- 583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2011/02/26(土) 22:41:47.71 ID:PSYVXIvD]
- 理想的な減量とは、筋量&骨量アップ、脂肪量ダウン、トータル体重ダウンでしょうか。
筋収縮は主に無酸素運動と有酸素運動の2種類からなります。無酸素運動しないと筋量 は増えませんし、有酸素運動しないと脂肪量は減りません。無酸素運動は白筋で行われ、 その化学反応式を大雑把に書くと 糖質 → 乳酸 + エネルギー であり、無酸素運動では糖質しか消費されません。一方、赤筋で行われる有酸素運動は 糖質&脂質 + 酸素 → 二酸化炭素 + 水 + エネルギー なので、有酸素運動では糖質と脂質の両方が消費されます。ちなみに赤筋には酸素を取り込む 筋ヘモグロビンがあるので赤色をしています。日常生活における、歩く、階段を登る、箸を 持ち上げる、心筋を動かす、消化管の筋肉を動かす、それらはほぼ全て有酸素運動な訳ですが、 その時の糖質:脂質の消費比率は大体、 糖質:脂質 = 50:50 と考えて良いでしょう。しかし無酸素運動後には、 白筋から乳酸が血中に放出 ↓ 脳下垂体から成長ホルモンが血中に分泌 ↓ 脂肪細胞中の(中性)脂肪分子が分解され(遊離)脂肪酸分子となり血中に放出 ↓ 赤筋に脂肪酸分子が取り込まれ消費 となり、この時に行われる有酸素運動では、糖質と脂質の消費比率が 糖質:脂質 = 10:90 にもなります。つまりただ有酸素運動をするよりも、無酸素運動後に有酸素運動を すれば、そこでの消費カロリーのうち実に9割もが脂肪の消費になるわけです。 歩けば歩くほど、泳げば泳ぐほど、動けば動くほど、その分だけみるみる体脂肪が 落ちるわけです。(カフェイン摂取後も脂肪の消費比率が上昇します。)
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