- 541 名前:メモ mailto:sage [2008/08/29(金) 06:28:55 ID:T0YQ5Zh7]
- 果糖の代謝
hobab.fc2web.com/sub4-Fructose_Metabolism.htm 1.果糖の代謝 a).肝臓での代謝(主) b).筋肉での代謝(僅) 2.果糖は糖新生により、ブドウ糖に変換される 3.果糖の腸管からの吸収速度は、ブドウ糖より遅いが、代謝速度は、ブドウ糖より速い 4.果糖は、VLDLの合成・分泌を促進させ、高中性脂肪血症を来たす恐れがある 5.果糖のglycemic index 3. 果糖が体内に多くなると、フルクトース 1-リン酸が増加して、肝臓のリン酸(Pi)が枯渇して、ATP濃度が低下して、 解糖と乳酸生成が促進し、血中乳酸濃度が、致命的なレベルにまで、達することがあると言わる。 4. 果糖(フルクトース)は、インスリン分泌(放出)を促進させるが、果糖のインスリン分泌促進作用は、ブドウ糖(グルコース)より、弱い。 5. 果糖は、冷たい状態では、砂糖の1.5倍甘いと言う。 果糖は、血清の中性脂肪を上昇させる作用がある。 果糖は、大量に摂取すると、血清の乳酸値を上昇させ、蛋白を糖化させる作用がある:終末糖化産物(AGEs)が生成されてしまう。 フルクトースは、大量に投与されると、急速に肝臓から取り込まれる。 肝細胞では、フルクトース-1-リン酸が著増し、その際、 fructokinaseによりATPが消費され、細胞内ATP濃度が低下し、エネルギー不足になると想定されている。 従って、糖尿病患者が低血糖を来たした際に、フルクトースを投与すると、低血糖がむしろ助長されるおそれがある。 フルクトースは、血液脳関門(blood-brain barrier:BBB)を通過しない (フルクトースは、低血糖時に、脳で、グルコースの代替エネルギー源にならない)。
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