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ジャン「ランのあそこヌルヌルだ!!」



95 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2007/04/12(木) 23:07:41 ID:jmKQaIHe0]
「・う〜。コトコト、コトコト」
 カウンターから身を乗り出し、再び火にかけ始めた鍋を覗き込んでいるジャンを、溜息を吐きながら、なつめは眺めて居た。
「まだ、火にかけたばっかりでしょ? 待ってなさい」
 まるで彼の姉の様な口ぶりである。
 しかしジャンはさして気にした様子もなく、相変わらず唸りながら鍋を眺め、角煮の完成を今か今かと待っている。
 数分はそうしていたのだが、何故だか急にキッチンの方へ入って来た。
「どうしたの?」
 丁度食器を洗い終えたなつめが、不思議がって聞くと、まるで駄々を捏ねる子供の様な声で言う。
「一人で待つ、楽しくない!」
 そう言いながら、なつめの後ろにある、高めの椅子にどかっと座る。
 半ば呆れた様子で、手に着いていた泡を流し、水を止めた。調理器具の入った引き出しにぶら下がっているタオルで手を拭く。
 すると、急に引張られ、なつめの背中はジャンの胸の中に埋まった。
 ジャンは素早くなつめの腹に腕を回す。
「な、何」
「んー?」
 恥ずかしさからか、焦ったなつめは逃れようとするが、流石激獣拳の使い手。なつめの力では、一向に腕は外れない。
「落ーちーる!」
 ジャンは、暴れた為に自分の膝から落ちそうになるなつめを抱え上げ、引き寄せる。
 その時に上へとずれたジャンの手に、小さな柔らかいものが触った。
 しっかりとなつめを座らせ、もう一度その場所をさぐってみる。
「ん? ぷにぷに、ぷにぷに」
「や、ちょ、ちょっと!」
 恥ずかしさに顔を真っ赤に染めたなつめは、精一杯身をよじり、逃げようとするが、落ちない様にか、更にきつく閉められた腕は開かない。
「ここ、ぷにぷにキモチイイ」
 ジャンの言葉に、なつめは更に顔を赤くした。
 






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