- 359 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2012/06/28(木) 23:34:48.82 ID:2LRoTiVV]
- 肝グリコーゲンは100gしか蓄えられない。
ざっと半日分。でこれが枯渇すると血糖値維持の為に 肝臓で糖新生を行う。糖新生の材料の1つは筋蛋白。 ゆえに筋カタボリックモードになっちゃう。 狩猟採集の時代、あるいは農耕牧畜の時代に入っても 機械化される前の時代、身体活動量は半端なかった。 筋活動も半端なかった。その筋刺激は筋をアナボリック モードにする傾向があっただろう。 (現在も狩猟採取段階にいる未開人達の体はかなりなマッチョだ。) しかし機械化された現在、それもたがわず。 つまり昔に比べ、運動面を考えれば、筋はカタボル傾向がある。 (食事面では現在の日本人の方が蛋白質摂取量は多いから、アナボ傾向かな) あと特に女性にありがちなアホアホダイエット歴により、 筋量の低下が顕著だったりする。 GI値は、単にブドウ糖50gを含む食品を食べた後、血糖値の 時間経過を測定し、通常よりどれだけ上がるか、その上がった 分の面積積分に過ぎない。 (測定によってバラつきが大きいみたいだが) これが低いって事は、50gのブドウ糖が肝グリコーゲンとして蓄えられる 割合が多いって事だろう。 また血糖値上昇が低ければ、インスリン分泌量も低い。 イニシエの人類の食生活を鑑みれば、血糖値急上昇って時代が存在 しなかった。ゆえに血糖値上昇に対する防御壁はインスリン1枚しかない。 (それに対し、我々の先祖は常に飢えとの戦いが日常であったので、 血糖値低下に対する防御壁は4枚もある。) つまりインスリンを産生する膵臓のランゲルハンス島β細胞は酷使に 慣れてないのであり、また体細胞のインスリン受容体も高濃度インスリン に長時間さらされるのに慣れてない。 あとさ、蛋白質&脂質の摂取量が過小だったかつての日本人には 血管が切れる系の死因が多かった。今は逆にそれが多いので血管が 詰まる系の死因が多い。
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