- 64 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 mailto:sage [2019/02/13(水) 19:30:19.35 ID:Q0V2s/Xi.net]
- >>62
丸谷才一や国語学者の大野晋がそういう話をしていた 自分も同感で、子供の乏しい読書経験&人生経験で本の感想を書かせるのは無理がある コンクールに入賞する作品など、逆に子供らしくなく気味の悪い感じがする 必要最小限必要なのは、自分の見聞きしたものをかいつまんで話したり書いたりできる能力 そこがキチンとできれば、自分の経験した事実を誰かに伝えることができる だから上の両者が主張するよう、小学生に書かせるべき作文は読んだ本の粗筋なんだよね 教師の側からしても、粗筋であれば、生徒たちが本の内容をどの程度把握できているのか、 読書感想文よりももっと具体的に知ることができる ところが、自分が小学生だったころは、読書感想文には本の粗筋を書いてはいけないと教え られたため、結局、大人が望んでいるようなことに迎合して書くばかりで苦痛だった 逆に中学になると、今度は反抗心が芽ばえ、この作品は退屈だとか、当たり前のことを説教 くさく述べているだけだとか書いていたため、やっぱり作文の成績はあまり良くなかったように 記憶している
|
|