- 462 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2020/05/11(月) 23:58:08.02 ID:kDLWInVR0.net]
- >>457
(判定人の加賀美陸のテーブル上に、完成した二人の鱧料理の数々が並べられている) (調理方法は違えど、どれも 鱧を用いた創作料理である) (まず右側の生簀の料理に手を伸ばし、汁物のお椀の蓋を開ける。 生簀は 目を閉じて 静かに判定の時を待つ) (次に 左側のじいやの料理に手を伸ばし、同じように お椀の蓋を開ける) 爺や 「どうぞ、 召し上がって下さい」 (その言葉に促されて、 陸は じいやの側の皿に 箸を伸ばすが、どれも甲乙つけがたく 箸先が迷う) (まず、高台に盛り付けられた鱧の湯引きを タレに漬け、口に運ぶ) 陸 「(咀嚼)…!?」 (目を見開く陸) 陸 「……素晴らしい! この壮大なる鱧ハーモニー。 まさに、(じいやに顔を向ける) 味のオーケストラ! (咀嚼)」 (微笑んで 目を閉じ、静かに会釈するじいや)
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