- 1 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/10/02(月) 11:13:04 ID:HEsG9O+t0]
- 美しい女性(女子高生、人妻、ょぅι゙ょ問わず)が拉致されたり洗脳されたり操られたり、
女戦闘員や女怪人に強制改造されたり、手術台の上であんなことやこんなことをされたりする シーンに萌えるスレです。SSの発表や、雑談の場などに。sage進行推奨。 その他テンプレは>>2-10辺りに。 前スレ 「おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目」 tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139205739/ 「女子高校生位の子が改造されるシーン」(初代スレ) artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog.html 「うら若き女性が改造されるシーン」(2スレ目) artofspirit.hp.infoseek.co.jp/threadlog2.html 「おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目」 artofspirit.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/updir/threadlog3.html 「おにゃのこが改造されるシーン 4スレ目」 artofspirit.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/updir/threadlog4.html 関連サイト 「蜂女の館」 初代・2スレ目までのまとめサイト。SS職人諸氏の作品が保管。 artofspirit.hp.infoseek.co.jp/ 「女性改造人間物語」 初代スレSSが保管されているまとめサイト(現在移転?)。 remodeledwoman.myfws.com/ 「おにゃのこ改造 BY アダルト2」18禁の話題、SS発表などはこちらで。 sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148670186/
- 204 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/04(土) 17:37:23 ID:8bDit+Pq0]
- >>203
板内のスレ順位が上がって、荒らしに目に付くようになって不利益が多い。
- 205 名前:名無しより愛をこめて [2006/11/04(土) 19:50:33 ID:FzbWC/xN0]
- sageを入れるとありますが、どこにsageと入れれば良いのですか、方法を教えてください。
当方、パソコン初心者ので、すみません。
- 206 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/04(土) 19:55:49 ID:RWujt4Y9O]
- ヒント・メール
- 207 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/04(土) 19:57:36 ID:9lflaRmq0]
- とりあえず「名無しより愛をこめて」の部分をクリックするんだ!
- 208 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/04(土) 21:30:17 ID:8bDit+Pq0]
- >>205
メール欄。名前じゃないよ。
- 209 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/05(日) 00:01:22 ID:Rxmse0bX0]
- >>204
荒らしとは?
- 210 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:23:13 ID:ke6yrWU+0]
- では続きを。
時を同じくしてプログレッサーが設置されている部屋にキメラが駆けつけた。しかし、プログレッサーは大量の放熱と放電を繰り返しその熱気で近づけない。 「キメラ様、危険です。お下がりください」シッポ兵に阻まれキメラは近づくことが出来ず遠巻きに見守るしかない。 とその時。大轟音とともにプログレッサーから一体の進化獣が飛び出してきた。進化獣は言葉を発する。「進化獣、ゼノビアシンカ」 それはゾンビのようにおぞましい姿だった。手足の長い爪。うろこに覆われた緑色の全身。耳のあたりまで裂けた口からは鋭い牙がのぞいている。 さらに頭にはギリシャ神話のメドーサのように7匹の蛇が髪の毛代わりに巻きついていた。それはあの7本の尻尾が蛇に姿を変えたものである。 そのあまりにもおぞましい姿にキメラたちも恐怖で固まっていた。 「グルルルル…」ゼノビアシンカは獰猛なうなり声をあげる。そして「うぎゃああああ!!」 突然雄たけびを上げて部屋を飛び出す。「追え、追うのだ」キメラの命令でシッポ兵たちが後を追いかける。ゼノビアシンカは帝王の間に飛び込む。そこにはアトンがいた。 「これがゼノビアシンカか」アトンが問う。そこにキメラがやってくる。 「アトン様、ゼノビアシンカでございます。しかし、精神のバランスを崩しているようです」キメラは息を切らせながらそう報告する。 精神のバランスを崩し暴れ回るゼノビアシンカをシッポ兵たちが必死に抑えている。
- 211 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:28:07 ID:ke6yrWU+0]
- 「やはりな」うなずくとアトンは手にしていた金属製のヘアバンドをゼノビアシンカに投げつける。ヘアバンドはゼノビアシンカの額にはまる。それと同時に電撃がゼノビアシンカを襲う。
「うぎゃあああ!!」ゼノビアシンカは転げまわっていたがやがて意識を失う。 「アトン様、そのヘアバンドは一体…」怪訝そうに聞くキメラにアトンは答える。「これはMCヘアバンド。カー将軍がゼノビアシンカが反逆した時に備えて残しておいたもので遺品の中から見つかったのだ。これさえあればゼノビアシンカをコントロールできる」 やがて意識を回復したゼノビアシンカはよろよろとアトンの前に跪く。「アトン様、この命アトン様のものにございます。この命に代えましても必ずや憎きダイナマンを抹殺してごらんに入れます」従順にゼノビアシンカは述べる。 「よし、ゼノビアシンカ。お前はダイナマン討伐に向かうのだ。キメラ、そなたも行け」アトンはゼノビアシンカとキメラに命令する。「はっ!!」二人は部屋を出て行く。 この一部始終を物陰でうかがっている者がいた。仮面の剣士ダークナイトである。 「ゼノビアめ、進化獣になったか。これからどうなるか見ものだな」ダークナイトは小声でつぶやくとその場から離れた。 一方ここはダイナステーションの司令室。「みんな見てくれ」夢野総司令が呼ぶ。ダイナマンの5人はスクリーンを見る。 それはジャシンカの襲来だった。街を襲ったシッポ兵たちが殺戮を行う。空からはギズモスキートが工場地帯に空爆を行っている。 「ジャシンカめ、カー将軍が死んだことで焦っているのかもしれない。それでこんなゲリラ作戦を」弾北斗はスクリーンを見ながら言う。 「とにかくこのままでは被害はさらに拡大する。ジャシンカを食い止めるんだ。ダイナマン出動!!」夢野は5人に出動命令を下す。 「よし、みんな行くぞ」弾が叫ぶ。「ダイナマン!」その場で5人はダイナマンに変身して出動した。 「頼むぞみんな」5人を見送りながら夢野がつぶやく。
- 212 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:32:07 ID:ke6yrWU+0]
- その頃ジャシンカは勢いに乗って進軍していた。「地上のすべてを破壊してジャシンカの支配下に置くのよ」キメラは叫ぶ。
その時5色の火の玉が落下して大爆発を起こした。その爆発の中から現れたのは正義の戦士ダイナマン。 「現れたな、ダイナマン!」叫ぶキメラにレッドが言葉を返す。 「キメラ、お前たちの悪行もそこまでだ。俺たちダイナマンがいる限りお前たち尻尾を持った悪魔にこの美しい地上は渡さん!!」 「黙れ、わがジャシンカの最強進化獣の餌食になるがよい」キメラも言い返す。 「進化獣、メカシンカではないのでござるか?」ブラックがびっくりしたように言う。 「進化獣を引っ張り出すなんてジャシンカも先が見えているな」ブルーが言う。 「本当、進化獣相手なら絶対負けないぜ」イエローも余裕の表情で言う。 キメラは含み笑いを見せる。「そんな大口を叩けるのも今のうちだけだ。出でよ、進化獣ゼノビアシンカ」その言葉と同時にゼノビアシンカが姿を見せる。「ゼノビアシンカ!!」 「ねえ、ゼノビアシンカってまさか…」ピンクが不安げに言う。 「そのまさかよ。ゼノビアシンカはゼノビアが生まれ変わった姿なのよ。ダイナマン、お前たちもこれでおしまいよ。ははは」キメラは高らかに笑う。 ゼノビアが改造されたと聞いて5人に戦慄が走る。「あのゼノビアが悪魔の進化獣になるなんて…」レッドが恐怖のあまり小声でつぶやく。 しかし、「たとえ相手が誰であろうとダイナマンは負けるわけにはいかない。俺たちが負けたら誰がこの世を守る。」自らを奮い立たせるようにレッドが叫ぶ。正義の戦士ダイナマンに逃げることは許されないのだ。 「ダイナレッド」 「ダイナブラック」 「ダイナブルー」 「ダイナイエロー」 「ダイナピンク」 「爆発!科学戦隊ダイナマン!」レッドが叫ぶと同時に5色の爆発が起きる。
- 213 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:37:25 ID:ke6yrWU+0]
- 「行け!」キメラの号令とともにゼノビアシンカがシッポ兵がダイナマンに襲い掛かる。
だが、シッポ兵はダイナマンの敵ではない。あっという間に片付けられる。ダイナマンとゼノビアシンカは対峙する。 「レッドファイヤー!」レッドがダイナロッドで火炎攻撃を行う。しかし、「ゼノビアファイヤー!」ゼノビアの頭の蛇から高熱火炎がレッドを襲う。 レッドは火炎攻撃を受けかろうじてかわす。「くそ!」レッドが悔しそうに言う。 「なら次は拙者が。ブラックスターフラッシュ!」ブラックがダイナロッドでフラッシュ攻撃を行うが「ゼノビアフラッシュ!」 頭の蛇から発せられる閃光でブラックは目がくらみ「うわっ!」ブラックは崖を転がり落ちる。 「ブルー水竜巻!」ブルーがダイナロッドで高圧水流攻撃を行うが「ゼノビアストリーム!」蛇から出る高圧水流でブルーは押し流され岩に激突する。「うっ!」 「イエロー雷光おとし!」イエローがダイナロッドで電撃攻撃を行うが「ゼノビアサンダー!」蛇から発せられる電撃にイエローが感電してしまう。「し、しびれたぁ…!」 「今度は私よ。ピンクショッキングメロディ!」ピンクはダイナロッドで超音波攻撃を行うが「ゼノビアソニック!」蛇から発せられる超音波にピンクは転がりまわる。「あ、頭が割れそう…」 「お前たちダイナマンのパワーなどその程度か。行くぞ、ゼノビアボム!」ゼノビアは火炎弾を蛇から発射する。火炎弾はダイナマンめがけて落下して爆発する。 「うわっ!」5人は爆発する火炎弾に苦戦する。 「ダイナキック!」5人はキック攻撃を行うがゼノビアのボディはびくともしない。「ははは、無駄だ無駄。どんな攻撃も私には通用しない」ゼノビアは高らかに笑う。 「よし、こうなったらそれぞれの得意技で攻撃だ」レッドが言う。
- 214 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:44:45 ID:ke6yrWU+0]
- 「まずは私が。ピンクハートブレイクショット!」ピンクがローズサーベルでゼノビアシンカの胸を突く。「うっ!何のこれしき」ゼノビアシンカは動じない。
「じゃあこれでどうだ。イエロー電光ボール!」イエローがチェーンクラッシャーにエネルギーを集めてゼノビアシンカにぶつける。 「フリスビースパーク!」ブルーがブルーフリスビーをゼノビアシンカにぶつける。 「ショットクロス!」ブラックがクロスカッターを合体させてゼノビアシンカにぶつける。 しかし、ブラック、ブルー、イエローの技を食らってもまだ持ちこたえるゼノビアシンカ。「どうした、まだ私は何ともないぞ」 「ならば、ドリーム返し!」レッドがダイナ剣でゼノビアの額を十文字に切り裂く。その時、「チャリーン」。金属音と同時にゼノビアシンカの額からMCヘアバンドが落ちた。 「はっ、私は一体…」ゼノビアシンカはあたりを見回す。それはゼノビアが自分の意識を取り戻した瞬間だった。 ゼノビアは水溜りに映った自分の姿を見る。次の瞬間「きゃああああ…!!」 自らの姿を見たゼノビアは恐怖のあまり叫び声をあげる。そしてプログレッサー内部での出来事を思い出した。あの苦しみ、痛み、そして進化獣に堕とされることへの屈辱。「お、おのれ…、カー将軍め…。」 「どうした、ゼノビアシンカ。早くダイナマンをやるのよ」キメラがゼノビアシンカに命令するが「誰がゼノビアシンカだ。私は将軍ゼノビア。やがてジャシンカの王となるべき存在だ」恐怖と絶望が怒りに変わったゼノビアシンカは叫ぶ。 「ま、まさか記憶が戻ったの!?」キメラも異変に気づく。 「おのれ、カー将軍。よくも…よくもこんな姿に…。こうなったらもどうなってもいい。皆殺しにしてやる!!」 怒りのあまり錯乱したゼノビアシンカはダイナマン、ジャシンカ問わず無差別攻撃を開始する。7匹の蛇から火炎が、高圧水流が、電撃が、レーザーがダイナマンやジャシンカを襲う。 「うわあ!」「助けてくれ!」シッポ兵たちは逃げ惑うが次々と攻撃されやられていく。 「きゃあ!」キメラも狂気のゼノビアの攻撃に怯えながら必死に逃げ惑う。
- 215 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:53:04 ID:ke6yrWU+0]
- 「ゼノビアの奴、なんて恐ろしいパワーだ。」レッドが言う。「だが、俺たちは逃げるわけには行かない。行くぞ!」レッドが叫ぶと「おう!」他の4人も叫ぶ。
5人はゼノビアシンカに立ち向かう。「こい、ダイナマン!」ゼノビアシンカが迎え撃つ。 「ロッドビーム!」ダイナロッドを変形させた光線銃でゼノビアシンカを一斉攻撃するダイナマン。ロッドから発せられた光線はゼノビアシンカの体を貫く。「ううっ…!」ゼノビアシンカはうめく。 「よしとどめだ。ニュースーパーダイナマイト!」レッドが叫ぶ。5人は爆発とともにジャンプする。 「レッド!」 「ブラック!」 「ブルー!」 「イエロー!」 「ピンク!」 飛び上がった5人は空中で合体して巨大な火の玉になりゼノビアシンカに体当たりする。 「来い!!」ゼノビアシンカは両手両足を大の字に広げて迎え撃つ。ゼノビアシンカと巨大な火の玉がぶつかる。そして「ぎゃああああ!!」 大爆発とともにゼノビアシンカの絶叫が響き渡る。ゼノビアシンカとぶつかったダイナマンは合体が解けてバラバラに散らばる。 「ハアハア…」傷だらけのダイナマンが立ち上がる。同時にゼノビアシンカも立ち上がるがすでに両腕はなく、7匹の蛇も吹き飛んでいた。 「お、おのれダイナマン、カー将軍め…。私は将軍ゼノビア…。私こそ地上と地底の王となるべき存在。進化獣などではない…!!」 自分の妄想に狂いながらそして進化獣になった現実を受け入れずゼノビアシンカはその場所に倒れた。直後に大爆発が起きた。さすがの彼女も巨大化する力は残っていなかった。こうして女将軍ゼノビアは滅びた。 「おのれダイナマン…」キメラは悔しそうにつぶやくとその場を後にした。
- 216 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 00:57:44 ID:ke6yrWU+0]
- その頃ダークナイトは少し離れた崖の上で情勢を見守っていた。そしてゼノビアシンカの最期を見届けた。ゼノビアの死を冷ややかに見つめるダークナイト。
「ゼノビアめ、ダイナマンに敗れるとは。口ほどにもない奴だ。共倒れを狙っていたのだがまあいい。俺がじきじきにダイナマンを倒せばいいだけのこと。特にダイナレッド、弾北斗の命は必ずこの俺の手で奪ってやる」 ダークナイトはあざ笑うように言うといずこへともなく姿を消した。ゼノビア、そしてダイナレッドを異常なまでに憎悪するダークナイトの正体は一体何者なのだろうか。 ダイナマンはボロボロの状態だった。勝つには勝ったが辛勝、全身傷だらけだ。 「ゼノビア、恐ろしい敵だった…。だが、まだ俺たちの戦いは終わっていない。帝王アトンを倒して平和をつかむまでは。」 レッドの言葉に全員うなずく。ダイナマンは最後の戦いに向けて闘志を燃やす。
- 217 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 01:02:25 ID:ke6yrWU+0]
- その頃グランギズモではキメラがアトンに報告を行っていた。
「そうか、ゼノビアはダイナマンに敗れたか。」アトンがキメラに言う。 「はっ、ダイナマンを追い詰めたのですが、MCヘアバンドを破壊されコントロール不能になり…。ほとんど自滅です」キメラが報告する。 「ううむ…。まあ獅子身中の虫が滅びただけよしとするか。これでジャシンカに禍根はなくなった」アトンは自分に言い聞かせるようにいう。 とそこへ「アトン様、カー将軍が残されたマニュアルで最強最後のメカシンカファイヤースフィンクスが誕生しました」科学者が腕が火炎放射器になっているライオンのメカシンカ、ファイヤースフィンクスを連れてきた。 「ファイヤースフィンクス。カー将軍の御遺志に従って必ずやアトン様の夢を実現させてごらんに入れます」ファイヤースフィンクスは跪いてアトンに忠誠を誓う。 「ファイヤースフィンクス、期待しておるぞ」そういうとアトンは立ち上がり叫ぶ。 「皆の者、いよいよ最終決戦だ。ジャシンカが天下を取るか滅びるかはこの戦いにかかっておる。全員心してかかるのだ!」キメラやシッポ兵はそれに応じて雄たけびを上げる。 アトンはカー将軍のことを思い出していた。死んだ後まで自分に忠義を尽くす部下への感動、そしてそんな部下を死なせてしまったことへの悔やみがアトンの心に去来する。 だが帝王たるもの、そのような感情は表には出せない。アトンは叫びたくなるような感情を押し殺して帝王としての威厳を保とうとしていた。 (カー将軍、必ずそなたの義に報いるぞ)アトンは心の中でカー将軍に呼びかける。 ダイナマンとジャシンカ、それぞれの明日をかけた最終決戦はまもなく始まろうとしている…。 「軍神、忠義の遺産」(終)
- 218 名前:PRIME mailto:sage [2006/11/05(日) 01:11:02 ID:ke6yrWU+0]
- 以上で私のSSを終わります。
ゼノビアの改造シーンはサンバルカンのイナズマギンガーが機械生命体に改造されるシーンを自分なりにイメージしたものをベースにしてみました。 ただ、ゼノビアの改造は外科手術的なシーンがないのが皆さんにはご不満だったと思います。 しかし進化獣は生物が進化した姿なので、ゼノビアも進化した結果進化獣になったというスタイルにしました。そのことをご了承願いたいと思います。 今回のSSは(今回のSSもと言うべきでしょうか)皆さんには物足りなかったと思いますが、またSSを思いついた時には投下させていただけたら幸いです。 最後までお付き合いくださりありがとうございました。ではまた。
- 219 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/07(火) 20:35:12 ID:Wx/sFLCO0]
- 804 :名無しより愛をこめて :2006/11/06(月) 17:39:40 ID:fxMU33kT0
小説版BLACKに登場したサカナ怪人、マッド・ソルジャーに一票。 光太郎が愛した女子大生・原亜矢子が改造された姿で、BLACK打倒の秘密兵器だ。 敵の攻撃を受けるとそれをエネルギーに変換し、X線レーザーで反撃するMADシステムを搭載している。 愛し合う者どうしが闘わねばならない、破局へと一気になだれ込む展開も感動的だったが、 改造シーンや怪人体への変身シーンなどの描写が、どういうわけか妙にエロいw しかも新貝田鉄也郎による挿絵がまたエロくて、消防時代の俺の(いい意味での)トラウマになった。 ・・・誰か詳細をきぼん(;´Д`)
- 220 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/08(水) 00:10:05 ID:A+vYOGSJ0]
- >218
GJ
- 221 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/08(水) 01:16:50 ID:NE7y/hS40]
- 泥棒氏復活してくんねーかな。マジで。
- 222 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/08(水) 01:41:06 ID:pMBlTigy0]
- 泥棒氏って誰さ?
- 223 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/08(水) 22:05:21 ID:NE7y/hS40]
- >>222
ヒント:モンキー・パンチ
- 224 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/09(木) 06:00:55 ID:FhL0mbec0]
- 陰陽弾を喰らえー
うおっまぶしっ!
- 225 名前:名無しより愛をこめて [2006/11/11(土) 14:33:01 ID:4q/6o+8T0]
- レズエステ物のAVだけど
ヘッドホンで装着し音楽を聴かされ、目にアイマスクをつけさせられ 別途の上に横になりマッサージを受けている。 洗脳されているようでハァハァするぞ
- 226 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/13(月) 00:45:05 ID:LyrcPff60]
- 今日のカブトで間宮麗奈が記憶が混乱して苦しむシーンを見ていたらサソランジンに改造された上村美也を連想したよ。
- 227 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/13(月) 01:44:58 ID:/aJjMFHn0]
- 今日のデジモンセイバー見た人いますか?
洗脳(?)でヘビ女になった女の子が妖しく主人公を誘惑してきました!! あんなカンジを特撮・戦隊モノでも見てみたいです!!
- 228 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/14(火) 01:49:37 ID:8BzHFtuu0]
- 女の子を改造する科学者だが、その役は万波医師グループにやらせればいいんじゃないの?
あいつら喜んでやりそうだし。
- 229 名前:椿山課長 mailto:sage [2006/11/17(金) 21:39:40 ID:LRFbbfHH0]
- 13 :名無しさん@恐縮です :2006/11/13(月) 12:28:16 ID:wnkL9b4yO
宮崎あおいにピン子が乗り移るドラマ思い出した ↑このドラマの詳細が分かる方はいらっしゃいますか?
- 230 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/17(金) 23:59:49 ID:57WHQzCv0]
- さとう珠緒が改造されるってのが見たいな。
ショーツ1枚の珠緒ちゃんが「私にこんなことするなんて。もう、プンプンビーム!」とかするけど、手術が始まると「アンアン」と悶え出すってな風に。 ちなみに科学者はタモリがいいな。ひょうきんな中にも狂気を秘めている科学者が似合いそう。
- 231 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/18(土) 00:02:26 ID:jP0vZ0Th0]
- >>229
「ちょっと待って神様」 2003年頃(だと思うけど)に夜の11時からNHKで放送されていた15分ドラマ。 交通事故で死亡した主婦が女子高生の体に乗り移って家族にメッセージを伝えようとすると言う話。
- 232 名前:椿山課長 mailto:sage [2006/11/18(土) 12:55:47 ID:h1eJeUZn0]
- >>231
どうもありがとうございます。 こういう憑依モノにも最近惹かれます。
- 233 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/21(火) 00:13:20 ID:IWVtX/EY0]
- 今週のボウケンジャーで風のシズカが最強戦士モードになっていたけど、改造手術であのモードになっていればなあと妄想してしまった。
シズカが改造手術で悶える様を想像したら勃起してしまった…。
- 234 名前: ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ mailto:sage [2006/11/21(火) 00:34:23 ID:J63xG92m0]
- _____
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- 235 名前:名無しより愛をこめて [2006/11/21(火) 00:34:35 ID:xYd7i5Dz0]
- >>232
京本も出ていて面白かったよ。
- 236 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/21(火) 05:02:01 ID:WT9pE60n0]
- 番組名が思い出せません
犯人の男が ある女性隊員をトイレに監禁して 裸どうぜんにして隊員服を盗み着こんで その女性から盗んだ遺伝子で 化けて逃げるってストーリー展開だったんですが どなたか、わかるかたいらっしゃいますか?
- 237 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/22(水) 23:37:55 ID:h2X3PbYY0]
- 禅の女戦闘員何とかというヤツの詳細がわかる人いますか?
調教や拷問で戦闘員になるってのはマジで勘弁。やっぱ「洗脳装置に かけられて」ってシチュに萌えるので。
- 238 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/23(木) 01:15:29 ID:Vas21qPu0]
- >>237
頭に何かつけられている写真はあるんだが、洗脳をきちんと描いてくれるかどうかとなると・・・なぁ 監督のブログにもしごきとかって書いてあるし。
- 239 名前:佐賀県庁 mailto:sage [2006/11/23(木) 01:55:31 ID:RbiB/D8Z0]
- >>236
犯人が女性だと設定が似ている THE SEX-FILES 1 エイリアン・エロティカ 見たのは特撮なの?
- 240 名前:名無しより愛をこめて [2006/11/24(金) 21:45:39 ID:QSOppg6K0]
- シャイダーの第13話 金メダル仕掛け人
大リーグ養成ギブスみたいなモノをはめられた女性が出てくるが どうせならはめた状態で洗脳されている。 そう言うシーンが欲しかった。
- 241 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/25(土) 07:26:13 ID:rDQqo3+z0]
- >>239
特撮です、日本の 犯人の男は黒髪の痩せ型。 未来から来た? とかで遺伝子で犯罪をおこすみたいな感じだったかと
- 242 名前:佐賀県庁 mailto:sage [2006/11/25(土) 10:56:37 ID:jjLhQR6q0]
- タイムレンジャーぽいけどルパン16世の部屋が閉鎖になっているので
探すのが面倒だな。エピソード一覧は www.toei.co.jp/tv/user/program/read_story3.asp?SID=128&Command=Old#List
- 243 名前:佐賀県庁 mailto:sage [2006/11/25(土) 11:02:32 ID:jjLhQR6q0]
- タイムキーパーズ
web.archive.org/web/20050304000642/www62.tok2.com/home/iwgvlj/uuu.htm
- 244 名前:佐賀県庁 mailto:sage [2006/11/25(土) 11:05:16 ID:jjLhQR6q0]
- 木曜の怪談ファイナル タイムキーパーズ というシリーズの一篇みたい
貸ビデオ屋でもあまり見かけないな
- 245 名前:佐賀県庁 mailto:sage [2006/11/25(土) 11:06:56 ID:jjLhQR6q0]
- ちなみにweb archiveをうまく見られない時は
IEの表示でエンコードを日本語にし、文字は反転させてみてください
- 246 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/26(日) 04:12:52 ID:hY4CA61z0]
- >>243-245
ありがとうございます それです! 通常の特撮の系譜だとひっかからなくて出てこなくて、本当に今までモヤっとしてました 助かりました。
- 247 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/11/28(火) 01:43:15 ID:KRcgvkVM0]
- 今日トランスフォーマーのLDを見ていたら「ナイトバードの影」と言う話があった。
これは日本の科学者が製作したナイトバードと言うくノ一ロボットがデストロンに改造されると言う話。 「彼女」がベッドに寝かされて一瞬だけど内部メカを改造されて洗脳チップも組み込まれていてまあ改造シーンの初歩的段階を見ることが出来た。萌えシーンとは程遠かったけど。 まあ話の種に見るチャンスがあれば見ることをお勧めするよ。
- 248 名前:他力本願寺 mailto:sage [2006/11/28(火) 07:50:58 ID:v5Q2Jp660]
- 海外にはようつべで観れるMC系動画のリンクを紹介したサイトとか
あるけど、誰か国内でやってくれないかなー。
- 249 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/28(火) 09:52:37 ID:OfnveiwK0]
- >>248
そういうのは概ね当局に露見して、根こそぎあぼーん。
- 250 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:29:01 ID:dEs8aE7W0]
- 5スレ目 の、475〜477.499〜502 に引き続き、
The oneway ticket の第3弾です。 初めての方は、そちらを読んでから ご一読ください。
- 251 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:35:16 ID:dEs8aE7W0]
- 吉岡夏美
親友だった松田薫にハメられて拉致され、改造実験用のサイボーグ手術と、 高圧電流による耐久実験とを幾度もなく繰り返す日々が始まってから、一ヶ月余が経っていた。 一ヶ月余前に、催眠状態のままで最初にカラダにメスを入れられてから、6度目を数える今回 の改造手術は、夏美は初めて覚醒したままの状態で終了した。 つ数分前まで、例えようもない苦痛と不快感に苛まれていたカラダ中が、手術が終了すると、 にわかに軽くなり、しばらくすると、段階的にではあるが、体内の節々にパワーが漲り始めるのを 実感するようになった。 改造手術と、耐久実験。これらの間のインターバルの時間だけが、夏美にとっての至福の時間 (…というか、普通はこの状態がフツーなはずなのだが)である。 やがて、体を拘束していた手かせ足かせが外されると、夏美はゆっくりと金属の手術台から身をおろした。 白衣の男が夏美に言った 「1時間後に実験室で、今回のお前のカラダの耐久テストが行なわれる。遅れることがないように実験室に 向かえ。助手が二人でお前を案内する。それから、廊下に出るときは"制服"を着るのを忘れるな。」
- 252 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:36:33 ID:dEs8aE7W0]
- 吉岡夏美
白衣の男が夏美に言った 「1時間後に実験室で、今回のお前のカラダの耐久テストが行なわれる。遅れることがないように実験室に 向かえ。助手が二人でお前を案内する。それから、廊下に出るときは"制服"を着るのを忘れるな。」 この組織で使用されている女性改造人間達の"制服"とは、いわゆる『超ビキニ』である。 これには主に2つの意味があり、一つは「逃亡」を防ぐため。そしてもう一つは、改造手術に携わる男性技術者 に対する配慮である。すなわち彼らは、毎日来る日も来る日も、改造素体の内臓やサイボーグ体のメカニックと 対峙している為、こういう刺激がないと、女性の肉体に対するイメージが歪んでしまうのだ。 また、これらの"制服"は、それぞれの持ち場によってカラー分けしてある。 吉岡夏美や、彼女を拉致する前の松田薫、すなわち「改造実験用のサイボーグ」は純白の超ビキニ。 素体拉致の為などの「外回り業務」=すなわち現在の松田薫=は、黄緑色の超ビキニ。 その他にも、「戦闘用サイボーグ」はエンジ色。「女スパイサイボーグ」は漆黒、などなど。 至福の?時間が、1時間余りしかないことを知った夏美は、拗ねる様な表情を 白衣の男に向けると、 言われるがまま、改造実験用の女であることを示す "純白超ビキニ" を付けると、助手の2人に左右を 囲まれつつ、薄暗い廊下へと一歩踏み出した。
- 253 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:39:17 ID:dEs8aE7W0]
- 松田薫
本日の「組織」の命令は、ある屈強な男の拉致であった。 薫はどちらかと言えば年下系優男が好みだったので あまり気乗りがしなかったのと、 その男性の年齢に合わせたつもりで、OL風の制服を選んで着ていってしまったのだが、 どう見ても15歳程度のルックスの少女にはあり得ない風であり、ターゲットに怪しまれて 結局 拉致は不成功に終わったのだ。 ガッカリして組織に帰社?した薫は、信賞必罰のボスになんと言い訳しようかと 考えながら、コスチュームルームでOL服を脱ぎ、組織の制服(=黄緑の超ビキニ) 姿にて 薄暗い廊下へと歩いて行った。 薫の成績は、全くもって芳しくなかった。マトモに拉致して来れて、 且つ素体として組織の役に立っていそうなのは、皮肉にも親友の吉岡夏美だけなのだ。 このままだと、再び改造実験用サイボーグに戻されてしまうかもしれない…。 そんな不安が薫の頭を過ぎった時、不意に斜め前の手術室の扉が開いて、 白衣の男達に囲まれた、純白超ビキニ姿の吉岡夏美が現れた。 思わず夏美と目が合った薫は、固まりながらも叫んでいた。 「あ、夏美!ゴメン!本当に……」 白衣の男達を振り切って、薫の目の前に走り寄った夏美を見て、 薫は思いっきり殴られることを覚悟した。 いや、殴ってもらえれば、それで少しは罪悪感から逃れられそうで、 無防備のまま座り込んだ。 だが予想に反して、近づいてきた夏美は薫の耳元にこう囁いた。 「白鳥晶子、白鳥晶子覚えているでしょ! 今、アタシと同じ高校にいるの。 彼女を拉致してきて!絶対、素体として合格だから! 彼女だったら、絶対アタシ達以上の素体だから!」
- 254 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:42:41 ID:dEs8aE7W0]
- 松田薫
薫は小学生時代の記憶の糸を辿っていた。 白鳥晶子…。おぼろげに覚えてはいるが、自分とは直接のつながりがない。 確か小学校は同じだったけど、中学から私学に通い始めた彼女は、 地元の公立中学に進学した薫や夏美とは、その後縁遠くなっているはずだった。 夏美とは小学生時代に同じクラスになったりして、親しい時期もあるようだったけど…。 そうそう。白鳥晶子は、確か常に中傷めいた悪いウワサが後を絶たない少女だった。 成績も夏美並みに優秀だったし、スポーツ万能。 ルックスも大人びていて、 薫や夏美が同級生男子の視線を一身に浴びているのに対し、 晶子は近所の中学生、高校生や、若い先生たちに色目を使われているような少女だった。 悪いウワサというのは、彼女=白鳥晶子は、小学校の低学年の時に、 痴漢からレイプされたのがキッカケで性に目覚めてしまい、以来 大人の男性から お金をもらってカラダを触らせていると言うようなものだった。 そう言えば、小学校卒業間近に、夏美から聞いた話だったと思うが、 「アッ子、この頃へんな事言うのよ。『大人の男の人のオチン○ンを舐めてあげたら、お金くれるよ』だって。キモ〜イ」 薫も想像するだけで不快感が溢れてきた。 「ぎょぇ〜、へんな子!」 薫も夏美も、性に目覚めては来ていて、男性対する興味は旺盛でないとは言えない年頃ではあったが、 さすがにそのようなことでお金を払う男性もいるとは思わなかったし、 好きでもない♂と、自分の同級生♀とが付き合っているというと言うのが信じられなくて、 きっと彼女の美貌と才能に嫉妬した誰かの悪い中傷だろうと、薫は信じて疑わなかった。 そして白鳥晶子は、仲間のほとんどが進学する校区の中学を避けて、隣町の私立中学に一人進学した。
- 255 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:44:37 ID:dEs8aE7W0]
- 白鳥晶子
帰宅すると、いきなり玄関のピンポンが これでもかッ!てくらいに鳴りだした。 部活動で疲れているのに、うるさいなぁ〜。 でも家には誰もいないから、アタシが出るしかないか!? 扉を開けると、小悪魔のような顔立ちの、中学生のような女子が満面に笑みをたたえながら立っていた。 どこかで見たような…会ったような… でも思い出せない。 「ヒッさし振りぃ!元気してた?あたし、わかる?松田薫よ! わぁ〜、白鳥さん、大人っぽくなったわねぇ〜。 夏美から聞いたけど、ひそかにグラドルやっているんだって? ねぇねぇアタシ、遠くに行っていたんだけどさぁ、 白鳥さんにお土産あるのよ。これ、イヤリング。似合うと思うよぉ。すぐにしてみて・・・・」 話を最後まで聞く気にもなれず、バタンと思いっきり扉を閉めた晶子は、無言のまま施錠して、自分の部屋へと向かった。 "なんなのだこの子は。 押し売り?ヘンな宗教? イヤリング?知らない人にそんなもの貰う筋合いはないわ。" そんなことを考えていた晶子の背後で、いきなり 何かがドアにぶつかる音がした。ガツン!ガツン! そして 振り返った晶子の眼前で、メキメキッ! バリバリッ! と 見る見るドアが破れ、先ほどと同じ笑みで、 招かれざる少女が、穴の開いたドアの向こうから涼しい表情のまま侵入してきた。 松田薫と自称したその少女の両手で首の辺りを掴まれたところで、晶子の記憶は飛んでいる…
- 256 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:47:15 ID:dEs8aE7W0]
- 松田薫
「…お前の処置は、白鳥晶子の改造手術が終わってから、追って通達する。 それまでは、基地を出ないように待機しておくこと。」 組織のボスに、いろいろなことを言われた薫だったが、ほとんど意味が理解できていなかった。 仕事が成功したわけだから褒められたはずだったのだが、あまりその実感がわかないまま、 薫は司令室を後にした。 薫が拉致してきた白鳥晶子は、改造人間の素体として、1億人に一人という、類稀なる肉体であったようだ。 それを知った薫が、天にも昇るような気持ちで舞い上がっていた時、薫の前に、純白の超ビキニを身につけた夏美が現れた。 一瞬 ギくッ!とした薫だったが、夏美の推薦してくれた白鳥晶子嬢は、類稀なる改造素体であり、彼女の拉致が成功したことで、 間違いなく夏美も改造手術に明け暮れる毎日から逃れられると思うよ! と、まくし立てるように説明した。 無言の夏美に、薫は心配そうに呟いた。 「ねぇ、夏美。やっぱ怒っている…よね。」 視線を落とし、沈黙していた夏美はしばらくして答えた。 「もちろん怒っているわよ。友達として許される裏切りじゃないもんね、こんなの。 でも、怒っても恨んでも、状況が変わるワケじゃないし、『貸し』にしておくと言うことで、仲直りしようと考えているトコ」 薫は、このような状況でも、感情を抑えて冷静な判断が出来る夏美に 心底感動してしまった。 「ありがとう。夏美も絶対すぐにそのビキニ、アタシみたいな黄緑色のになるよ。・・・・・」 そう言った薫の目から、大粒の涙が零れ落ちた。
- 257 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:49:12 ID:dEs8aE7W0]
- 吉岡夏美
薫の両瞼から零れ落ちる涙を見たとき、吉岡夏美は薫に対して一抹の哀れみを感じざるを得なかった。 薫自身は、今回の白鳥晶子拉致が、自分の手柄で賞賛されていると勘違いしているが、 白鳥晶子を選んだのが夏美であることは、組織の誰もが知っていることであり、知らぬは薫だけ。 それに拉致の時に、扉を破って侵入するなんて手段は言語道断! そんなことで、不法な改造人間実験の存在が嗅ぎ付けられないとも限らない。 さらに、改造前の生身の人間に対し、放電ショックで気絶させるという手段も愚かな極みである。 ハイパーサイボーグとなった薫が発した電流は、優に致死量を超えたものであり、 通常であれば失神どころか即死状態だったはずである。 今回はたまたまそのミスが功を奏し、 白鳥晶子が改造素体としての逸材であることの判明に繋がったのだが、明らかにこれは偶然であり、 もはや薫は、拉致用サイボーグとしては不適当であるとの決定が下されたのだった。 すなわち今現在はまだ純白の超ビキニを着ている夏美だったが、晶子の改造が成功次第、強制的に薫と夏美は、 お互いの超ビキニを交換させられる=少なくとも薫には純白のビキニが着せられる= 運命にあったのだ。 「貸し」の意味も理解できない、単細胞な親友に同情しつつ、夏美は涙を隠して薫を抱きしめた。
- 258 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:51:57 ID:dEs8aE7W0]
- 白鳥晶子
白鳥晶子は目覚めた時、金属で出来た椅子に、全裸姿で両手両足を拘束されていた。 最初に開いた瞳にまず写ったのは、自分の体に無数に繋がれているケーブルコードだった。 きつく絞められた首輪からは4本 、グラドルとしての自慢の胸には、それぞれ両乳首に針穴が通され、 太めのケーブルがヘソの穴に、また極太の突起物が 股間にはめ込まれ、翡翠色の光を放っている。 ゆっくりと首を上げて、視線の焦点を前方に合わせると、動き回っている白衣の男達に混じって、 ビキニ姿でこちらを見つめている2人の少女が見えた。 腕を組んで、小悪魔的な笑みでこっちを見ている黄緑色のビキノニ少女は…間違いなく自分の部屋を訪問した女の子だ。 その隣に、こちらを申し訳なさそうにチラチラ見ながら、目をあわさないように横を向いている純白のビキニは… あ、彼女、吉岡夏美!間違いない。 状況を飲み込もうとする晶子だったが、理解できぬまま、白衣の男の一人が助手達に命令を下した。 「ただ今より、改造素体に対する高圧電流耐久テストを開始する」 その言葉の意味も理解できぬ間に、体にはめ込まれ、埋め込まれているあらゆるアイテムから、 高圧電圧が体に注ぎ込まれた晶子は、蝦反りになって苦痛を全身で受け止めた。
- 259 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:54:37 ID:MbqGFM9J0]
- 吉岡夏美
目の前で、高圧電流を体中に流され、蝦反りになって絶叫しながら苦痛に耐えている晶子の姿を見ると、 夏美にも罪悪感が芽生えてきた。 "これでは、アタシが薫にされたことを、そのままソックリ晶子にしているだけではいか?" となりの薫を見ると、こっちは相変わらず小悪魔的な笑みを満面に浮かべながら、 「うわぁ〜、すっごーい! 晶子さんって、この高圧電流に、生身のカラダで耐えているぅぅぅぅぅ〜。 この電圧って、アタシが最初の改造手術を受けた直後に、アタシが受けた耐久実験とほぼ同じ電圧じゃない! サイボーグ体でもあんなに苦しくて、少しだけどダメージも喰らったあの電圧に、こんな長時間耐えられるなんて!」 相変わらず薫のキャラは楽天的である。 「ねぇ夏美、いま思ったんだけど、晶子ってもしかして、改造実験サイボーグじゃなくって、戦闘用のサイボーグにされるんじゃないかな? ホラ、廊下なんかですれ違う"エンジ色"の超ビキニの制服を着ている彼女達よ。 一度、戦闘用サイボーグの手術室を覗いたことがあるけど、とてもじゃないけど見ただけで恐くて泣き出しちゃったよ。 普通の改造手術室だって確かに恐いけど、戦闘用の手術室は、手術室っていうよりも、機械部品修理工場って感じなのね。 私達の手術は レーザーメスやハサミを使って改造が施されるでしょ。でもそれとは全然違うの。 大型ドリルで両足の間から串刺しにされたり、巨大な電気ノコギリで胴体を裂かれたりして、機械を埋め込まれたりするのよ。 アタシも次にはここで手術を受けるのかと思って、座り込んで泣いていたら『お前はここで改造してもらえるほどのエリートではない』 ってバカにされて…でもホッとしたのよ。 でも、晶子さんならきっと耐えられると思うよ! うん、間違いない! すっごいなぁ〜!!!・・・・」
- 260 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 16:57:15 ID:MbqGFM9J0]
- 吉岡夏美
おめでたい薫の恐ろしい話を横で聞きながら、夏美は徐々に青ざめてきた。 薫がバカなのは最初から解っていたが、ここまでバカだとは考えてもみなかった。 大体、誰かを身代わりにして自分だけ助かろうと言う発想に至るのに、夏美は数日しかかからなかったが、 薫は2年もかかったと言う。 拉致の失敗にしても、幼稚である事はなはだしい。 自分の運命を知らない薫は喜んでいるが、このまま薫の予想通り、晶子が戦闘用サイボーグとしての改造が決定すれば、 薫自身は間違いなく"改造実験用改造素体"に戻ってしまうことは想像に難くない。 夏美もまた、何の理由もなくサイボーグにされた晶子の恨みを買うだろう。 そう、戦闘用サイボーグは、他のサイボーグ等に比べて、格が上であり、改造手術に携わる助手達に 指示、命令が出来る立場であるという。 夏美がもし晶子の立場なら……間違いなく、薫と夏美に二人とも、永遠に"純白の超ビキニ"を着るように、図るに違いない…… 因果応報、という言葉が、夏美の脳裏を過ぎった。 2年前に薫が手にした片道切符は、呪いのネックレスのように、手にした美少女たちの運命を変えていく。 晶子の体を流れる電圧が更にUPしたらしい。 青白い火花が、花火のように晶子の体を包んだ。 それでも失神せずに、慟哭のうめき声とともに苦痛に耐えている晶子。 こんなスーパー女を敵に回してはならない。 ここはなんとしてでも、アホな薫に全ての十字架を背負ってもらおう。 電流のスパークによる青白い光がゆらゆらと揺れ動き、苦痛に耐える晶子、小悪魔的笑みの薫、満足そうな白衣の男達、 そして思索にふける夏美、のそれぞれの表情を、不気味に描き分けていた。 完
- 261 名前:The oneway ticket [2006/11/28(火) 17:07:19 ID:dEs8aE7W0]
- ふえぇ〜 完読お疲れ様でした。
こっちも朝10:00amから 書き続けで眼真っ赤状態ですぅ〜 誤字脱字み満ち溢れているかもですが、ご勘弁くださいねぇ〜
- 262 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/28(火) 19:45:32 ID:6/AzP4Um0]
- >>259-261
-ーv,, _r 、 i彡彡//ノ川i;ミミミミヽ ,-‐彡彡/// i三ミミミミl i'彡三彡彡 ヾ、ミミミi、 l三ミ彡'' ヽミミミ! `!彡| ,,==,, ;;:〃=,,_: ヽミミl {彡i 冫ェゥ'' ;;: ィェァ: : : :}ミミl {ミミ、. ;::: . : : 6::} ヽミ! ,、_,、;; : : : : !;;::i i!_l. ; : : : : : : : ; r' くヽ ヽ. -─ー‐ : : : :,l ヽヽ彡=-、 ', :::::::: : : : :/l`ヽ‐、_ r´ ノー‐' /ヽ、 : : : : ノ ,l . ',;;;;`` { !/´゙\ /;;;;;;;;i、‐-ー− " / ',;;;;;;; ヽ、 -イ、 \ /;;;;;;;;;;;;| \ /,, -‐─;;;;;;;;;;; !、 ヽ ゝヽ;;;;;;;;;;;;;;|,, -‐七ヽi!;;;;;;;;Γ;;;;;;;;;;;;;;; オツカー・レイ[Ozcar Ray] (1854〜1900 アイルランド)
- 263 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/30(木) 00:27:13 ID:/KMURxwu0]
- Kiss in the darkにまた可愛い改造人間が現れたぞ。
誰か改造シーンをSSにする勇者はいないものか。
- 264 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/30(木) 01:26:55 ID:acSj37gd0]
- >>263
現行のも良いが、目元が隠れた奴が見たかった。
- 265 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/30(木) 06:58:00 ID:z8HD7pNO0]
- >>263
排他的なスレッドにSSを落としても虚しいだけだろう。
- 266 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:42:45 ID:vDFFIXVt0]
- >>262
ねぎらいの?イラストメールありがとうございまふ。 ご要望に?お答えして、いつかは「大塚 怜」という美少女を改造手術台に送ろうかと考えておりますが 今回の話のヒロイン達は 既出の3人のみでお送りいたします。
- 267 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:45:49 ID:7tjbckYT0]
- 白鳥晶子
徐々に電圧が上がっていき、苦痛も耐えがたいものになっていく。 そんな極限状態にもかかわらず、晶子が失神することがなかったのは、 こういう状況に置いても、肉体的苦痛と乖離した位置で、 晶子の頭脳は冷静に思考していたからだろう。 そうだ思い出した。小学校の頃、年下の男の子に「平成のアインシュタイン」 と称えられた天才少年がいたっけ。 確か国家保安部の仕事を任されて、そのまま行方不明になって… そして、その彼のことを やたらと調べまわっている同級生の女の子がいた。 名前が松田…なんとかだったかは記憶にないけど、そういえば確かに あんな小悪魔チックな顔立ちの、華のある美少女だった。 …なるほど。そういうことか …そしてワタシは、そういう運命にあるということか・・
- 268 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:47:02 ID:7tjbckYT0]
- 電圧のヴォルテージを最大にしても、まだ失神せずに耐えている晶子を確認した
白衣の技術者達は、満足そうに目を合わせて、徐々に電圧を落とした。 首をガックリとうなだれて肩で荒い息をしている晶子の汗ばんだ肉体を 薄暗い蛍光灯が 静かに照らしていた。 「信じられない…」「ありえないほどの…」「さっそく…」 しばしの沈黙を破って、白衣の技術者達が、いっせいに口を開いた時、 うなだれていたはずの白鳥晶子が、おもむろに口を挟んだ。 「ワタシを・・・・」 室内の視線が、いっせいに晶子に集中した。 「ワタシを改造してください。世界一強いサイボーグに改造してください」
- 269 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:48:18 ID:7tjbckYT0]
- 吉岡夏美
室内にいた誰もが、絶句して、それぞれの耳を疑ったのがクウキから読み取れた。 はぇ?おぁ? こ、この子、なに言っちゃってルんだろう? そもそも、この耐久実験が、改造素体の耐久レヴェルのテストだってこと、どうして 知ったかな? それに、改造人間にしてくれ? わーけ わかんない! 隣の薫も、口をポカンと開けて、晶子の方を見ている。 白衣の技術者さん達も… あーあ、オッサン、メガネずり落ちているよ。
- 270 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:49:17 ID:7tjbckYT0]
- 白衣の技術者達が 白鳥晶子のデータを整理する間、彼女を「管理」するようにと、薫と夏美が指名された。
命令は絶対服従なので、夏美は気まずそうな表情をしながらも 、晶子の両手両足 を拘束している「枷」をはずし、同姓から見ても実にセクシーな裸体の隅々まで 挿入され 差し込まれている 全てのアイテムを取り除いた。 そして 薫と2人でグッタリしている彼女の両肩を抱き上げて、実験室を後にし、 改造人間控え室へと 向かっていった。 「アッ子、ねぇアッ子、話せる?」 夏美に問われた晶子は、目を閉じて無言のままゆっくりうなずいた。 「アッ子、ゴメンね、本当に。でもこっちの事情はあとからゆっくり話すから… それよりどうしたの? 改造人間になりたいなんて…。」
- 271 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:49:59 ID:7tjbckYT0]
- 白鳥晶子
「身の上話なんてしたことなかったけど…」 体調が回復してきたのか?晶子は無表情のままポツリポツリと語り始めた。 小学生時代、同じ校区でもかなり裕福な家庭に育ったと思われている晶子 だったが、実は両親の経営していた会社は 倒産寸前であり、暴力団系が バックについているサラリーローンからの多額な借金が返せなくなると、 両親はその暴力団系エージェントの 勧めに従い、娘である晶子に、 いわゆる『仕事』をさせていたと言う。 「お友達もねぇ、みんなやっているのよ。ただ秘密にしているだけ。 だから晶子も、誰にも言っちゃあダメよ。」 親からそう聞いてはいたが、小学校高学年ともなると、両親のウソも なんとなく解るようになり、そこはかとなく友人達に探りを入れてみたところ、 ”悪いウワサ” はアッと言う間に広がってしまって、いたたまれなくなった晶子は やむなく隣町の私立中学に進学することになったという。 グラビアアイドルの仕事も、自分としてはやりたくてやっているわけではない。 脅されてやむなくやっているだけで、儲けは全てエージェントに吸い取られて 見入りは皆無に近い……
- 272 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:54:01 ID:7tjbckYT0]
- 吉岡夏美
白鳥晶子の身の上話に聞き入っていた薫は、おもむろに 「晶子さん、かわいそう…!」 と言って、眼に大粒の涙を浮かべた。 "たしかにかわいそうだけど、アタシから言わせりゃ、2年間も体中を切り刻まれ いじくられ、ほじくられ、改造され続けたアンタの方がよっぽど憐れだけどねぇ " お人好しの薫と違って、夏美の脳裏に浮かんだのは、 晶子が夏美や薫に復讐などの危害を加えるつもりが希薄、いや皆無に近いだろうという安堵感だった。 "んじゃ、アタシ達のこと、恨んでないの?" という言葉が、喉元まで出掛かったが、あまりに自分本位かと、寸での処で押さえのだが… 「えぇ〜、じゃぁ晶子さんは、スーパーサイボーグに改造されたら、ヤクザ達を素手で ぶっ殺せるね。 あたし達に感謝ってトコかなぁ?」(薫 言) "あちゃー、このドアホ。よくまぁそんなデリカシーのないことを平気で……" 晶子はニコッと笑った。(^_^) 今回、初めてみる、彼女の意思のこもった笑いだった。 「絶対殺してなんかやらない・・・・・・・・・・・・・・ 殺したらそれで終わっちゃうもの。今までだって、何回となく殺す機会はあったのよ。 でも、殺してなんかやらない。 一人一人、じわじわと、股間を潰して 一生宦官にしてやる!」 この時の晶子の笑んだ横顔、最高に美しい!と夏美は思った。 この輝きは、17歳と言う高校生にはあるまじき美しさだ。 夏美や薫には、到底及ぶことのできない、意思の閃光 のような輝きだ
- 273 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:55:04 ID:7tjbckYT0]
- 「ねぇ、この研究所の中に、シャワー室ってある?」
いきなり晶子に問われた夏美は、薫の方を見た。 「え、シャワー室なら、男性用のならあるけど・・・ だってアタシ達サイボーグは、垢とか出ないから。 まぁ今、誰も使ってないと思うから、入れるンじゃない? でも、もうすぐ改造手術、始まると思うよ。 どうせ改造されちゃうカラダなのに、それでもキレイにするの?」 晶子はゆっくり立ち上がると言った 「じゃ、そこへ案内して。 切り刻まれるにしても、人前にハダカをさらす以上、 最高にキレイな自分でありたいの。 手術の時だって、絶対みっともない声なんか出さないで耐えてみせる」
- 274 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 08:59:51 ID:7tjbckYT0]
- 吉岡夏美
バスローブを一枚だけはおってシャワーから出てきた晶子の頬には、ほんのりと赤みがさし、 ウエーブ掛かった髪の毛からは 水雫が落ちていた。 「ねぇ晶子。ちょっと考えたんだけど、復讐のことよ。 改造された私たちは、組織の命令は絶対なの。 だから、貴女の意思で、勝手に股間を…いや 復讐するなんてこと、 許されないんじゃないかな?」 心配そうにつぶやく夏美。 返事の変わりに、ドライヤーの音が聞こえてくる。 やがて、髪型がバッチリ仕上がって、アイドル写真集から飛び出してきたように 魅力的な晶子は、自分の方を心配そうに、食い入るように見つめる二人にこう言った。 「アタシは、世界最強のサイボーグに改造されるんだよ。 アタシのやりたいことを、組織が阻んだりしたら、組織を潰すまででしょ。 そうなった時、アタシに付くか、組織に付くか、今のうちから考えておいたほうが いいかもね。」 とてもではないが、恐ろしいことを言う。 2年間もこの組織の中にいる薫でさえ、この組織の目的、規模、そのようなものすら 何一つ解っていないのだ。 だが… しかし、この晶子なら、あるいは可能かもしれない。 この組織にしがみついていても、自分の境遇は一生絶対に変わらないのだ。 もし、もしそう言う機会があったなら、捨て身の覚悟で晶子に賭けてみる価値は 充分にあるのかもしれない……
- 275 名前:The oneway ticket [2006/11/30(木) 09:03:02 ID:7tjbckYT0]
- 「それじゃ…」
の一言を残して、晶子はシャワールームを後にした。 我に返って、あわてて後を追う薫と夏美。 自分達の前を、バスローブのまま 一度も振り返ることなく歩く晶子の後姿は 今から 死よりも苦痛な改造手術を受ける少女のものとは到底思えなかった。 やがて戦闘用の改造手術室に到着した晶子は、一抹の躊躇もなく、手術室の扉を開けた。 扉の向こうから、薄暗い廊下に差し込んだ一筋の光が、薫と夏美の目には、一筋の希望の光、蜘蛛の糸のように思えた。 完
- 276 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/11/30(木) 21:06:49 ID:vkVzrQRY0]
- >>266-275
, rハトy'Vヘ,i_ / II| \ \T'"ヽ /二一ヽ ヽ i Kヽ ,/ 二二一− i li i, l 一 一=,r'ー=-、,,_l i ::ヽ | 一一'{ `=-ー'"⌒'ト l }:::::::::::::::i; |/ ,r;'|::::::::_,;;;' l i l` ヽ, / ,、-=niy、,_ _,, ト, | レ^{ i| '"ニr,テ-^ミ= r彡_ニ=y,} ヽ, ヽi;i  ̄'” | ^i=ィ^ r' ` ,_i i;l ,_ { 'i | T;; / (_ ハ ,i| /^| i l;;, ノ ` - '" ; / / ヽ\ ヽ ''Tiニiーi-i-ァ' // ノi \ ヽ,\ ヽ`二"ノ ,.'/ / l ヽ ヽ, ヽ  ̄ / l \ ヽ`i、;;;;;;;;,,,,,,,;;rヘ l \ ヽ ̄ ̄T'| \ マッティー・真下 [Matthias Mashita] (1965〜 独系日本人)
- 277 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/01(金) 08:04:48 ID:doieC5+F0]
- PRIME氏に続きThe oneway ticket氏も復活投下されたね。
漏れの好きなショッカーの代理人氏の復活を求む!
- 278 名前:名無しより愛をこめて [2006/12/05(火) 13:22:18 ID:csjbbGK1O]
- ほしゅ
- 279 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:18:42 ID:m+o1dALp0]
- 松田薫の章 (T)
晶子さんが手術室の扉の向こうに消えてしまってから3時間余り経つ。 あの身の毛もよだつ残酷でおぞましい改造手術は、間違いなく既に始まって いるのだろう。 晶子さんの肉体が、類稀なる改造素体であることが判明したため、 ここの研究所の技術者達は、ごぞって「世紀の大改造手術」の見学と称し、 晶子さんの手術室へと集合してしまったようだ。 私も夏美も、降って湧いたような半日休暇…ということで、 普段なら大喜びで盛り上がり、コスチューム室に忍び込んでコスプレ衣服を 無断で着衣し、研究所内に設置されている中古機ばかりのゲーセンのプリクラ やったりして、楽しく遊んでいる…ところだったのだが、今回はしばらく、二人とも 無言のまま、ひざを抱えて座り込んだままだった。
- 280 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:21:23 ID:m+o1dALp0]
- 松田薫の章 (U)
夏美はおそらく、晶子さんから最後に言われた一言が気になっているのだろう。 それは「ことを構えた時、どちらの側に付くか?」ということ。 もちろん私にとっても、その決断の意味は大きすぎるほど大きい。 でも私のムネに一番引っかかっていることは、そのことではなかった。 なぜ、どのようにして、晶子さんは、高圧電流による耐久実験の時に、既に この研究所が、肉体をサイボーグ化を研究している組織であることを知っていたのだろう? そう、そしてその謎に関して、自分はその意識とは別に、既に答えに気がついているのだ。 ただあまりの恐ろしさと、待ち受ける途方もない困難さに怯えて、認める勇気がないだけなのだ。 しかし・・・・・・ 薄暗い室内で、おでこを膝に当てて、眠っているように考え込んでいる夏美。 今こそ「借り」を返すべき時なのかも知れない。 「ねぇ、夏美。」 意を決して沈黙を破り、夏美に自分の決意を告げた。 「アタシね、晶子さんの改造が終わり次第、戦闘用改造人間に志願しようと思うの。」
- 281 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:23:37 ID:m+o1dALp0]
- 吉岡夏美の章 (T)
「アタシね、明子さんの手術が終わり次第、戦闘用改造人間に志願しようと思うの。」 右隣で薫が、沈黙破りのその一言を言った時、ウトウトしかけていた私は、 ビックリして,おでこを膝から滑らせてしまった。 ”ハアッ? アンタ、なんて言った?戦闘用改造人間に志願? 薫といい、晶子といい、どうなっちゃっているの???” 「えぇっ? い、いきなりどうしちゃったの? だって、薫の話によると、股間のアソコから大きなドリルで串刺しにされたり、 ノコギリとかで、胴体をズタズタに切り刻まれるんでしょ。 薫、もしかして2年間カラダをいじくられ続けて、遂に"ドマゾ"になっちゃったンじゃない?」 私の軽口に、いつもなら大笑いで応えるはずの薫が、今回に限っては無表情のままだ。
- 282 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:28:08 ID:Kh2bQurF0]
- 吉岡夏美の章 (U)
薫の真意はわからないけれど、私が心底ショックだったのは、もし晶子に続いて薫まで 戦闘用サイボーグになってしまったら、残された私はどうしたらいいのだ? まさか、薫の後に、私にもこの手術を受けて戦闘用サイボーグになれというのか? そういう私のココロを読まれたかのようなタイミングで、薫は口を開いた。 「一つ、約束する。 アタシがその改造手術に耐えて、最強のサイボーグになれたら アタシ、絶対に夏美のことを守る。 どんなことがあっても、アタシがズタズタにされて 脳が完全停止するまで、絶対に夏美を守る。 それだけは信じてね。」 おそらく薫は、晶子に謀反?を起こさせ、自分は晶子側について 組織潰しに一役買うつもりなのだろう。 私をこの世界に引きづり込んだことを、 自らおぞましい手術を受けることで償うつもりに違いない。 しかし、このときも私の脳裏に浮かんだのは、やはり自分本位の不安だった。 改造手術も、耐久実験も、確かに言語に絶する苦痛だけれど、これから永遠に 薫と離れて、別世界で、友人も無く生きていく…とすれば、その寂しさもまた 改造による肉体的苦痛に匹敵するようなものなのではないか?
- 283 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:30:29 ID:m+o1dALp0]
- 吉岡夏美の章 (V)
「薫のやろうとしていることは、ちょとだけ解ったよ。 でも、それに同意するかどうかは別として、もうひとつだけ約束して。 私を一人にしないで。 私よりも、先に死なないで。」 しばらくして、薫の表情が緩んだ。 いつもの薫の小悪魔的な笑顔に比して、何故か寂しそうな笑みだった。 「その約束は出来ないよ。 だって、最初の約束と矛盾しちゃうじゃん。」 アホだと思っていた薫に一本取られ、私は返す言葉が無かった。 その後、私たちがどのような話をしたのかはほとんど覚えていない。 しかしこの会話が、薫と真剣に膝を付け合せた 最後の時間となった。
- 284 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:34:09 ID:m+o1dALp0]
- 扉が開くと、ビキニ姿 の美少女が入室してきた。
改造実験用のハイパーサイボーグから、最強の戦闘用サイボーグへと再改造されることを 志願した松田薫である。 室内にいた2人の少女、2人とも二十歳くらいだろうか?、が薫の姿を見止め近づいてきた。 二人は薫と同じような細めの体型ではあるが、着衣しているエンジ色のビキニは、 彼女らが、これから薫の身に施されようとしている、恐怖の改造手術に耐えた 戦闘用の改造少女等であることを如実に示している。 「松田 薫さんね。 私は大塚 怜。 こちらの彼女は、尾又 聖衣(セイ)。 これからの貴女の改造手術に、いろいろお手伝いさせていただくわ。 さっそくだけど、ハダカになってくださる? 手術の前に、実験用サイボーグ体内メカニック臓器の排除作業始めます。」
- 285 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:37:20 ID:Kh2bQurF0]
- こわばった表情のまま、ゆっくりと下着を外してハダカになった薫の裸体の、
左からは"怜"が、左肩と左ひざ、 右からは"聖衣"が、右肩と右ひざ、を抱え込んだ。 両股を広げて宙に浮いた格好になった薫は、恥ずかしさのあまり思わず固くなった。 ハイパーサイボーグの薫であるから、もし抱きかかえていたのが生身の技術者達などで あれば、瞬間にして彼らの首はヘシ折れ、膝を抱えている手首は千切れただろう。 しかし、最強に強化改造されている怜と聖衣は、手術台の手枷足枷以上に ビクともしなかった。 "ナルホド 最強サイボーグさんの助手達が必要なワケだわぁ・・・" と薫が考えた直後、金属の機械音とともに、高速で回転する大型のドリルが薫の股間を貫いた。 恐怖と激痛で絶叫する薫。 しかし、その絶叫も、薫の体内メカを破壊するドリルの大音響に消されてしまった。 そして 2年間も改造され続けた薫の改造ボディーの取り壊しにかかる時間は、 通常の再改造素体に比べて数倍かかる為、薫の味わう苦痛もそれだけ持続することになった。
- 286 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:40:15 ID:Kh2bQurF0]
- やがて薫の鳴き声混じりの絶叫が聞き取れるようになってきた。
薫のサイボーグ体の、中心部だけは、どうやら破壊できたらしいことを判断した 怜と聖衣は、今度は薫の体を、ドリルに擦るように、上下に大きく振り出した。 再び絶叫する薫。 その声すらかき消すような金属破壊音。 薫の表情は、苦痛を通り過ぎて、白目をむき、もはや廃人の様相である。 そして再び金属音が静まってきた。 薫の体内のメカは、これでほとんど粉々になったはずである。 怜と聖衣は、薫の体を揺さぶるのを止め、そのまま薫の体を ドリルに思い切り深く突き刺し、薫の背後に備え付けてあるスィッチをONにした。 大型ドリルが、薫の体内で超高圧電流を発し、薫の体は仰け反るとともに オレンジとブルーにスパークした。 そして口やヘソなど、体中の穴という穴から白い煙が出るようになったのを確認した怜と聖衣は、 満足そうにようやくスィッチをOFFにし、薫の体をドリルからゆっくり引き抜いた。 ドリルという「蓋」を外された薫の「人工膣」からは、砂漠の砂のように細かくなった金属の粉が しばらくの間、サラサラとこぼれ落ちていた。
- 287 名前:The oneway ticket [2006/12/07(木) 16:46:49 ID:Kh2bQurF0]
- グッタリしている薫に、怜が声をかけた。
「大丈夫ぅ? 大分苦しかったみたいね。 でも、ようやくこの段階で、貴女は改造素体のスタートラインに立ったに過ぎないのよ。 そして、これからが改造手術の本番よ。 これから貴女は、電動ノコギリで両脚両腕を付け根から切断され、五体それぞれバラバラに 改造されるの。 コケシみたいになった貴女の本体は、手術台の上で更に切り刻まれながら 機械化されていくのよ…」 これだけの恐怖と激痛を味わいながら、薫の意識は完全にハッキリしていた。 予定では、初期の段階で失神し、意識のないまま手術を終えるという算段だったのだが、 今後の更なる残酷な手術にも、覚醒した状態のまま耐えねばならないのだろうか? これから自分に施されようとしている改造は、これまで2年間耐え続けてきた改造とは 比べ物にならないほどの苦痛を伴うのだろう。 改造手術と言うのは、サイボーグとしての完成体に近づけば近づくほど、 人間の生理からは 遠くなって行く、逆走のあり得ない片道切符のようなものなのだ。 金属製の手術台に仰向けに寝かされた足元から、 電動ノコギリの恐ろしい金属音が,近づいてきたのに気がついた薫だったが、 もはや体を硬くするだけの体力も気力も残されてはいなかった。 第3章 完
- 288 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/07(木) 22:29:10 ID:CncQ+hAz0]
- >>279-287
__r::':::::::::::::::::::::-.、_, ,、,.r':;:r'彡彡;::::::::::::::::::ゝ',、 r:;r' 彡'rヽ::::::::::::::::ヾ、 / ,i、:::::::::::::::::ヽ / i::::::::::::::::::::ヾ ill;,_ /:::::::::::::::::::::;:! r',L、ヽ ;. .i!:::::::::::::::::::/ r' / `´:' :'`;"''llii;;,、:. l:::::::::::::::::::;! / .i' ,:' ヽ.ヾ'- =:"= l:::::::::::::::/ _ / ..;ィ i' ヽ ` jili:::::;r':' l r' ‐、  ̄ ヽ :` ´` ´ヽ jilヾjlr:,. / ヽ、 `ヾ:、 ヾ 、._,. ,:'-,r'´ .、__、 ヽ ヽlヽ、'ヽ ´ ,:':::/! '::ヽ. ,!ヽ l! `´ ,...:::;::':/ !`--、― ':: `´ ,rヽl_!` T  ̄ ‐ ´r'_ .l ヽ イ;r' ´ l.ム:::. 、 i' ;:!i 〉 . Y jl ヽr ' ´ ̄_,.r '´ i. く マッサーニ・ゲドー 【Metharny Geld】 (1921〜1982 ドイツ)
- 289 名前:名無しより愛をこめて [2006/12/11(月) 16:36:23 ID:dDkTTiTsO]
- 初めて読んだが萌えるな
- 290 名前:名無しより愛をこめて [2006/12/12(火) 15:05:10 ID:ODQpvAxI0]
- ドーハ陸上競技大会女子の、胴体丸出しコスチュームには萌え萌え。
オレがショッカーの首領だったら、間違いなく拉致を命じて、じっくりと念入りに 改造手術を執り行うところだが・・・・・
- 291 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/12(火) 23:52:33 ID:q9DwZA5AO]
- >>290
分かる! あの絶妙な筋肉には魅かれるものがあるね アマゾネスというか種として優れているから良いよ〜
- 292 名前:名無しより愛をこめて [2006/12/15(金) 21:13:37 ID:DGvbepKy0]
- 特撮ヒロインが敵に捕まって手術台に寝かされて改造されそうになる妄想小説をどなたか
書いていただけませんか。アニー、渚さやか、立花レイ、松原真理などでお願い します。
- 293 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/15(金) 22:42:59 ID:RcLHO8Ej0]
- >>292
キョーダインの白川少尉。
- 294 名前:The oneway ticket [2006/12/17(日) 16:58:34 ID:MS3oAcU30]
- >>290
貴殿や私には「コスチューム」以外の何物でもないが、 俗世間では「ユニフォーム」という認識かもしれませぬ。
- 295 名前:The oneway ticket [2006/12/17(日) 17:00:43 ID:MS3oAcU30]
- intermezzo << 吉岡夏美 の 記 >>
薫へ 晶子に引き続き、薫の後姿を手術室に見送ってから、もう3ヶ月くらい経とうとしています。 あれ?4ヶ月?5ヶ月だったかな? 薫がいつか言ってたよね。 「何回も改造され続けていると、段々季節感みたいな感覚ってなくなってくる」って。 そういうの、日が経つにつれ、よく判るようになって来た。 あのね、このところようやく気付いたんだけど、薫がアタシを改造素体として研究所に 連れて来たのは、自分の苦痛をアタシに擦り付けようとしたからじゃなくって、 ホントは寂しかったからなんじゃない? お人よしの貴女が、自分の苦痛を人に押し付けるなんて似合わないもの。 アタシなら数ヶ月でもう駄目になりそうな寂しさと苦痛も、薫は2年も耐えたんだよね。
- 296 名前:The oneway ticket [2006/12/17(日) 17:02:12 ID:69LKqJfV0]
- 薫、いまどこにいるの? 寂しいよ。
先週、心配になって、地下のモルグ (改造人間失敗作の処分場) の名簿を 覗いてみたけど、薫の名前も晶子の名前も書かれていなくてホッとしました。 薫、アタシはどうしたらいいの?教えてよ。 もし貴女がアタシに「戦闘用サイボーグの改造手術を受けて」と言うのなら、 今のアタシなら、喜んで志願すると思う。 正気で苦痛に耐えられるか わからないけど、貴女が言うなら信じて従います。
- 297 名前:The oneway ticket [2006/12/17(日) 17:03:03 ID:69LKqJfV0]
- ワタシの方は、相変わらず 手術台と耐久実験台を行き来する、絶望的な毎日です。
でもこの研究所、薫がいた頃と、何かが変わってきている気がします。 改造手術の内容にしても、メスやハサミを使う手術は少なくなり、 代わりに大きな"サイボーグスネーク"を、口やお尻や、そしてアソコに侵入させられて 体内からマニピュレーターで施術されるということが多くなりました。 切り刻まれるのに比べたら、少しは痛みは少ないけれど、反対に一回の手術時間が 以前に比べて長くなったような気がするから、苦痛は同じかな?
- 298 名前:The oneway ticket [2006/12/17(日) 17:06:32 ID:69LKqJfV0]
- それにしてもこの頃、技術者達の行動が、妙にヘンタイっぽくなってきているの.。
これは気のせいではないよ。 この前、改造手術の苦痛で失神して、しばらくし覚醒した時、手術室に技術者の若い方が たまたま一人しかいなかったときがあったんだよね。 "手術終わったンなら手枷足枷、早く外してくれないかなぁ〜"って目をつぶって待っていた時、 その技術者の♂、いきなり硬ったくなったオ○ンチンを ワタシの口に入れて来たんだよ! 私達♀サイボーグへの性的行為は、情が移りやすくなるからという理由で、 "鉄の規律"で厳重に禁じられているはずだし… 最初はワタシもビックリして、実験の一種か何かだと思っていたんだけど… そう言えば、このところ彼だけでなく、執刀医達のアタシを見る視線が妙に熱くてイヤラシイの。 それに思い至って、こんなカタチで『口処女』を奪われたのか!と気付き、ホントに悔しかった。 穢されたのはサイボーグ体でも、心は充分に傷ついた。 そうそう、それに、手術室のインテリアが、だんだんHっぽくなってきてなんだかラブホみたい。 無影灯の色が、やたらとヴィヴィッドな赤や緑や青だったり、 手術台に無数の「眼」が描かれてあったこともあったし… 手枷足枷なんかは 水掻きのある掌の形になっていて、なんだか悪魔に手足を押さえつけられたまま、改造されている気分になります。 この前なんか、私が手術の苦痛で呻いている声に、BGMに無調音楽重ねて、恍惚とした表情しているんだよ。 そんなこと、何かの研究とか実験には到底思えない。
- 299 名前:The oneway ticket [2006/12/17(日) 17:10:03 ID:69LKqJfV0]
- 前回の改造手術で、私の脳にマイクロチップの記録可能なメモリーが埋め込まれました。
だからこれから、改造されたり実験されたりしている時、苦痛でたまらない時、 私は心の中で、貴女に手紙を書きます。 さっき研究所が変わってきていると書いたけど、もしかするとコレって、 薫達が、裏から何らかのアクションを起こしているからなンじゃないかな? だって、規律が乱れて来ているって、上層部に明らかに何かの変化が起きているってことでしょ! そんな風に考えたら、私も貴女を信じていたことを、何かに記録しておきたくってね。 とりあえずアタシの近況はこんなとこです。 薫や晶子と再会出来た時、足手まといにならない 少しでも強力なサイボーグに改造されているように、 毎回の手術の苦痛に耐えます。 そうそう、それから今度一緒に3人で、ケータイみたいな通信機をお互いの体内に埋め込んでもらおうよ。 マイクロチップでは、意思の伝達がいつもonewayだもんね。 そんな日が来ることを信じています。 夏美より。 << intermezzo >> 完
- 300 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/17(日) 18:16:28 ID:4cq2C/m30]
- >>295-299
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- 301 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/12/17(日) 23:18:33 ID:K9f4Zvuh0]
- フィギュアスケートの浅田真央を改造して欲しいな。真央ちゃんの身体能力に目をつけた悪の組織が真央ちゃんを拉致。
フィギュアスケートのコスチュームを着たまま真央ちゃんは手術台に張り付けられる。そして科学者に改造されることを告げられる。 真央ちゃんは「嫌、やめて。許して」と泣き叫ぶが手術開始。真央ちゃんは苦痛とも快感ともつかぬ悶えを見せる。 ってな風なSS誰かしてくれないかな?もしそんなSSできたら俺のチンポはビンビンになっちゃう。
- 302 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/17(日) 23:27:14 ID:S0Aq9+zU0]
- >>301
何に改造?
- 303 名前:名無しより愛をこめて mailto:age [2006/12/18(月) 01:00:05 ID:QHZzNBU30]
- >>302
蝶かミツバチかな?でもありきたりすぎるね。
- 304 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2006/12/18(月) 02:14:04 ID:GR4Ko1gv0]
- 昔あるところに仲のよい理想の家族がありました。
背が高くて頼りがいのあるお父さん 美しくて料理上手のお母さん 愛嬌があって誰からも愛される可愛らしい女の子の三人家族でした。 女の子は赤い靴がお気に入りでいつも赤い靴を履いていました。 ある日、女の子は家族の前から突然いなくなってしまいました。 赤い靴を片方だけ残して・・・ 女の子のお父さんとお母さんは必死で女の子を探しました。 警察も捜索しましたが結局みつかりませんでした。 お母さんはこのことが原因で心の病気になってしまいました。 お父さんはお母さんの面倒をみるため 勤めていたところをやめて家でできる仕事を始めました。
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