- 719 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2020/06/28(日) 23:58:34.81 ID:Sw50QeEa0.net]
- >>717
(ビストロ・サルの厨房。 サクサクと 手際良く、包丁で 葱を切るひより。 それを 横で 天道が眺めながら 話しかける) 天道 「それだけの腕があるなら、 まかないだけじゃなくて、客にも出してみたら どうだ?」 ひより 「弓子さんにも そう言われてる。 (素麺を 一口サイズに クルクルと 指で器用に巻いて、笊に置く) おまえ、どう思う?」 天道 「是非、やるべきだな」 ひより 「(盛り付け作業中) そうか。 ずっと断わってたけど、やってみようかな」 (創作料理が完成し、笊ごと 天道に差し出す) ひより 「ほら」 (受け取る天道) 天道 「仕方ない。 ひよりシェフのデビューメニューを考えてやるか (微笑)」 (笊を持って ホールに戻ろうと、ビーズ暖簾を捲る) 天道 「仕事が終わったら うちに来い。 (厨房を出る)」 ひより 「ウン。 (笑顔で頷く)」 (素麺のつけ汁が入ったガラス容器を手に取り、天道の後をついていく) (カブト 第31話より)
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