装甲を知らないんだから。
- 259 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 22:09:53 ID:???]
- トランスフェイズ装甲はある意味複合装甲じゃないか?
- 260 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 22:42:49 ID:???]
- PS装甲を通常装甲(どんなもんか知らんが)で覆っただけだろ。
結局ビームに弱いし圧力センサーおしゃかになったらPS化もしなくなるしな。 通常装甲がよほど衝撃を吸収しないとただ二枚板にしただけで意味なさそうだ。
- 261 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 23:10:08 ID:???]
- ビームに弱いのは極端に厨臭いヤツ以外どれも一緒じゃん。
- 262 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 23:17:28 ID:???]
- PS装甲は通常装甲よりはビームに強いとされてはいるんだが……
ビームコーティングの類が出来ないんだろうな。 あれ?TP装甲って、ビームにも強くなれる可能性があるんだ。
- 263 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 23:29:55 ID:???]
- つーか通常装甲にアンチビームコーティングした方が種前半はともかく
後半と種死以降ならVPS・TP装甲より強いだろ。
- 264 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 23:42:42 ID:???]
- 主任「ええい、わがままな連中だな。ならば基礎となる装甲は発泡金属、その上にTP装甲を重ねようじゃないか。
さらにビームへの耐性を付けるため、TP装甲の外側部分は通常装甲からラミネート装甲に置き換えてみたぞ。 なに、MSサイズでラミネート装甲は意味がないだと? 心配するな、強制廃熱装置を大幅に増設して廃熱対策も万全だ。 次期量産MSを決めるコンペティションで有象無象を蹴散らす日が楽しみだな!」 〜コンペ当日〜 助手「……重過ぎていい的になってます」
- 265 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/02(月) 23:46:49 ID:???]
- 子供の時に皆が一度は考える、「盾の材質で装甲作ればいいのに」と同じだw
- 266 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 00:01:24 ID:???]
- >>265
実際問題盾の欠点である寿命の短さも 一会戦乗り切れる 何十機も落とされている ことを考えると、コスト的に考えても 優秀なパイロットの機体に付けてもいいような気が駿河
- 267 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 00:11:56 ID:???]
- >>264
そこまでしなくても発泡金属にビームコーティングだけで十分。 コーティング量にもよるがアグニクラスまでなら耐えるとみた。
- 268 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 00:56:50 ID:???]
- UCのMSは盾も装甲も素材は変わらない希ガス……
但し盾は分厚くできるし、デッドウェイトになりそうなら捨てるなり、最初から装備しないといった選択肢がある。
- 269 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 01:08:05 ID:???]
- ベテランならその方が強いかもな。
「当たらなければどうということはない」このためにある言葉だな。
- 270 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 18:47:32 ID:???]
- ヤタノカガミの下にPS装甲してTS装甲にすればいいんじゃね?
- 271 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 19:44:02 ID:???]
- 陽電子リフレクター+PS装甲でFAじゃね?
- 272 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 21:09:19 ID:???]
- アルミューレリュミエール常時展開しとけばビーム・実弾
ばっちこーいじゃん。
- 273 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/03(火) 21:39:25 ID:???]
- いい加減スレ違いだぞ、明日Exceed氏が投下するんだしそのくらいにしておけ
- 274 名前:通常の名無しさんの3倍 [2007/07/03(火) 21:54:18 ID:oAyPnaHF]
- オーケー、コーヒー飲んで落ち着こうぜブラザー。
- 275 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 02:40:55 ID:???]
- 久々にスレの中を見に来ましたが、曜日を間違ったせいか、1日違っているせいか、なかなか大変な事になっているようで……
次回投下を2007/07/05 20:10:18としたのはよく見に行っているX運命氏の第一話が投下されたのが 一年前の2006/07/05 20:10:18だった訳で(X運命氏のサイト、コーヒー過去ログを参照に。まさか気づいていた人板のかな?)。 と言ってもミナさんをこれ以上待たす訳にもいかないので、明日投下します。 一応37話、オーブ近海の戦闘まで書き終わったのでコーヒー飲みつつ一息吐いています。 Xからのキャラも、声ネタ含め更に二人も出して整合性を取るのは結構きつかったなあ……と。 ガロード、ティファ、カリスの脱出行は?ジブラルタルは?ビクトリアは?カガリとは、虎とはどうなるの?アスランたちの動向は? 疑問は尽きないと思いますが、他の種再構成スレを参考に色々と頑張りました。 38話以降の続きは鋭意執筆中ですので、これからも宜しくお願い致します。 では、また後程。
- 276 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/04(水) 11:04:02 ID:???]
- あのままフェードアウトかと思ったが続き書いてたんだ。
今まで散々突っ込まれてたのに、そんなにまとめて書いて大丈夫か?
- 277 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/04(水) 18:35:37 ID:???]
- 続き書くのは別に構わんが、
ストーリー展開のためにキャラを不自然なレベルの阿呆に貶めるのは勘弁してくれ。
- 278 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:10:25 ID:???]
- 第二十五話投下します。凸とわかめの扱い苦労しました。
機動新世紀XSEED 第二十五話「仕方ありませんね……」 基地内に警報が鳴り響いた時、ニコルは格納庫のメンテナンスベッドにある自分の機体に向かっている途中だった。 あの傭兵が捕えられている部屋でアスランが銃を撃った直後、傭兵と副指令……だった人を追おうと出入り口に向かって走る彼から、直ぐに自分の機体に向かうように直接言われたのだ。 理由は訊く前に相手が言ってくる。曰く、『MSを使って逃亡されたら洒落にもならない』との事。 野暮な事をしてあの状況で彼をあれ以上怒らせれば、間違いなく冗談抜きで脅しの矛先は自分に向いていたのではないかと思うと、ニコルは背筋に僅かばかりの悪寒を感じた。 今彼は正直な事を言えば、アスランに対して良い感情を抱けないでいる。 確かにあの傭兵が乗った機体によって多くの仲間達が散っていき、アスラン自身も先の戦闘に於いて彼等に当たったせいで捕虜となった事は事実だ。 だが、だからと言って問答無用で射殺して良いという事ではない。 尋問くらいは許されているので訊くべき事……あの超能力じみた戦闘能力は一体何なのかと……は訊いておかねばならない。彼らの仕事上自分達が知っていない事を知っていそうだったからだ。 だから出来るだけ人払いをさせて簡単な事を訊こうとしたその時にアスランが来た為にそれは頓挫してしまった。 そうこう考えている内に自分の機体の前にやって来る。 格納庫の中は地球のあちこちに回される数多くのMSの周りを、やはり多くのスタッフがあちこちに忙しなく動き回り、起きている事の重大さを鮮やかに物語っていた。 ニコルはすぐに近くにいたスタッフの一人を捕まえて、自分の機体の状態について訊こうとする。 だがその時、格納庫の出入り口から凄まじい轟音と爆風が襲い掛かってきた。 背後に気を配っていなかった者達は一瞬にして方々に吹き飛ばされる。 彼もやはり同じ様に吹き飛ばされるが、床に身が当たる直前にとった受身の姿勢で何とか手負いにはならずに済んだ。 ふと2〜3m程右隣を見ると、先程自分に応対しようとしていたスタッフがその場に転がっている。 ピクリとも動かない所を見ると、どうやら気絶しているか、打ち所が悪くてこと切れたかのどちらかのようだった。 次に意識が朦朧とした中で濛々と煙のたちこめる入り口付近に彼が見たのは、ノーティラス副司令官が数多の戦場で駆っていたとされているMSだった。 真っ白な色で流線型且つシャープな形のパーツが多く使われている、時代の先鋭を走ったようなデザイン。 正規のザフト製MSではなく極秘開発されていたと噂されていた、そのMSの名前を彼は一度だけ周りの人間から聞いた事があった……ヴェルティゴ、と。 それはゆっくりと中に入って来た後、外部スピーカーを通じて大声を上げる。 『ガロード、ティファ ! 今です ! 』 すると次の瞬間、爆煙の中からあの傭兵二人の影がこちらに向かって走ってくるのが見えてきた。 こちらに向かってくるのを確認したニコルは、その場に立ち込める煙と塵に軽く咽ながらすかさず銃を構え威嚇射撃をするが、全く応えないかのように走り続ける。 威嚇が用を成さないと思った後、次に本気で二人の内少年の方に狙いをすまして撃ってみる。 しかしその一発は少女の方が少年と繋がれている方の手を引っ張った為に、すんでの所でかわされてしまう。
- 279 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:11:33 ID:???]
- やっぱり、とニコルは思った。
戦場でどうしてあんな敵の動きを悉く先読み出来る様な動きが出来たのか、鍵を握っているのはあの少女の方だと。 とはいえ銃弾という物を避けるには距離にも方向にも、そして数にも限度がある筈だ。 そう思って試しに二人に向けて4発ほぼ同時に撃ってみる。 一発目は少年の方の頬を、二発目は少女と繋がれている手の真上を掠めていく。 しかし三発目と四発目はやはり少女の方が先に動き、弾をかわす絶妙のタイミングで咄嗟に少年の方に体を寄せつつ、横っ飛びに跳躍する。 そして若干スピードを落としたものの、自分の目の前にあるブリッツまであと5〜6mという所にまで迫った。 その時になって漸く周りから保安要員や兵士等が銃を構える音が聞こえ始める。その数は一瞬聞こえただけでざっと20くらいだった。 だが全ては遅かった。こんな距離になっては彼にまで当たってしまうかもしれないし、煙と塵のせいで余計に照準が定まらないだろう。 かくなるうえは徒手格闘しかないと思い、ニコルは銃を捨て少年を気絶させるべく下腹の辺りに一撃を喰らわそうと拳を勢い良く前に出す。 だがその時、少女の方が先に半歩程少年の前に躍り出て、真正面からそれを下腹辺りに自ら受け止めた。 次の瞬間、「あうぅっ !! 」という高く小さな呻き声と共に少女はその場に崩折れ、そのまま気を失ってしまう。 まさかの出来事にニコルは刹那の間その場に固まってしまう。 少年はニコルが最初からティファを狙っていた様にでも見えたのだろうか、烈火の如く大声で怒鳴る。 「てめぇっ !!! よくもティファをっ !!! 」 「待って、ふか…… !!! 」 不可抗力だと言おうとしたが最後まで言い切る事が出来なかった。 信じられないほど素早く少年が前に向かって駆け出し、ハイキックで拳を握り締めたままの自分の顔の右側に蹴りを入れてきたからだ。 いつものニコルなら避けられない事も無い、所詮は全く脅威になりえないナチュラルの繰り出す蹴り。 しかし何故か彼はそれをまともに受けてよろめいてしまう。 それはどういった立場にしろ、女性に対してはあまり手を上げる様な乱暴な真似をしたくないというニコルの意識の裏打ちか。 ともかく少年にとってはその一瞬があれば十分だった。 彼は少女を抱え上げ近くにあったブリッツのコクピットに乗り込むべく、幸運にも下に降りていたワイヤーに足をかけ上に昇る。 やがて意識が薄れていき、そしていきなり強く床に叩きつけられたせいか体の節々が上手く動かないニコルが気を失う直前に見た物……それは調整中と言われた愛機のコクピットに吸い込まれていく二人の人影だった。
- 280 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:12:48 ID:???]
- ガロードは頬と右手から流れる血を拭き取りながらブリッツのコクピットに座る。
気絶しているティファは自分の膝元に寝かせた状態にした。 その時、あのアークエンジェルから脱出したザフト兵ことアスランの仲間はつくづく碌な人間がいないのではと思わされる。 当の彼は言うまでも無く、ニコルだとかいった坊ちゃん育ちそうなやつも、理解力がありそうな顔をしてティファの体を思いっきり殴りつけた。 事態が事態だけに一発だけキックをお見舞いするだけにしたが、本当だったらコーディネーターだろうがなんだろうが関係無くボッコボコにしているところだった。 さて奪取されたXナンバーの機体の一つを奪いかえしたはいいものの、ガロードにとってこれは当たり前だが未知の機体だった。 ザフト製のMSしか動かした事のないガロードにとって、イージスのコクピットをちらとも見なかったので連合のMSはどうすれば動きだすのか皆目見当がつかない。 また二人が乗った時にコクピットハッチが閉まったとはいえ早く起動させなければ、敵が無理矢理乗り込んできてあっという間にホールドアップになってしまう。 「ちくしょう ! どれだ ? どれが起動スイッチなんだよ ?!! 」 様々なボタンを押していると、外から短機関銃の音が止む事無しに鳴り始める。 早く何とかしなければ…… そしてそれは恐らく色々なボタンを50回近くは押した後だったろうか、不意にブンという駆動音がして様々な箇所に光が灯りだす。 それに伴いモニターも外の様子を映し出し始めた。 その直後自分の視界の左から右に多数の銃弾が流れて行き、右側でMSにでも当たったのか多くの爆発が起こる。 MSの頭部メインモニターをレバーで動かすと、ヴェルティゴが内蔵ビームライフルを構えていた。 更に外部スピーカーからカリスの声が聞こえてくる。 「ここは一旦僕がくい止めます !! 」 ガロードは無言で頷き、ゆっくりと目の前にあるレバーを動かしだす。 次にエンジンが低く唸るような音を立て始め、両足がぎこちなく動き出した。 全くといって良いほど整備を受けていない様なぎくしゃくとしたその動きに、どこかおかしいと思っていたガロードははっとする。 連合が開発したMSとはいえ、これのOSはコーディネーター用の調整が成されているのだ。 ナチュラルのガロードが動かした所で幼児並みの動きしか出来ないのは仕方がない。 と言った所で、こんな状況で直ぐにOSの書き換えなんか出来る訳が無い。 そんな事が出来るのは彼が知っている人物で思いつく限り、今はアークエンジェルにいるキラぐらいしかいない。 しかし、今は出来るだけの事をしなければ命の保証は無い。 自分でも出来るだけ精一杯の速さで色々なスロットルを動かすが、それでもかなり鈍い動きだ。 コーディネーター達が見れば鈍重とかそう言う前に不器用な方だと断じ切っているだろう。 2〜3歩歩みだすと直ぐによろめいてしまう。 と、その様子を見ていたヴェルティゴが側まで駆けつけて両脇を抱える。カリスにもガロードが機体を上手く動かす事が出来ないと分かったらしい。 それから直ぐに通信が入った。 『ガロード !! 君達の仲間が居る場所はこちらでもある程度掴んでいます。機体の調整はそこに向かうまでに出来るだけの範囲で済ませられますか ? 』 「……やってみる !! 」 それ以上ガロードは答えないようにした。 OSの調整なんてこの世界に来てから片手の指を折って数えるぐらいしかやった事がないし、キラがそれをやっているであろう光景も感心しながら数秒目に留めている程度でしかない。 完全に勘の範疇で調整するしかなかった。 その間にもヴェルティゴはブリッツをその場から引き離し、スラスターを全開にして格納庫から出ようとする。
- 281 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:14:11 ID:???]
- しかしそんな時、目の前に立ち塞がる者がいる。
格納庫の外に出たヴェルティゴとブリッツの視界の前に現れたのは後方に何十機ものジンやディン、シグーやザウート、バクゥを引き連れたバスターとデュエルだった。 多くの味方を引き連れているあたり、恐らく待ち伏せでもしていたのだろう。さすがに敵の地上一大拠点というあたり半端ではない。 そこから逃げる為に間合いを取るカリスと必死になって機体の調整を行うガロードに、耳を劈くような大声が音声通信で入ってくる。 『しれいか……いや、違うっ ! 貴様っ !! よくもニコルを人質にしたな ?!! 』 当然の事だが、バスターとデュエルに乗っているであろうニコルという人物の同僚は、先程の格納庫の顛末を見ていないので、ブリッツには違う人物がいるという事を知らないのだろう。 ガロードがそれは違うと言おうとしたが、それより先にカリスの方が相手に向かって通信を入れる。 『そこから一歩でも動いたり、こちらに向かって発砲したりするような事があればこのMSを破壊します。僕の力は良くご存知でしょう ? 簡単に同僚を失う事になってもいいのですか ? 』 その言葉の後に、ヴェルティゴは内蔵ビームライフルをブリッツのコクピット近くに突きつける。 成程ね……とガロードは納得した。 つまり傭兵である自分達はヴェルティゴにカリスと共に乗っている事にして、このブリッツにニコルという人物を乗せたまま人質にした状態でここから逃亡しようというのである。 それなら下手に相手は手を出す事は出来ない。 カリスの目論見は当たったらしく、敵は武器を構えたままその場に立ちつくす。 それを確認したヴェルティゴはスラスターを吹かして滑走路の方へ向かう。 相手が撃ってくる気配が無い事からガロードは一瞬上手くいったと思った。 ところがその場から飛び立つ直前、一発の砲弾がヴェルティゴの機体の横を掠めた。 ガロードとカリスがぎょっとしてその方向を見ると、一機のディンが空中に上がった状態でこちらに狙いをすましていた。 そしてそのディンから一つの怒号が聞こえてくる。銃で足を撃ち抜かれたはずのアスランのものだった。 『それに本当にニコルが乗っているのか ? なら通信の一つでもこちらに入れてくるはずじゃないのか ? 』 『僕は彼がこの機体の中で気絶しているだけだと思いますが、それが何か ? 』 それにはカリスが凛とした声で反論する。 実際、彼は本当に気絶していた。カリスとガロードのいる所から150m程背後にある格納庫の中でだが。 また、その場にアスランがいる事にやはり味方内も驚いたらしく、心配した同僚と、怒鳴る様なそれへの応対の様子がその場に駄々漏れになる。 『アスラン、お前銃で撃ちぬかれたって……』 『撃たれたのは足の甲だけだ ! それに片足だけででもMSの操縦くらいは出来る ! それと、聞こえなかったのか ! 敵に買われた傭兵と共に副指令殿が逃走したんだぞ ! 』 いや、そうだとしても…… イザーク達はそう思ってその場で判断を鈍らせてしまう。 だが、そんな風にしている者達に対し焚きつける様なアスランの声が再び響く。 『気絶していなければニコルだって伊達に赤を着ている訳じゃないんだぞ ! 反抗できない訳は無いだろう ! ……元副指令殿の乗った機体を落とせ ! 』 しかし、その場に居る全員にとってはいかに彼が赤を纏っているとはいえ、一介の兵士にしか過ぎない彼がどれだけ喚いたとてそこにいる兵が動きはしない。 だがその様子に業を煮やしたディンはその方向に向かって飛び立ち、MMI-M7S 76mm重突撃機銃、MMI-M1001 90mm対空散弾銃、6連装多目的ランチャーの全てを乱れ打ちしてヴェルティゴに迫った。
- 282 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:16:33 ID:???]
- それと同時にアスランは再び全周波で全員に再び挑発する様な通信を入れる。
『人質を取っている敵というのはな……その間にほぼ無防備になる。人質に当たらない様に撃つ事が出来ないほどお前達の射撃の腕は下手なのか ?! 』 『なっ ! 何をーっ ?! アスラン貴様よくも言ったなァーッ !! 』 『落ち着け、二人とも !! ……チィッ !! 言われなくたってやってやるよ !! 』 先ず挑発に反応したのはイザークで高エネルギービームライフルを撃ち出し、続く様にバスターが遅れて高エネルギー収束火線ライフルと6連装ミサイルポッド、更にジンとシグーが重突撃機銃、 ターレットオプション武装を施したバクゥが2連装レールガンか13連装ミサイルポッド、ディンがアスランと同じ武装で、挙句にザウートが全ての砲を乱れ打ちしてヴェルティゴとブリッツを襲い始める。 ブリッツを抱えている為にヴェルティゴは上手いこと素早く動く事が出来ないので、必死で避け続けてはいるもののあちこち被弾していく。 これでは反撃するどころの話ではない。 ガロード達のいた世界では軽く頑丈な事で知られるルナ・チタニウム装甲で守られているとはいえ、このままでは墜とされてしまう。 その時ガロードは通信機越しにカリスの低く小さな、しかし苦々しげな声を聞いた。 『仕方ありませんね……これはあの戦闘の時既に修理は出来ていましたが、体の事もあってこっちに来てから使うのを憚っていました。でも……今また使わせて頂きます !! 』 その直後ヴェルティゴの腕部アーマーの辺りから小さい粒の様な機械が射出される。 それを見た瞬間ガロードはあっと小さく叫んでしまう。 かつて彼自身をA.W世界でカリスと初めて対峙した際、大いに苦しめた小型無人ビーム砲台、ビット。 死角という物が存在せず、全方位の敵に対し、その敵機を中心に全方位から攻撃できる兵器をカリスは使うのだから。 片方の腕から6基ずつ、計12基放たれたビットは非常に正確な攻撃で数多くの敵を撃墜していく。 それは突然前後左右から発射されたビームと言ってもいい。 なす術も無く四散した機体のパイロットは、何が起こったかも分からないまま機体と運命を共にしたことだろう。 目にした事も無い異様な攻撃の様子に敵兵達は一瞬たじろぐが恐れる事無く砲撃を再開する。 そしてあと僅かで真下は滑走路の端だという時、ビットを操っていたカリスは息を飲んでしまう。 味方の砲撃、ビットの攻撃を避け続けたアスランの乗ったディンがビームを発射する寸前のビットの一基を、エネルギーの逆流を利用したのか一発の砲弾で撃ち落としたからだ。 しかし残ったビットも負けんとばかりにディンの武装や装甲を次々に撃ち落していく。 そしてそれが最後と言わんばかりにヴェルティゴは一つ欠けた全てのビットを再び機体の中に格納し、その場から飛び去って行った。
- 283 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:17:30 ID:???]
- ヴェルティゴとブリッツの二機が水平線の彼方に消えたのを見たアスランは、ディンを地上に降ろしコクピットから降りた。
その時になって自分の右足の甲を疼痛が襲い始める。 パイロットスーツの下に着ていたシャツの一部を無理に破って作った、足に巻いた止血用の布は真っ赤に染まっていた。 気づけば顔にもじっとりとした脂汗が浮かんでいる。 よくこんな状態でMSを操縦し、あんな動きをしたものだと自分でも感心してしまう。 元々このディンは足をやられた彼が、ブリッツ等があるところとは別の格納庫で整備員を怒鳴りつけて殆ど無理矢理借りてきた物だ。 整備員は手負いの彼を乗せる事は丁重に拒否したかったが、鬼気迫る彼には無駄であった。 だが冷静になって考えれば、それも含めかなりの無茶をしたと言える。 捕虜の殺害未遂、人質がいる状況でそれの命を無視した敵機への攻撃。 激情に駆られた行動でレッド降格は免れないか……と、ぼんやりと思う。 後ろではヴェルティゴの正体不明とも言える攻撃でやられた機体への消火活動が続いている。 撃墜された機体は全部で20から30、損傷を負わされた機体に至ってはそれ以上に及ぶだろう。 あの攻撃が再びこのジブラルタルになされたらと考えると彼ですら身震いがしてくる。 そうなれば言うまでも無く壊滅は間違いないからだ。 そう考えてふと10m程先を見ると自分が破壊した謎に包まれたヴェルティゴの攻撃端末の破片が転がっていた。 他の破片は海にでも落ちたのだろうかそこにあるのはその一片きりである。 負傷した足を無理矢理動かしてそこまで来たアスランは、その破片に指先で数回触れてみた。 既に熱くはなってない事を確認して拾い上げる。 大きさはCD-R程、厚さは一般的な電話帳くらいあった。 それにも拘らず重さはとてつもない軽さ。同じ形の物で例えてみるならアルミニウムと良い勝負をしているかもしれない。 しかしアルミだとすればMSの装甲に使える訳が無い。使っていたならヴェルティゴは跡形も無く破壊されていた筈だ。 だがあれは大量に被弾しても碌に傷つく事無く飛行し続けていた。ますます不思議な事だ。 そう思いアスランはポケットに手を突っ込んである物を出す。 それは基地の出入り口近くで傭兵を狙撃した際に、散らばった少女の方の毛髪の一筋。 別に彼女に対して危ない趣味が出た訳ではない。自身そういった物を持っている訳でもない。 彼はあの直後少しだけ冷静になって頭をフル回転させていた。 以前ナチュラルが、こちらから鹵獲したジンを戦場にそのまま流用しているのを見た事があった。 だがその動きは敵なりの整備を受けていたとはいえあまりにも鈍重で唯の的だと言ってもおかしくはなかった。 だからナチュラルが自分達と同程度にMSを操るなど出来はしない。 しかしキラというコーディネーターが連合についているという例があるのだから、MSを使って自分達を苦しめた二人の内どちらかがコーディネーターかもしれないという疑念があった。 どちらかといえば少年の方からは言動からあまりそういった雰囲気はしなかったが、少女の方がその雰囲気が感じられた。 その結果として今自分の手の中にその手懸かりがある訳なのだが。 遺伝子を調整していれば必ず痕跡が専門家によって見つかる筈…… アスランは二機の去った方向を忌々しげに見つめた後、再びディンに乗って格納庫に向かって行った。
- 284 名前:Exceed4000 ◆mGmRyCfjPw mailto:sage [2007/07/04(水) 20:21:56 ID:???]
- 投下終了します。
もう何も言いません。 では、また後程。
- 285 名前:通常の名無しさんの3倍 mailto:sage [2007/07/04(水) 21:45:40 ID:???]
- GJ!
そしてニコル災難w >捕虜の殺害未遂、人質がいる状況でそれの命を無視した敵機への攻撃。 激情に駆られた行動でレッド降格は免れないか……と、ぼんやりと思う。 アスラン結局自分の事しか考えてないな・・・ 今回の人質がいる状況でのなりふり構わない攻撃に加え、 さらに言えば前にガロード達に発砲した時に一歩間違えば味方に当たってた事に 反省や自己嫌悪するのなら分かるが真っ先に自分の心配とは実に大したご身分だ。
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