- 428 名前:名無しより愛をこめて mailto:sage [2020/05/04(月) 23:56:36 ID:vISa2WR60.net]
- >>422
(それを合図に、 向かい合って立っていた生簀とじいやが それぞれ 専用の調理台へ向かう) (生簀は 黒包丁を正眼に構えた後、真っすぐ 頭上に掲げ、円月殺法の如く、両腕を大きく回転させ始める) 生簀 「ハァ〜〜〜ッ (調息)、ウンッ! (逆手に持った包丁の柄尻に、気合いを込めて 左手の掌を当てる)」 (対するじいやは ハモの尾を左手で掴んで 掲げ持ち、ゆっくりと鱧切り包丁を構える。 自然体の構え) (匠の技を持つそんな両者の様子を 正面奥の判定者席に座る陸が 固唾を呑んで見守っている) (じいやが まな板の上のハモの頭を ざっくりと包丁で切り落とし、調理が開始される…) (カブト 第29話より)
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