- 259 名前：名無しより愛をこめて mailto:sage [2020/03/31(火) 00:00:02.93 ID:cZqb3YH10.net]
- >>244
（天道達とは また別の高架下にある公園。 コンクリートの柱の角に腰掛けて休んでいるじいや）
（そこに 加賀美が ハンカチを水に浸して持ってくる）
加賀美 「大丈夫ですか？ （ハンカチを差し出す）」
爺や 「ああ、どうもどうも。 （お礼を言って受け取り、額に当てて冷やす）
ああ……しばらく臥せっていて、急に動いたもんですから、 ちょっと 眩暈が……」
（心配そうに じいやの隣に腰を下ろす加賀美）
爺や 「それより、坊ちゃまのことです （溜息） おいたわしや。
私には解ります。 ぼっちゃまが あの女性に、殺されたお姉さまの面影を見ておられる （悲）」
加賀美 「殺されたって、 もしかして、ワームに？ （驚）」
（悲し気に頷くじいや。 ゴロゴロと不吉に鳴る雷鳴）
爺やの回想 （悲鳴を上げる剣の姉。 サソリに似たワームの鋭い爪で 胸を刺される）
加賀美 （そんなことが……。 同じだ、俺と……）
（その時、 加賀美の携帯の着メロが 急に鳴り始める）
（立ち上がり、上着のポケットから携帯を取り出しながら数歩前に歩き、電話に出る）
加賀美 「はい。 …天道？」
（カブト 第28話より）
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