- 28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/06/09(水) 23:52:40 ID:ys3M2rBM]
- 「健康のためにはエアロビック運動」ということがということが1980年代まではいわれてきました。
それが、ここ数年で豹変して、見方が180度変わりました。エアロビックな運動に対する疑問が持ち上がってきたのです。 その理由のひとつは活性酸素の問題です。酸素は多く取りすぎると毒性が高くなる、ある意味では過激な気体です。 過激な気体であるからこそその性質を利用してエネルギーの生産を行えるわけですが、一方高濃度の酸素によって肺胞が破壊されたり、 未熟児の網膜が損なわれたりする(未熟児網膜症状)もよく知られています。 そのような毒性も併せ持つ過激な酸素なのですが、その酸素を使ってエネルギー生産する過程で活性酸素種といわれているもっとも過激な物質が作られます。 代表的なものは、酸素分子が余分な電子(不対電子)をもっており、タンパク質や脂質を酸化したり、遺伝子を壊したりします。 そうすると人体にいろいろと悪いことが起き、老化を加速したり、極端な場合は癌になったりします。 体に取り込まれた酸素のうち2〜3%は活性酸素種になることがわかっていますので、 最終的に多量の酸素を摂取するエアロビック運動ほど活性酸素がたくさん生成される可能性が有ります。 (中略) エアロビック運動の問題点の2番目は、激しいエアロビック運動や持久的なトレーニングを長期にわたって継続していると、 ホルモンのバランスが崩れてくることです。特に性ホルモンの分泌が低下してくることが一番大きな問題です。 例えばマラソンの場合のように、ハードな持久力トレーニングをやりすぎると性ホルモンの分泌が下がり、 一方でグルココルチコイドという副腎皮質から出るホルモン(ストレスホルモン)の分泌が上がってきます。 そうすると、体の中の筋肉やその他必要な組織でのタンパク質合成速度が落ち、逆にこれらの組織を分解する速度が上がってきます。 このような事実から考えると、過度の持久的なトレーニングは体を作るというより、むしろ体を分解するという一般的な傾向があるといえます。 「みんなのレジスタンストレーニング」 石井直方著より 筋トレのために読んでる本からネガティブなところだけ引用 心筋梗塞になる可能性は減るらしい まあ平凡なダイエッターの我々にはそこまで関係ないんじゃないかな
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