- 116 名前：名無しより愛をこめて mailto:sage [2020/03/03(火) 23:58:14.78 ID:n4nnZIFW0.net]
- >>115
（じいやが寝ている部屋で、剣に 分厚い請求書の束を手渡すゴン）
神代 「何だ…、これは？」
ゴン 「請求書よ。 （部屋を見回す） この家、凄い立派だけど、経済的に破綻してるんじゃない？」
神代 「（請求書の束をめくって見る） 馬鹿な、うちはイギリスの名門 ディスカビル家の末裔。
金なら 近所に お裾分けする程ある」
（すると、 ゴンに強弁する剣の足元から、悪夢に うなされる じいやの寝言が聴こえてくる）
爺や 「……すいません、一月後に 必ず お返しします。 もう ちょっと待って下さい…」
神代 「まさか…、（請求書を見つめる） そんな…」
（現実を知った剣の手から、力無く 請求書の束が畳の上に落ちて、その内の何枚かが、じいやの寝顔にかかる）
爺や 「うう…うう…。 助けてくれ！ うう…」
（うなされているじいやの顏や身体の上から ゴンが請求書を取ってやる）
ゴン 「ねえ、 アルバイト代、大丈夫かな…（不安）」
神代 「………（その場に がっくりと膝を突く）」
（カブト 第27話より）
|
 |
